皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉
初めての海水魚飼育が残念な結果になることはよくある事です。
「昔、金魚飼ったことあるから大丈夫っしょ😎」
あま~い❗甘すぎる❗
何も勉強しなくて海水魚を買ってしまったら、こんな事が起こりますよ😭
・水槽に入れて数時間後に死んでしまった海水魚
・水槽投入後1週間以内に死んでしまった海水魚
・水槽投入後しばらくすると消えてしまった海水魚
・水かえ後、調子がおかしくなり死んでしまった海水魚
この6年間、様々な要因で水槽から姿を消してしまった海水魚達。そのほとんどが、海水魚飼育を始めて間もない頃の悲惨な経験でした。
初心者の頃は誰もが、せっかく買ってきた海水魚を残念な結果にしてしまうことも多いものです。
今回の記事は海水魚飼育初心者の方が、残念な結果にならない為に書いたものとなります。購入前に一読して頂いた上で飼育を開始して頂ければ幸いです🤗
初心者が海水魚を死なせてしまう原因ベスト10
第1位【アンモニア、亜硝酸による死】
【楽天市場】RedSea硝酸塩/亜硝酸塩 マリンテストキット:CEPPO WEB SHOP (rakuten.co.jp)
水槽を立ち上げたばかりの初期段階でやってしまうミスです🥶様々な機材を設置し、海水を入れ早くこの水槽に魚を泳がせたい、誰もが思う事なのですが…
死にますよ😣
水が立ち上がっていない=バクテリアが定着していない
難しい事はさておき、これだけは覚えておいて下さい。
「アンモニア、亜硝酸は魚にとっては猛毒であり、アンモニア値、亜硝酸塩値が検知される海水には魚を入れる事が出来ません❌」
あなたは水槽設置してから何日後に海水魚を入れていますか?
【予防法と対策】
バクテリア剤を使用しなくても、1ヶ月程水を回していれば、好日性バクテリアは定着します。もっと早く定着させたいのであれば、スーパーバイコムとバフィーを使う事により、1週間程で間違いなく海水魚を入れられる状態まで持っていく事が出来ます👍
アンモニア→亜硝酸塩→硝酸塩
魚のフンや餌から、水槽内では日々アンモニアが発生しています。このアンモニアをバクテリアが分解し亜硝酸塩にします。亜硝酸塩を分解してくれるバクテリアがいて硝酸塩にしてくれます。
硝酸塩は海水魚にとっては無害に近いですので、検査薬で硝酸塩値が検出されるまでは、絶対に魚を入れないようにして下さい。
アンモニア値0(検査薬が劇薬の為現在販売されていません)、亜硝酸塩値0(検査薬あり)、硝酸塩値5~20ppm(検査薬あり)
この状態になっていれば、投入後数時間で死んでしまう事はありません🤗
第2位【病気による死】
まず言える事は、初心者の頃は出来るだけネットではなく、実店舗で購入される事をお勧めします。
ショップの店員さんは、病気と分かっている海水魚を販売する事はまずしません。
しか~し❗
ヤフオク等でも海水魚は販売されていますが、よっぽど信頼出来るところじゃないと病気の生体が送られてくる可能性があります😥
さらに発送時は問題なくても、輸送時のストレス、水温低下、水温上昇から病気になる可能性も高いのです。
海水魚の場合、淡水魚と違って使える魚薬も少なく、病気にしてしまうと初心者にとっては結構大変なんですよね🤔
【グリーンfゴールド顆粒】薬の量が分からない!?これがあれば大丈夫!
【予防法と対策】
海水魚の病気はいくつかありますが、なりやすい病気の例がこちら。
・白点病
・トリコディナ
海水魚が3日で全滅!原因は白点病?トリコディナ病になぜ気付かなかったのか
・ウーデニィウム病
・ハダムシ
ネットで購入した海水魚の目が白濁。それってハダムシ症じゃないですか?
