ZOOX自動給水「インテリジェントATO」とは❔6か月の使用感を解説🤗

機材

皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉

突然ですがあなたの水槽に「自動給水システム」は取り入れていますか?

冬場、水槽の水は特に蒸発しやすく、たった1日で驚く程水位が下がっていますよね😅暖房がガンガン付いている真冬の部屋に置いている水槽であれば「どっかから水漏れでもしてるのか?🤔」と疑いたくなる程、水位は下がってしまうものです。

一般的に水が蒸発するのは冬場で、夏場はそこまで水位は下がらないと言われています。

でもそうとも言いきれないですよ❗ある機材を取り付けている水槽であれば、夏場も恐ろしく水位が下がるんです。その機材とは…

【冷却ファン】です。

水槽用クーラーであれば、夏場の水の蒸発はそこまでありません。しかし、本体価格や電気代を考えると圧倒的に冷却ファンの方が安いので、淡水水槽では付けられている方が多いですね。

海水水槽に取り付けてしまうと、冷却ファンは風を当てながら水を気化させる事で熱を放出させるため、そうなると塩分濃度が高くなってしまい、あまりお勧めは出来ません。

水の蒸発対策として、ドリ丸水槽でも以前1度だけ安価な「水足しくん」とやらを使用したことはあったのですが、あまりの不恰好さと、容量が少ししかない為すぐに使用をやめました😅結局冬場は毎日、夜に自分で足し水をしていたのですが…

ドリ丸が大好きなメーカーZOOXさんから良さそうな商品が出ているではないですか❗😍

【インテリジェントATO】

今回は実際にインテリジェントATOを使用してみての使用感についてご紹介していきたいと思います🤗

インテリジェントATOの特徴、及び使用感について解説

まずは何と言ってもZOOXさんならではのスタイリッシュ感ですね。そして相変わらずネーミングがカッコいい❗😍

他社商品でも自動給水装置は販売されていますが、価格が高かったり、取り扱いが難しかったり、いろいろ工夫しないと取り付けられなかったりする中、インテリジェントATOは【安い】【簡単】【コンパクト】と3拍子揃った自動給水装置でした👍

①インテリジェントATOの特徴について

・海水、淡水どちらとも使えるの?

どちらにも使用する事が出来ます🤗

・取り付け方は?

マグネットで固定します。ガラス厚は15mmまで対応しますから、かなり強力なマグネットです。

・箱の中身は?

マグネット、センサー、センサー保護カバー、DCポンプ、DCポンプ用マウント(キスゴム付き)、電源アダプター、ホース、ホース固定クランプ

センサーやポンプは本当に小さくて驚く程ですよ🤩100円ライターとの比較がこちらです。

【センサー】

【ポンプ】

他に買い足すものはなく、箱から出して5分もあればセッティングは完了する程です。もちろん、水を貯めておくタンクや水槽は別途必要になります。

・仕様はどうなってるの?

消費電力は4w、最大流量は280L/h、最大揚程2mの仕様です。

・センサーのサイズは?

センサー本体=直径27mm×高さ27mm

センサーカバー=直径27mm×高さ31mm

・ホースの長さはどれくらい?

2mです。一般的なシリコンチューブよりは太いですよ🤗ポンプ自体は非常に小さいので、これ以上長いホースを使用すると、100%の能力は出せないと感じました。水を貯めておくタンクは2m以内に設置して下さい。

・センサーはどこに設置するの?

基本はオーバーフロー水槽のろ過層です。「じゃぁオーバーフロー水槽以外の水槽には取り付けられないの?」と聞かれれば、そういう訳ではありませんが、上手く作動しにくい可能性があります🤔

【普通の水槽には取り付けた場合の不具合の可能性】

・水面が水流ポンプで波うっている場合にセンサーが正しく反応しにくい。

・照明により本体に苔が付着する。

・残り餌やゴミがカバーの穴を塞いでしまう。

この様な事からインテリジェントATOは出来るだけ、オーバーフロー水槽のろ過層に設置することをお勧めします🤗

・安全性は大丈夫なの?

