【LPSサンゴ】カンムリハナサンゴの飼育は難しい❔購入から水槽投入までの仕方について解説❗

サンゴ

皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉

固い骨格で覆われたSPSサンゴ水槽も魅力的ですが、癒しを求めるのであればチョウジガイ系サンゴ、通称【ユラユラ系サンゴ】がお勧めです🤗

チョウジガイ系はショップでも大変人気のサンゴでして、ナガレハナサンゴ、タコアシサンゴ、ハナサンゴ、トランペットコーラル…挙げればきりがない程、店頭で販売されているLPSサンゴです。

そんな中、ドリ丸も久々に出会えた一品を発見❗😍

【カンムリハナサンゴのツートンカラー】です✨あまりの美しさに即決で購入してきましたよ。

今回はこの【カンムリハナサンゴ】の飼育の仕方、そして水槽レイアウトまでの工程についてご紹介していきたいと思います。

カンムリハナサンゴの特徴、及び飼育の仕方について

「そもそもハナサンゴとカンムリハナサンゴって何が違うの?🤔」

そうですよね🤗カンムリハナサンゴはハナサンゴの近縁種です。何が違う?と聞かれれば見た目です。

カンムリハナサンゴの方がハナサンゴのポリプ先端より大きいのが特徴なんです。また、ハナサンゴは水槽に慣れると凄く膨らむのに対して、カンムリハナサンゴの方はそこまで膨らむ印象はないですね。

その為、ハナサンゴよりもカンムリハナサンゴの方が水槽レイアウトはしやすいと思いますよ👌

①学名は?

Euphyllia cristata

②飼育は難しい?

ある条件をクリア出来れば難しくはありません。カンムリハナサンゴ同様、ナガレハナサンゴなタコアシサンゴ、ハナサンゴもそうですが、失敗する可能性が一番高いのが水槽投入時です😣

チョウジガイ系は急な水質変化に対しては弱いんです😭適当な水質合わせで水槽投入してしまうと、入れた瞬間から溶け出す可能性がありますので、水質合わせだけは時間をかけて慎重に行って下さい。

水槽投入して数日間大丈夫であればひとまずは安心です🤗カンムリハナサンゴはLPSサンゴの為、ミドリイシ水槽の様に硝酸塩0、リン酸塩0といった水質よりも多少は硝酸塩、リン酸塩がある水質の方を好みます。

実際カンムリハナサンゴをレイアウトしているLPSサンゴ水槽の水質は下記の通りとなっています。

・硝酸塩…5ppm、リン酸塩…0.08

あと、KH値は7~8は維持されている方が毎日ポリプを目一杯広げますから、定期的にKHだけは添加剤を入れ、キープされておかれた方が良いですよ👌

③光はどれくらい必要?

カンムリハナサンゴは好日性サンゴですから光が必要です🤗ブルー系を主としたフルスペクトル照明が、カンムリハナサンゴを最も美しく開かせてくれますね😍波長からして最もお勧めは【リーフLED】照明でしたね。

リーフLEDの使用感と効果を解説!

また、【オプティマスリーフナノ2】照明でも、ブルーを10、ホワイト1の調整が最もカンムリハナサンゴを美しく魅せる光でした。

オプティマスリーフナノ2の使用感について!

④最適な水流はどれくらい?

ポリプ全体がユラユラと動く様な水流が最もカンムリハナサンゴを状態よく飼育できる水流です🤗一方向から強い水流だと、片側だけが弱り、ポリプがちぎれたり溶けたりするので注意して下さい。

水槽が90センチ以上であれば【MJ-GF2K】、水槽が60センチ未満であれば【エコウェーブ25】なんかの水流ポンプはユラユラ系サンゴにはうってつけの水流を水槽内で造り出してくれますよ。

MJ-GF2Kの使用感と効果について!

エコウェーブ25の使用感について!

⑤水温は何度飼育?

23℃~26℃です🤗水温変化には強くはないカンムリハナサンゴですから、なるべく水温変化が起きないようにしてあげて下さい(特に水かえの際は注意)水槽用クーラー、ヒーターは必須機材です。

⑥給餌は必要?

基本カンムリハナサンゴに給餌は必要ないと言われていますが、間違いなく与えた方が状態は良いです。週に2回リーフエナジーAB+とリーフロイズを混ぜ合わせたものをターゲットスポイトにて吹き掛けて与えています。

元々ツートンカラーのカンムリハナサンゴでしたが、サンゴフードを与える事で、それぞれのカラーが濃くなっていってます🤩

リーフエナジーAB+の使い方について!

リーフロイズの使い方について!

⑦海水魚と相性は?

チョウチョウウオ、ヤッコ類が入っている水槽に入れてしまうとポリプを啄むので弱ってしまいますから注意です❌

ちなみにクマノミが入るのであれば、チョウジガイ系に入りモフモフ姿が見られる可能性は高いですよ😍

【タコアシサンゴにモフモフ中】

【ハナサンゴにモフモフ中】

⑧毒は強い?

毒性は強いです。その為、他のサンゴとは接触しないようにする必要があります。ただ同じチョウジガイ系との接触は問題ありませんので、レイアウトとしてはチョウジガイ系を集めた一区画を作るのも面白いかもしれません。

⑨水槽投入までの流れについて

~水温合わせ~

袋ごと水槽に30分程浮かせておけば水温合わせは完了です。

~水質合わせ~

ここは時間をかけます❗冬場であれば小型ヒーターをセットし、水槽と同じ温度にダイヤル調整を行います。あとは点滴法で、ドリ丸の場合チョウジガイ系は2時間程水質合わせを行うようにしています。

~薬浴~

新しいサンゴを水槽に入れる前は必ず薬浴する事をお勧めします。特にチョウジガイ系には「ヒラムシ」という厄介な害虫が付いている場合があり、一匹でもヒラムシが水槽に混入すると爆発的に増えますから要注意です。

~水槽レイアウト~

【レイアウト直後】

【水槽投入3日後】

溶ける事もなくポリプも満開です😍ツートンカラーのカンムリハナサンゴ、お勧めです🥰

まとめ

ユラユラ系サンゴは見ていて本当に癒されるものです。ただしスイーパー触手(強毒)を放ってきますからレイアウトは少々工夫が必要とはなりますが、是非ともサンゴ水槽には入れておきたいサンゴの一つですよね🤗

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