ハナヤサイサンゴの飼育は難しい❓美しい色味を維持するにはコツがいるサンゴです❗

サンゴ

皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎏

ホワホワと美しい輪郭、色揚げが上手くいくと非常に美しい独特の色味が出るサンゴ【ハナヤサイサンゴ】についてのご紹介です。

ショップの水槽にはズラリと並んだ美しい色味のハナヤサイサンゴが、なぜか自宅の水槽に入れてしばらくすると、茶色の美しさから程遠いハナヤサイサンゴにしてしまった経験はありませんか?🤔

ハナヤサイサンゴは状態良ければ、グリーン、イエロー、ピンク、パープルなど色彩豊かなサンゴなんですが、ある条件が一つでも欠けてしまうと、一気に色味が抜けていく大変難しいサンゴなんです😱

ハナヤサイサンゴを自宅水槽で、色味を抜けさせることなく維持していく為に必要な事を解説していきたいと思います。

ハナヤサイサンゴの飼育の仕方

よくショップやネットで販売されている物は一般的に知られているハナヤサイサンゴですが、枝が太くて頑丈そうに見えるのはヘラジカハナヤサイサンゴと呼ばれるものです。

「じゃぁ頑丈そうだからヘラジカハナヤサイサンゴの方が丈夫なの?」

いえいえ逆です😅やや細い枝ぶりのハナヤサイサンゴの方が若干ではありますが、飼育はし易いんですよ🤗ヘラジカハナヤサイサンゴは少々繊細な為、ちょっとした変化でも状態を悪くしてしまいますからね🤨

そうは言ってもショウガサンゴより繊細なハナヤサイサンゴな訳ですから、長期飼育していくには、しっかりポイントを押さえておかなければ、ハナヤサイサンゴはすぐにダメにしてしまいます。

①ポイント1【光】

ハナヤサイサンゴを長期飼育していく為には電気代は覚悟しておく必要があります😅あの綺麗な色彩を維持するにはかなり強い光がハナヤサイサンゴには必要なんです🎇蛍光灯や普通のLED照明では無理です❗💥150wメタハラ直下、もしくは高性能なるフルスペクトル照明直下出なければ、あの色を維持できません。グリーン、パープル、イエロー、ピンク系の中で、最も色を維持するのが難しいのがピンクです。根元から先端まで、影がないように照明多灯してあげる必要があります。

メタハラって一体何?

サンゴ飼育でよく聞くフルスペクトル照明って一体何?

②ポイント2【カルシウム値の維持】

あなたの水槽設備にカルシウムリアクターは完備されていますか?もうすでに完備されているのであれば、ポイント2はクリアーです🤗ハナヤサイサンゴを長期飼育していく為には微量元素もさることながら、主要元素が豊富にあることが必須です❗

カルシウム値は430ppm~450ppmは維持してあげる必要がありますね。

「じゃぁカルシウムリアクターを設置していない水槽では無理という事?🤗」

いえいえそうではありません😅がしかし、人工海水、添加剤にはこだわらないといけないです。カルシウム値の高く入っているコーラルプロソルト、また、添加剤ではリーフファンデーションABC+等を使用していく事をお勧めします。

ドリ丸水槽でも、リーフファンデーションABC+のおかげで容易にカルシウム値の維持が出来るようになりましたから。後、底砂をマメカルシウムサンドを使用することで、常にカルシウムが溶け出してくれるのでSPSサンゴを多く入れていくのであれば、お勧めの底砂ですね✨

サンゴ飼育はコーラルプロソルトで決まり!

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ばくとサンドから底砂をマメカルシウムサンドに変更!

③ポイント3【徹底した水質管理】

あなたの現在の水槽の硝酸塩値はどれくらいありますか?ハナヤサイサンゴの飼育はミドリイシと同等レベルの水質に持っていく必要があります。つまり硝酸塩値は0を維持、出ても5ppm位まで押さえる必要があります。

それともう一つハナヤサイサンゴを長期飼育するためにはリン酸塩値を極力ないような水質にする必要があります。海水魚も一緒に入れているのであれば、餌をやる度に必然的にリン酸塩は出てしまうものです🤔リン酸塩を取り除くための吸着剤や添加剤も必要になってきます。

ドリ丸水槽でも、これまで様々なリン酸塩吸着剤を試してきましたが、1番効果が高かったのはローワフォスでしたね。

添加剤では3滴垂らすだけで、3時間後にはかなりのリン酸塩値を落としてくれるこちらの添加剤も良かったですよ(ただし強力な為用法用量は守らないと危険💥)

ローワフォス投入一か月の効果はいかに?

リキッドフォスフェイトリムーバーの効果はいかに?

④水流はどれくらい必要?

ハナヤサイサンゴはこれもミドリイシ同様、強めの水流がランダムに当たるのを好みます。ただし、片方だけから当たり続けているとダメージを受けますので、水流がハナヤサイサンゴを設置しているポイントでランダムに当たるようにしてあげる工夫が必要です。

様々な水流を起こせる造波装置機能の付いた水流ポンプが1台あると非常に便利です🤗

ベスタウェーブの使用感について!

⑤水温はどれくらい?

25℃の状態をキープしてあげる必要がありますので、水槽用クーラー、ヒーターは必須です。

⑥餌は必要?

ハナヤサイサンゴに給餌の必要性は全くいりません。微量元素の供給だけは必要ですので、添加剤等で補給してあげる必要があります。

⑦海水魚との混泳は大丈夫?

フサフサのポリプをチョウチョウウオやヤッコ類は突く可能性があるため、極力この海水魚との混泳は避けた方が良いかと思います。

まとめ

すでにミドリイシを順調に育てられている水槽でしたら、問題なくハナヤサイサンゴの飼育は大丈夫です🤗しかし、SPSサンゴを飼育したことがない、と言われるのであれば、上記のポイント1~3はしっかり押さえておかれた方がいいと思いますよ。状態良く水槽で飼育しているとハナヤサイサンゴは、単独で幼生を放出する性質もありますから、「こんなところからハナヤサイサンゴが生えてきた❗」なんて事もあるかもしれませんよ😍

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