皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉
サンゴ飼育を始められた方なら皆さん思われる事の一つに‥
「いつかはミドリイシを飼育してみたい🤩」
ドリ丸はそうでした🤗マメスナ、スターポリプ、ウミキノコ等のソフトコーラルであれば、安価な機材で、しかも知識もあまりなくても飼育は可能な程簡単なものです。
アクアリウム歴が長くなるにつれて、機材もだんだん良くなっていかれているでしょう。水質、光、水流の事も徐々に理解されてきてるでしょう。
「よし❗ミドリイシを入れてみよう❗😍」
しか~し❗💥
ミドリイシを長期飼育するってほんっとに難しい❗💥という事がやってみたら分かりますよ。
現在ドリ丸水槽にはミドリイシを含め、SPSサンゴが6個体入っています。どれも2年以上が経過していますが順調に飼育は出来ています。
でもですね、SPSサンゴ飼育のコツを理解するまで一体何個体のSPSサンゴをダメにしてきたことか😑
経験を積むためのダメにしてしまった投資額は恐らく20万はいってると思います😭
ミドリイシって小さくても軽く1万はしますからねぇ😅
知識もなく、ただ闇雲にミドリイシと名がつくものを購入してしまったらドリ丸みたいに失敗してしまいますよ❗
ミドリイシと一口に言っても、様々な種類がありますから。
そこでです❗初めてミドリイシを購入しようと思われている方へ❗ミドリイシの中で1番失敗しない、ミドリイシビギナーでも育てやすいミドリイシが‥
【ウスエダミドリイシ】なんです❗🤩
ウスエダミドリイシ長期飼育する条件ては?
数々のミドリイシ飼育をしてきた中で、ウスエダミドリイシは飼育しやすいとは申し上げましたが、勘違いしないで下さいね。
サンゴ難易度マックスレベルの中ではという事ですから、しっかりとした条件を満たさなければ、ウスエダミドリイシも一気に白化させてしまいます。
ミドリイシの長期飼育には、それぞれの方々が独自の見解があるかと思いますが、ドリ丸の個人的な意見を言わせてもらえば8つの条件は最低限クリアーしておかなければならないと思っています🤗
①ウスエダミドリイシ飼育条件その1
光です✨一般的にミドリイシは深場系、浅場系に合わせて照明選びをする必要があります。やたらめったら強い光さえ当ててればいいという訳ではなく、そのミドリイシにあった調光をしてあげる必要があります。
1番ベストな光はショップで使われているものと同じにするか、同等の光を放つ照明で照らしてあげれば、まず間違いはないですね🤗
ミドリイシ飼育を始めるのであれば、フルスベクトルのLED照明、メタハラ、スポットタイプであればグラッシーレディオなんかがお勧めです✨
ウスエダミドリイシは、光にうるさいミドリイシの中でも許容範囲は広い印象があります✨
【お勧め照明機材】
②ウスエダミドリイシ飼育条件その2
水流です✨この水流は他のミドリイシ同様、ランダムに強めの水流が必要となります。造波装置付きの水流ポンプを水槽の両サイドにそれぞれ付けていれば、水流同士がぶつかり合い、水槽内はウスエダミドリイシが求めるような水流になってくれます🤗
【お勧め水流ポンプ】
③ウスエダミドリイシ飼育条件その3
低栄養塩の維持✨基本ミドリイシ飼育では、硝酸塩は0、リン酸塩0にしてあげる必要があります。硝酸塩、リン酸塩が検出され出すと、ミドリイシは一気に白化していったり、見るからに調子が悪くなってしまいますからね😥
その点で言えば、ウスエダミドリイシは多少の栄養塩には耐えられます。耐えられると言っても、せいぜい5ppm未満に抑える必要がありますけどね。
ミドリイシを飼育する以上、定期的に検査薬で硝酸塩、リン酸塩を測り、添加剤などを活用して栄養塩が出ないようにしてあげる必要があります🤗
【お勧め硝酸塩検査薬】
【お勧めリン酸塩検査薬】
【お勧め添加剤】
【お勧め機材】
④ウスエダミドリイシ飼育条件その4