・リムフォシスティス病
よく見かけるのは人間の風邪みたいなものである「白点病」ですね。初期段階で対処すれば、そこまで大事には至りませんが、ほっておくと水槽内のすべての海水魚が白点病で全滅❗なんて事もあります😭
病気治療のやり方があまりわからない時点では、まずは白点虫が水槽内で増えないようにする為に「殺菌灯」がお勧めです。
殺菌灯は水槽内の菌や寄生虫を殺してくれる装置ではありますが、殺菌灯の中を通らない限り死滅させられませんから、殺菌灯を付けてるからと言って病気にならない、という事ではありません。
病気によって死なせない為の解決法は、治療の仕方を身につけるしかないのかもしれません👌
第3位【餌付け失敗による死】
初めての海水魚は「餌付けが簡単」な海水魚にして下さい。絶対に見た目だけで選んだらダメですよ❗
海水魚飼育が難しいと言われる1つの理由は餌付けが難しい個体が数多く存在するためです。
パープルクイーン、マンダリン等は非常に美しいカラーリングの為「これを水槽にいれたい😍」なんて思う方もいるでしょうが、まずもって海水魚初心者では無理です❗
残念ながら餓死させてしまうだけですから😫
【予防法と対策】
1番の予防法は餌付けの難しい海水魚を初心者の頃は購入しない事です。また、ショップで購入する際は以下の2点を訪ねて下さい。
「人工餌の餌付けは終わっていますか?」
「どの人工餌を食べていますか?」
人工餌の餌付けが終わっていて、なおかつ同じ餌を買って帰ればまず餓死させてしまう事はありません。
ただですねぇ…
ショップと同じ餌を与えたのに食べない場合があります。その理由が環境の変化です。
そういった事もあるので対策として以下の順番で餌付けをしていかれたら安心ですよ👍
【餌付けの手順】
①水温合わせ、水質合わせが終わったら、いきなり水槽にドボンするのではなく、隔離ケースに投入。
②初日は餌を与えず、先輩魚との顔合わせをさせ水槽に慣れさせてあげる。
③ショップで与えていた人工餌を与えてみる。これで食べれば隔離ケースから出し、水槽投入して大丈夫です。
④もしも食べなければフレークタイプや冷凍餌を与えてみる。冷凍餌はかなりの確率で食べてくれますから、コペポーダやホワイトシュリンプは常備されていたら安心ですよ。
第4位【混泳失敗による死】
海水魚には相性があります。広い海であれば、弱い方は逃げる事も可能でしょう。
しかし閉鎖的な水槽内においては逃げ切るなんて無理な話です。毎日毎日追いかけまわされ、ヒレをかじられまくり、次第に弱っていき☆に…
そんな悲惨な結果にしない為にも混泳には十分注意しておく必要があります。
【予防法と対策】
まず知って頂きたい事は、海水魚は先に水槽に入っていた方が先輩魚です。その先輩魚はすでに水槽内に縄張りを作ってしまっている訳ですから、後から入ってくる海水魚に対しては攻撃的になる可能性が高いという事です。
ではケンカさせない為の工夫がこちら❗
・ショップの店員さんに今水槽に入っている海水魚を伝え、相性的に問題ないかを確認する事。
・基本的に同種同族は争うので、1つの水槽に同じ種類は入れない事。ただし群れて泳ぐ海水魚は可(カウデルニーやアカネハナゴイ等)また、ペアになる可能性の高いカクレクマノミ等は2匹入れても大丈夫。
・気性の荒い海水魚を先輩魚にしない事。スズメダイ系には要注意。
・後から入れる海水魚は先輩魚よりも体が大きいサイズを入れると苛められるリスクは低くなります。
他にもケンカを回避させるやり方は様々ありますが、初心者の頃はやはりショップの店員さんからアドバイスを頂く事が1番だとは思いますよ🤗
第5位【水質合わせ失敗による死】
これまでの人生で金魚やメダカも飼育した事がない人がやってしまう失敗です。
