LPSサンゴ水槽に新たなタコアシサンゴを投入😍チョウジガイ系を長期飼育するには❔

サンゴ

皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉

こちらのLPSサンゴ水槽を立ち上げ早2年。当初の姿から様変わりしてきました。

【立ち上げ当初】

【現在】

今回こちらの水槽に新たに投入したのが「タコアシサンゴ」です。

この水槽、チョウジガイ系サンゴは状態よく長期飼育出来ている環境下にあるのですが、機材や水質を含めてのご紹介をしていきたいと思います。

チョウジガイ系サンゴ長期飼育させる環境とは❔

チョウジガイ系とは俗に言う「ユラユラ系サンゴ」と呼ばれているものが多いですね。ナガレハナサンゴ、タコアシサンゴ、ハナサンゴ、トランペットコーラル…

どういう訳か、こちらのLPSサンゴ水槽はチョウジガイ系は非常に状態よく長期飼育出来ているです🤗

逆に「プクプク系サンゴ」と呼ばれるスコリミアやオオバナやカクオオトゲと言ったサンゴは定期的に状態を崩してしまうので、リーフディップやコーラルRXプロで復活させないといけないんです🤔

①水温は何度に設定してる?

冬場は23℃設定、夏場は25℃の設定で飼育しています🤗

こちらの水槽は総水量が約100Lの為、使用しているヒーターはジェックスのヒートナビ220を使用、クーラーはゼンスイzc100αを使用しています。

ただですねぇ、100Lの水量となるとzc200αを使用される事をお勧めします。100αでも冷やす事は出来るのですが、真夏の猛暑日の中では水温下げるのに時間がかかります😥

ちなみにこちらはオーバーフロー水槽ではありません。ゼンスイクーラーはエーハイム500で回していますし、ろ過装置はエーハイム2217で行っています。

ミドリイシ水槽でしたら絶対オーバーフロー水槽ですが、LPSサンゴやソフトコーラル水槽でしたら、外部式フィルターでも十分飼育は可能です👌

②光はどれくらいの強さ?

Lpsサンゴには強い光は必要ありません。ホワイトの光よりもブルーの光での飼育で状態よく飼育出来ます。

こちらの水槽ではオプティマスリーフナノ、オプティマスリーフナノ2を使用していまして、ブルーを10段階のマックス10で、ホワイトは10段階の中の1(最小)での使用が一番状態が良いですね。

オプティマスリーフナノ2を買ってみた!以前との違いを解説

③水流の強さはどれくらい?

チョウジガイ系に強い激流は❌です。かといって非常に弱すぎる水流も❌です。ポリプが右に左にユラユラする太くて緩やかな水流が最適です🤗

ある意味チョウジガイ系を長期飼育するには、水槽内の水流は非常に重要なポイントですから、水流ポンプの設置場所や強さは試行錯誤が必要になるかもしれません。

こちらの水槽には先程ご紹介しました、エーハイム2217の水流、そしてクーラーを回しているエーハイム500の水流があります。

そこへ「ミニットストリーム2000」「エコウェーブ」を使用し、水槽内で水流をぶつけ合わせ、太くてランダムな水流が舞うようにしています。

ミニットストリーム2000の使用感を解説

止水域解消には最適の水流ポンプ【エコウェーブ】

④栄養塩はどれくらい?

栄養塩とは硝酸塩、リン酸塩の事です。SPSサンゴとは違い、LPS サンゴは間違いなく硝酸塩値は少々高い方が状態は良いですよ🤗

現在こちらの水槽の硝酸塩値は20ppm前後です。以前NO3PO4Xを毎日少しづつ添加し硝酸塩値を落としたところ、明らかにポリプの膨らみが小さくなってしまいましたからね。

この水槽に取り付けているプロテインスキマーは「QQ3」です。

外掛けプロテインスキマー最強は「QQ3プロテインスキマー」

ただし❗リン酸塩値の高過ぎは低すぎは❌です。だいたい0.02~0.06であれば大丈夫です。

ハンナリン酸チェッカーの使用感を解説

土壌バクテリアを定期的に添加し嫌気性バクテリアを育てる事で、リン酸塩値は簡単にコントロール出来ます👍

土壌バクテリアは本当に効果ある?