水温です✨ミドリイシ飼育を始める以上、水槽用クーラー、ヒーター設置は絶対条件になります。
昨今、沖縄のミドリイシが一気に白化してしまった原因は海水温の上昇によるものですからね😥
水槽用クーラーは特に海水アクアリウム商品の中でも高額な機材になってしまいますが、一年中25℃をキープしてあげなければ、年単位でのミドリイシ飼育は無理です。
安価な冷却ファンは、真夏の部屋を閉め切った状況下では全く役に立たないと思っておかれた方がいいですからね😫
ウスエダミドリイシは、ドリ丸水槽では、26℃まででしたら状態良くポリプを出していますが、それを超えるとやはり厳しいようです。
ウスエダミドリイシを状態良く飼育していく水温は24℃~26℃がベストです🤗
【お勧め水槽クーラー】
⑤ウスエダミドリイシ飼育条件その5
主要元素、微量元素の安定供給です✨自然の海の中では、ミドリイシが必要とする栄養が枯渇することはありません。
しか~し❗💥
いくら120センチだろうが150センチだろうが、自宅の水槽としては大きいとされる水槽であろうが、海の広さから考えれば米粒のような広さでしかありません。
ましてや様々なサンゴを入れているならばなおのこと、水槽内の栄養はドンドン消費されていくものですから、ミドリイシを飼育するのであれば、主要元素と微量元素の添加剤は必須となります。
「週に1回水替えしてるし、人工海水の元には豊富な栄養が入っているから添加剤入れなくても大丈夫なのでは?🤔」
はい。ドリ丸も以前は全く同じ考えでした。確かにミドリイシを入れる前は水替えだけでサンゴは十分育ってましたから🤔
でも、ミドリイシを筆頭としたSPSサンゴ飼育を始めてからは、その常識が通用しなくなりましたね。SPSサンゴは水槽内のカルシウムやマグネシウムなどの消費スピードが尋常じゃなく早いんです😭
水槽内のカルシウム値420~450ppm
水槽内のマグネシウム値1200~1300ppm
水槽内のストロンチウム値7~10ppm
水槽内のカリウム値300~400ppm
水槽内のKH7以上‥等々。
ミドリイシの求める栄養を水槽内で満たしていくには添加剤の力を借りた方が断然長期飼育はし易いですよ🤗ただし、入れすぎると逆に水質崩壊を引き起こしますので、用法容量はきちんと守らないといけないですけどね。
【お勧め主要元素添加剤】
【お勧め微量元素添加剤】
⑥ウスエダミドリイシ飼育条件その6
動かしまくらない✨ミドリイシは動かしまくる事をとにかく嫌います。それはウスエダミドリイシも同じです。
⑦ウスエダミドリイシ飼育条件その7
サンゴフード✨基本的にSPSサンゴにはサンゴフードは必要ないと言われています。しかしながら、液体のサンゴフードを水槽内で与えていた方が成長スピードは早いです🤗
特にウスエダミドリイシはミドリイシの中では成長スピードが早い方ですから、与えた方がグングン成長しましたよ🤗
【お勧め液体サンゴフード】
⑧ウスエダミドリイシ飼育条件その8
水槽投入は慎重に✨ウスエダミドリイシは環境に慣れてくれるのは、比較的早い方なんですが、そうは言ってもミドリイシですから、水温合わせ、水質合わせは時間をかけて慎重に行った方が、水槽投入してすぐにポリプを開いてくれますよ🤗
ちなみにドリ丸はミドリイシの場合、水温合わせに1時間、水質合わせに2時間、コーラルRXプロに15分漬け込み、飼育水に15分漬け込んでから、水槽に投入しています。
まとめ
育てやすいソフトコーラル、色鮮やかなLPSサンゴ、どちらも大好きなサンゴですが、やはりミドリイシが水槽に入ると水槽の格が上がるような気がしてなりません🎉
だって長期飼育していくには、並々ならぬ手間ひまがミドリイシにはかかりますから。そんな中でも今回ご紹介しましたウスエダミドリイシでしたら楽しくミドリイシ飼育が出来ると思いますよ✨
ぜひチャレンジしてみられてはいかがでしょうか🤗
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