皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉
サンゴ飼育の醍醐味の中には「育てる」ということもありますが、もう1つ「集める」ということもあります。
いわゆるコレクターというやつですね🤗
世界中のアクアリストの中には、ただ1つの種類だけを集め水槽を彩られている、素晴らしいコレクターがいます。
中には一個◯十万もするスコリミアだけを集めている猛者もいらっしゃいますからね🤩
そんな中、本日ご紹介する「カクオオトゲキクメイシ」は比較的リーズナブルな金額で販売されている個体もあり、初心者でも手が出しやすいサンゴです。
カクオオトゲキクメイシの特徴、及び飼育の仕方について
まずはカクオオトゲキクメイシは骨格を持つハードコーラルであり、その中でポリプが大きなLPSサンゴに属しています。
飼育は難しいか簡単かと問われれば、カクオオトゲキクメイシの飼育は簡単な部類ですから、初心者でも飼育する事が出来ます👌
ではなぜ簡単と言えるのか?
第一に言える事は水質です。ハードコーラルの中でも最も水質にはうるさいミドリイシ飼育は、初心者には中々厳しいのですが、カクオオトゲキクメイシはそこまで水質にうるさくありません。
硝酸塩でしたら5~20ppm、リン酸塩でしたら0.01~0.08、KH値7~8、カルシウム値380~420、マグネシウム値1200~1400、PH値8前後とある程度広い許容範囲の中でも飼育する事が可能です。
ただし❗いくら許容範囲が広いからと言っても急激な水質変化をさせてしまいますと白化したり溶け出したりしますからご注意を。
①学名は?
Acanthastrea lordhowensis
②光の強さはどれくらい必要?
カクオオトゲキクメイシを飼育するのに強い光は必要ありません。ブルー系のLED照明が最適で、もっと言えば蛍光灯でも飼育は可能な位です🤗
その為、水槽レイアウトは水槽下段~中段に設置する事で理想的な光を当てる事が出来ます。
③水流の強さは?
強い水流を当てる必要はありません🤗「若干水流が流れているかな」位がカクオオトゲキクメイシにはちょうどよい水流となります。
逆に強い水流を当てているとポリプが開かなくなり次第に白化していきます。
④水温はどれくらいで飼育?
これまで飼育してきて22℃~26℃の範囲でしたら問題なく飼育出来ました🤗
27℃を越えると明らかにポリプの開きが悪くなりましたから、水槽用クーラー、ヒーターは必須機材となります。
⑤毒の強さは?
弱くもなく強くもなく普通です🤗しかしながら強毒のサンゴと接触させてしまいますと、ものの見事に溶かされますから他のサンゴと接触させないように注意して下さい。
ちなみにカクオオトゲキクメイシ同士の接触は問題なく大丈夫です。
⑥カラーバリエーションは?
非常に豊富です🤗グリーン、レッド、オレンジ、ピンク、イエロー、ベージュ、グレー、しかも単色ではなく2~4色のコンビネーションになっているのが多く存在するカクオオトゲキクメイシです。
だからこそそれぞれが唯一無二の個体であるがゆえに、世界中でコレクターが存在するというわけですね。
⑦サンゴフードは必要?
必要です🤗サンゴフードを与えながら育てたものと、与えなくて育てたものとでは、ポリプのふっくら感が全く違いますよ。
週に一度与え続けていると、購入した時よりも共肉が徐々に膨らむ様になり、全く違う姿が見れるようになるのもカクオオトゲキクメイシの魅力です😍
与え方としてはリーフエナジーAB+などでポリプを開かせ、その後ポリプ1つ1つにLPSサンゴようの餌を与えてあげるようにして下さい。
⑧成長は早い?
遅いです😅「カクオオトゲキクメイシが成長しすぎて困る❗」なんて人は中々いないでしょう。
年単位で長期飼育していくなかで「少し大きくなったかな?」という程度ですからね。
⑨海水魚との相性は?
ヤッコやチョウチョウウオが入っている水槽は最悪な結果となります😣カクオオトゲキクメイシのポリプは餌として見なされてしまう為、1日で無惨な姿になってしまいます。
まとめ
非常に丈夫で飼育のしやすいカクオオトゲキクメイシですが、販売されている個体はカットされたものが多いでしょう。
注意して頂きたいのは、カットした部分にダメージがない個体を選ばれるようにした方が安心です👌
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