皆さんおはようございます🎍ドリ丸です🎇
数ヶ月前、ドリ丸水槽にお迎えしたミドリイシですが、順調に飼育する事が出来ています。サンゴ飼育において、最も難しい部類に入るミドリイシが、今のところ白化する事もなく、少しづつではありますが成長していますよ🤗

ドリ丸水槽では、過去にトゲサンゴ、ショウガサンゴを投入後、すぐに白化させてしまった事もあります。白化させるということは、何か原因があるからです。
ではなぜ今回のミドリイシは大丈夫なのか?現在、ドリ丸がミドリイシを白化させないように行っている事をご紹介していきたいと思います。
ミドリイシを長期飼育する為には❓
①徹底した硝酸塩、リン酸塩対策
今にして思えば、ショウガサンゴ、トゲサンゴを白化させてしまった時は、硝酸塩に対してそこまでシビアになっていなかったですねぇ。しかし、ミドリイシを入れるようになってからは、意識がかなり変わりましたよ。
とにかく日々発生してしまう硝酸塩、リン酸塩をどう対策していくかを、あれこれ試しましたからねぇ。他の方の水槽では上手くいったことでも、ドリ丸水槽では全く効果のなかった事もたくさんありましたからねぇ。
あれこれ試して、現在行っている作業が下記の通りです。
①週に1回水量に対して三分の一の水替え。
②週に2回べっぴん土壌バクテリアを2ml添加。
③週に2回マリンテストキットで、硝酸塩、リン酸塩の数値を計測。
③毎日NO3PO4-xを0.5ml~1mlを添加。
④外部ろ過フィルターにリン酸塩対策として、ローワフォス30グラムを入れておき、3か月毎に交換。
以上がドリ丸水槽でミドリイシを白化させないように行っています、硝酸塩、リン酸塩対策です。
②水質の対策
ミドリイシ飼育には高いカルシウム値、マグネシウム値等が求められます。これは骨格を持ったハードコーラル全般に言える事です。もしもソフトコーラルだけの水槽であれば、そこまでシビアになる必要はないと思います。
しかしながら、オーバーフロー水槽でもなく、外部ろ過フィルターと、プロテインスキマーでミドリイシを飼育していくとなると、これも徹底して水質の栄養管理は必要です。
マリンアクアリウムを始めたばかりの頃は、様々な添加剤を入れる事に対しては否定的な方でした。「きちんと水替えを週に1回していたら十分❗あれこれ入れて水質がおかしくなる方が恐い」そう思ってましたからね😅
しか~し❗ハードコーラルは水槽の様々な栄養(カルシウムやマグネシウム等々)を消費して成長しますし、ミドリイシは高濃度でないと白化します。あなたの水槽にも、プロテインスキマーは設置されていますよね?スキマーは、汚れを取ってくれるなくてはならない機材ではあるのですが、同時にサンゴにとっても大切な栄養も取ってしまうんです😭
ドリ丸が、トゲサンゴや、ショウガサンゴを一気にダメにしてしまった理由の一つは、あまりにも栄養が水槽の中に足りていなかったからなんです。
現在、ドリ丸が行っている栄養管理は下記の通りです。
①週に1回水量に対して三分の一の水替え。
②マリンテストキットPH/アルカリニティ、カルシウム、マグネシウム値を検査薬で週に1回計測し、その数値を見た上で、リーフファンデーションA、リーフファンデーションB、リーフファンデーションCを添加。
③ヨウ素を補給する為に、ヨウ素添加剤を毎日一滴入れる。
これで常にドリ丸水槽では、カルシウム値420~430ppm、マグネシウム値1250~1270ppmを維持している状況です。

③照明をしっかりと当ててあげる
浅場のミドリイシは、本来、太陽の光をしっかりと浴びながらでしか成長出来ません。その太陽光線を再現してくれる照明器具がミドリイシ飼育には欠かせない機材となります。通称フルスペクトル照明という機材の事ですよね。
このフルスペクトル照明は、少々値が張ります。各メーカーから、素晴らしいフルスペクトル照明が発売されていて、中には10万くらいするものもあります。
ドリ丸水槽では、ミドリイシに対して、グラッシーレディオリーフを一発、グラッシーレディオディープを二発当てて順調に飼育出来ていますよ。
④水流をしっかりと当ててあげる
ミドリイシには弱い水流ではダメですね。しっかりと強くて太い水流がランダムに当ててあげる事が必要となります。
その為には、様々な水流を作れる造波機能が付いている水流ポンプで飼育された方が楽に水槽内に様々な水流が作れて便利です。

まとめ
ミドリイシはサンゴの中でも高いサンゴです。しかも現在どんどん高くなってますもんね。相場は15000円前後といったところです。しかし、枝打ちの小さなミドリイシなら、数千円で購入できますから、硝酸塩、リン酸塩、水質、照明、水流にこだわって飼育していかれたら、立派なミドリイシになっていきますよ🤗
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