⑤主要元素の数値はどれくらい?

主要元素(カルシウム、マグネシウム、KH)ですが、週に1度20%の水替えで補給されてはいます。

がしかし…

やはりKH値は添加剤を毎日添加していかないと下がってしまいますから、リーフファンデーションBは必須になります。

もしくはリーフファンデーションABC+でも良いのですが、こちらはしっかりと検査薬でそれぞれの数値を測っていかないと、気付けばカルシウムとマグネシウムの数値だけが異常に高いなんて事になりますよ😥

【現在の主要元素の数値】

・カルシウム…420~430

・KH…8~9

・マグネシウム…1230~1250

⑥微量元素は入れている?

コーラルカラーABCDを定期的に入れています🤗

コーラルカラーABCDの使い方について!

微量元素も水替えによって補給されますが、日に日に枯渇してしまいますから、規定量を添加する事で色彩は華やかになります。

⑦サンゴフードは与えている?

与えます🤗リーフエナジーAB+にリーフロイズを混ぜてからスポイトで振りかけています。だいたい週に2回与えています。

リーフエナジーAB+の使い方について!

リーフロイズの使用感を解説

ユラユラ系サンゴへサンゴフードを与えるタイミングはポリプが開いている時の為、照明が付いている時に与えます。

消灯してしまうとポリプは一気に閉じてしまいますからね。

⑧チョウジガイ系サンゴで最も気を付けなければならない事は?

日々の観察です❗

「何だかいつもと様子が違うな🤔」と思ったらすぐに薬浴で対応してあげて下さい。このちょっとの変化にすぐ対処する事で、比較的簡単に元に戻せるのですが「あと数日様子を見てみよう」とほっておくと、復活させるのはかなり厳しくなりますよ😫

ヒラムシ等の寄生虫、ブラウンジェリーの場合はコーラルRXを、1部白化や、接触によって溶かされている場合はリーフディップで対処していきます。

溶けた部分や白化した場所はカットしてディップして下さい。

薬浴後のチョウジガイ系は水流が弱く、光もあまり当たらないところに状態が戻るまでは養生されて下さい。復活したらいつもの場所にレイアウトしていきます。

ヒラムシの駆除方法について

ブラウンジェリーの対処方法

チョウジガイ系の中でもナガレハナサンゴとタコアシサンゴは接触していても大丈夫とは言われていますが、それはどちらも健康状態が良い場合に限ります。

どちらかが不調の場合、弱ってる方は接触によってどんどん弱ってしまいますからね。

またハナサンゴやトランペットコーラルは同じチョウジガイ系サンゴとも接触させない場所にレイアウトしてあげた方が長期飼育が出来ます🤗

タコアシサンゴを購入からレイアウトまでの流れ

①水温合わせ

約20分程、袋のまま水槽に浮かばせておけば水温合わせは完了です。

②水質合わせ

チョウジガイ系は水質合わせは他のサンゴよりも長めに行うようにしています。だいたい今回は1時間程、点滴法で水質合わせは行いました。

③薬浴

どんなサンゴを水槽に投入する前は薬浴は必須です。特にチョウジガイ系にはヒラムシが付着している場合があります。1匹でも水槽内にヒラムシを持ち込むと、全てのLPSサンゴに繁殖し、大変な事になりますからね。

コーラルRXプロを使用してしっかり薬浴してから水槽に投入します。

④レイアウト

【投入直後の画像】

【投入から3時間後の画像】

【投入から1週間後の画像】

まとめ

タコアシサンゴはチョウジガイ系の中でも飼育もしやすく、どんどん増えていきますから、水槽内でランドマーク的存在になっていくサンゴです👌

チョウジガイ系サンゴを集めてチョウジガイの森を作って見られるのもLPSサンゴ水槽の醍醐味ですよ🤗

【買って良かったアクアリウム商品の1つ】

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