皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉
最近はもっぱらLPSサンゴばかりを購入していたドリ丸でしたが、約1年ぶりにSPSサンゴを購入致しました🤗
ミドリイシです。
ショップで見た瞬間一目惚れした今回のミドリイシ。形、サイズ感、色合い、どれを取ってもドリ丸本水槽にピッタリのミドリイシだったのです。
価格が…◯万円🥶ホントに昨今の物価上昇に伴い、サンゴ価格の値上がりも尋常じゃないのですが、こればっかりは出会いですからね。
即買いで買ってきたライムグリーンの蛍光色を放つミドリイシをご紹介していきたいと思います。
ミドリイシ入れる事が出来る水槽とは?
※今回のミドリイシは浅場系ミドリイシについてであり、深場系ミドリイシではありません。
先にお伝えしておきますが、ミドリイシはサンゴの中でも飼育は困難と言われています(厳密に言えばミドリイシの中でも飼育難易度はありますが)
ですので、海水アクアリウムを始めたばかりの水槽に、いきなりミドリイシをレイアウトするのはお勧めしません❌
水質が安定し、ミドリイシをお迎え出来るまで1年はかかると思っています。
高額なミドリイシがわずか1週間で白化した❗😭入れて3日でダメになった❗😭よく聞く話しです😅
残念ながら「水質」「光」「水流」が適していない環境下において、ミドリイシは白化してしまうものなんです。
まずはあなたの水槽がミドリイシを入れられる状況かを確認していく事が重要です。
①ミドリイシを飼育出来る水質とは?
ミドリイシを入れる前に水質検査薬、そして添加剤は持たれていますか?もしもそういったものなしでミドリイシを投入してしまいますと…
「◯万円が一瞬で溶けますよ😭」
まずは下記の検査薬は必需品となります(メーカーは今回はレッドシーをご紹介します)
【リン酸塩検査薬】
【硝酸塩検査薬】
【カルシウム、マグネシウム、KH検査薬】
これらの検査薬でまずは水質を計り、ミドリイシが飼育出来るレベルの水質かを確認します。飼育出来る許容範囲がこちらです。
リン酸塩値…0.02~0.08
硝酸塩値…0~1
カルシウム値…400~450
マグネシウム値…1250~1350
KH値…7~8
上記の数値内であれば、問題なくミドリイシを数年に渡り、ドリ丸水槽では飼育出来ています。もちろん人によってはより厳しい数値でなければダメだ❗と言われる方もいるでしょうが…
そしてこの水質をキープする上で欠かせないのが添加剤です。ミドリイシ飼育にチャレンジするのであれば下記の様な添加剤は必須となります。添加剤なしでミドリイシを長期飼育はかなり難しいです。
【硝酸塩、リン酸塩を抑える添加剤】
【カルシウム添加剤】
【マグネシウム添加剤】
【KH添加剤】
ただし❗
ミドリイシ飼育で絶対やってはならない事が、急激に水質を変える事です。
「あれ⁉️KH値が5.2になってる❗ヤバい❗リーフファンデーションbを大量に入れて8にしなきゃ」
はい。そんな事したら一気に状態を悪くしちゃいますよ。少しづつ上げていく事、また1日のMAX添加量は絶対に守るようにして下さいね。
②ミドリイシを飼育出来る照明とは?
一昔前までは「ミドリイシ飼育するならメタハラじゃなきゃ無理❗」という時代でした。その当時のLED照明は性能も貧弱で、とてもじゃないですが、ミドリイシが求める強さではなかったんです。
しかしながら各社メーカーの技術の向上により、今ではLED照明が主流となりました。メタハラは電気代がかかりすぎる為、今では使用している方は本当に少なくってしまいました。
じゃぁLED照明なら何でもいいのか?
そうではありません。ミドリイシ飼育に適したフルスペクトル照明でなければ長期飼育は難しいので、出来れば下記の様な照明は欲しいところです。
【スペクトラSP200】
【LED照明】SPECTRA SP200(Silver) -スペクトラ SP200(シルバー)- :LED19011402:生麦海水魚ヤフー店 – 通販 – Yahoo!ショッピング
【ラディオン】
【ハイドラ】
【リーフLED】
もしもあなたがお使いの照明で光が足らないと思われるのでしたら、スポットLEDを追加してみるのも1つの手ですよ。実際ドリ丸本水槽でも【グラッシーレディオ】を追加し状態よくキープ出来ていますからね。
「高すぎてそんな照明付けられないよ❗」と言われる方、【ブラックボックス】という照明はご存知ですか?
中華性の安価な照明ではありますが、過去ドリ丸水槽でも使用した経験上、問題なく飼育することは出来ましたよ。ただ正直、上記の照明と比較すると色揚げの点では雲泥の差ではありましたけどね。
③ミドリイシを飼育出来る水流とは?
ミドリイシは強い水流が必要です。水槽の水面が波打つ位の水流が理想ですが、直接一方向から当たるのではなく、ランダムに強く太い水流舞う感じです。
そういった水流を作り出すためには造波系水流ポンプを最低でも2台は設置する事で、ミドリイシが欲する水流を作り出すことが可能となります。
正直「この水流ポンプを使ってれば間違いないなし❗」というものはなく、どのメーカーの造波系ポンプでも大丈夫です。
ちなみにこれまでいろいろな水流ポンプを使ってきた中での個人的イチオシは「MJ-GF2K」でしたね。使いやすくありとあらゆる波を可能にしてくれる一品です。
④その他
「水質」「光」「水流」についてご紹介してきましたが、当然の事ながら「水温」「塩分濃度」「ph」は安定している事が大前提となります。
・水温…22℃~25℃
・塩分濃度…32ppt~34ppt
・ph…8~8.2
水温管理は水槽用クーラーやヒーターで管理します。塩分濃度は毎日チェックする必要がありますのでデジタルの物を1つ持たれていると楽ですよ。
ゼンスイzc700αを買ってみた!zc100αとの違いを徹底解説!
また、phは刻一刻と変化するものですからこちらもデジタル表示される様な物を取り付けておかれたら安心です。
ミドリイシ購入から水槽にレイアウトするまでの流れについて
①水温合わせ
5月の購入ということもあり、この日の福岡市の気温は22℃。その為軽く10分程度、水槽に浮かばせて水温合わせ完了です。
②水質合わせ
ミドリイシは水質変化に敏感です。しっかりとショップの塩分濃度と、水槽の塩分濃度の誤差を知った上で点滴法で水質合わせをおこなっていきます。
【ショップの塩分濃度】
【ドリ丸水槽の塩分濃度】
今回は2時間程かけて水質合わせを行っています。
③薬浴
サンゴを新たに水槽に投入する前には、必ず薬浴する事をお勧めします。害虫もそうですが、ミドリイシの場合RTNやSTNと言った細菌を持っている可能性もありますので「コーラルRXプロ」にて、しっかりと薬浴を行います。
④水槽レイアウト
これまでドリ丸がしっくりいってなかったスペースがここだったんです。
そこに今回購入してきたミドリイシを配置した画像がこちら❗
ライムグリーンの発色が思った以上に出ていて大満足です。
まとめ
さぁ、今回のミドリイシが斜め方向に成長してくれれば、さらに理想的な水槽となってくれるはずです。
今後さらに成長したミドリイシの追加記事が1年後にでもお伝え出来ればと思っています。
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