インテリジェントATOは高学式LEDセンサーを搭載しています。しかも【安全保障機能付】と言った優れものです🤩

どういう事かと言うと、水位を確認するセンサーが1ヶ所ではなく、2ヶ所で感知します。

また、過去の動作時間を記録していて、いつもより長く動作していると判断した場合は、自動的に給水が止まる機能が付いているので安心です👌

また、センサー部分に異物が付着した場合でも止まるようになっています。

さらに、万が一タンクの水が空になり、水がない場合でもポンプの空回りを感知し止まってくれます。

こういった自動給水装置の場合、一番危険なのは、誤作動によりタンクに貯めている水を全て給水してしまい、ろ過層から水が溢れ出てしまうことですからね😣超小型でありながら、ここまでの安全保障機能が付いている事は素晴らしいの一言でした❗😍

②インテリジェントATOを付けるメリットについて

インテリジェントATOを約半年使用してみて「本当に買って良かった🥰」とドリ丸が思えたメリットは4つでしたよ。

・タンクに何日か分の足し水を貯めておけるので、毎日自分で足し水をする手間が省ける事。

・旅行や仕事でしばらく家を留守にした場合、水位が下がりすぎてしまいオーバーフローのポンプが空回りすることを防いでくれる。

・プロテインスキマーの最適水位を保ってくれるので、365日プロテインスキマーの能力を100%発揮出来る事。

・塩分濃度を一定に保ってくれる事。

③インテリジェントATOを付けるデメリットについて

タンクに大量の水を貯めてしまった場合、水が腐る可能性があります😫特に夏場は冬場よりも水の蒸発が少ない為、そこまでタンクの水は減りません。

水が腐った場合、雑菌まみれの水が水槽に流れ込んでしまうので、生体にはダメージが生じます🥶

感覚的には冬場は10リットル、夏場は5リットルをタンクに貯めておけばちょうど良かったですね。そして、タンクの清掃は1週間に1度はされた方が良いですよ。1ヶ月も放置してたら底の方はヌルヌルしていましたからね😅

そしてもう1つ大量の水を貯めるべきでない理由があります。インテリジェントATOには確かに安全保障機能が付いていますが、機械である以上、絶対に故障しないとは言えません。その為、万が一ポンプが止まらず全ての水がろ過層に流れ込んだとしても、溢れない量にしておけば安心です👌

どちらのデメリットにしても、要はタンクの水の量は多すぎないようにしておけば解消されます。

ちなみに夏場だけ使用していたのですが、水が腐るのを防いでくれる「浄水触媒」を入れておかれたら安心ですよ🤗

④インテリジェントATOの使い方について

※センサーの動作確認する前に、ろ過層の水を通常より少し抜いておきます。

【①センサーをろ過層に取りつけ、ポンプをタンクに設置する】

水位を確認するセンサーが2ヶ所あります。上のセンサー、下のセンサーが必ず水面に対して平行になるようにマグネットで固定して下さい。固定する高さは、プロテインスキマーの最適水位に合わせていきます。

ポンプはタンクの底にキスゴムで固定します。そしてチューブを取りつけます。

【②接続していきます】

ここ重要です❗インテリジェントATOは、繋ぎ方の順番を間違うと作動しません❌

まずはアダプターとセンサーを繋ぎます→次に電源を差し込みます→最後にポンプとアダプターを繋ぎます。

これで完了です🤗正しい順番で繋げていれば、ポンプとアダプターが繋がれた瞬間にタンクからろ過層に水が給水されるはずです。

もしもメンテナンス等で取り外した場合は、再度同じ手順でセッティングしていきます。

【③ポンプ作動】

タンクからろ過層に水が給水されている事を確認します。1回目は上のセンサー位置までくると水がストップしたら正常です👌

ろ過層の水が減り、下のセンサーまで水位が下がると、再びポンプが作動し、2回目以降は上のセンサーと下のセンサーのちょうど真ん中あたりで水がストップします。これが正常な動作となります👌

⑤インテリジェントATOの要注意点について

タンクの置く高さに要注意して下さい❗ろ過層よりも高い位置にタンクを置いてしまうと、ポンプは停止しているのにサイフォンの原理で全ての水がろ過層に流れ込んでしまいますからね🥶

また、給水用チューブをろ過層に水没させない様に注意して下さい。これもサイフォンの原理で、タンクがろ過層よりも低い場合、ろ過層からタンクへ全ての水が流れ込んでしまいます🥶

ちなみにドリ丸水槽のろ過層と、タンクの高さはこの様にだいたい平行に設置しています。

まとめ

インテリジェントATOを実際使用してみて、本当に毎日の水足し作業から解放された事は楽です🤗でも一番良かったと思えた事は、プロテインスキマーが24時間最高の能力が出せている事ですね🥰

【海水水槽で最も人気な水槽がこちら🤗】

そのおかげで、サンゴの状態が不調になりにくくなったことは明らかでしたから👍

オーバーフロー水槽で、サンゴ飼育をされている方でしたら、大変重宝する商品だと思えますよ🤗

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