買ってきた魚をいきなり水槽にドボン❗
死にますよ
【予防法と対策】
ただ1つです。点滴法で時間をかけて水合わせを行い、水槽の水に慣れさせてから投入する事です。
ショップの海水と、あなたの家の海水は同じように見えて全く違いますからね。
第6位【水温変化による死】
海水魚は基本、水温が23℃~25℃がベストな状態です。それが真冬に水温が10℃、真夏に水温が32℃なんてことになったら☆にしてしまうのは当然なんです😣
【予防法と対策】
海水魚飼育を始められるのであれば、是非とも水槽用クーラーとヒーターは設置してあげて下さい。この2つの機材がある事で、1年通して25℃を保つ事ができ、長期飼育が可能となります🤗
そして油断してはいけないのが水かえによる水温変化です。
特に気を付けないといけないのが真冬。真冬、蛇口から出る水でそのまま海水を作り、その冷たい海水を水槽に投入すると、水槽の水温は一気に下がってしまいます。
必ず水かえに使用する新しい海水水温も25℃に調整してから入れる様にして下さい。
第7位【飛び出し事故による死】
海水魚ってジャンプするって知ってました?特に細長い体型の海水魚のジャンプ力はかなりのものがありますよ。
ドリ丸も最初の頃、何匹干物にしてしまったことか…
【予防法と対策】
まずは水槽蓋の設置です。そしてフランジですね。
海水魚が飛び出す場所は、ほぼガラス面付近からなんです。その為、フランジ付き水槽でなおかつ水槽蓋が設置されていればかなりの確率で飛び出し事故を回避する事が出来ます👍
もしもフランジなしの水槽でしたらこちらを取り付ける事をお勧めします。
第8位【酸欠による死】
これは海水水槽ではプロテインスキマーを設置している事から、起こりにくい事故ではありますが、下記の状況の場合は酸欠死の可能性があります。
・停電により機材が全てストップ
・水量に対して大量の海水魚を入れている
・プロテインスキマーをオフにした状態でNO3PO4-Xの添加剤を投入
【予防法と対策】
天災はいつ起こるか誰にも分かりません。地震、台風、大雨、大雪…アクアリストにとっては停電は水槽内の生体が全滅してしまう怖さがあるものです。万が一に備えてこういったものを持っておかれると安心です。
【緊急時の電力】
【乾電池式エアーポンプ】
また、硝酸塩値を下げる為にNO3PO4-Xを使用されている方も多いと思いますが、こちらはバクテリアを活性させる為、水槽内の酸素を大量に消費してしまいます。酸素供給してくれているプロテインスキマーは必ず稼働させながら使用する必要があります。
第9位【毒による死】
これはカクレクマノミとイソギンチャクのモフモフ姿を見たい、と思い購入された方がやってしまいがちな事です。
帰宅して水槽を見たら海水魚が全滅❗🥶なんて悲惨な結果の原因は、イソギンチャクが死んだ事で、体内から毒を放出された事が原因なんです。
【予防法と対策】
まずは初心者の頃はイソギンチャク購入はお勧めしません❌カクレクマノミの飼育は簡単でも、イソギンチャクの飼育は難しいんです。
とにかく動き回るイソギンチャク。その結果水流ポンプに巻き込まれての事故死はよく聞く話ですね。
それでもイソギンチャクを最初から入れたい❗というのであれば、せめて水流ポンプにはネットを被せる対策はされておいた方が良いですよ。
第10位【食べられての死】
「魚が魚を食べるの?🤔」と思われた方、食べる種類がいる事を知っておいて下さい。
また、大きな甲殻類も水槽内の小魚は食べますし、ライブロックの中にシャコが潜んでいれば、シャコパンチでやられた魚は無惨にも食べられてしまいます😭
【予防法と対策】
これもショップの店員さんに確認してから購入して下さい。基本的に他の海水魚を食べてしまう個体は、必ず単独飼育が基本です。
まとめ
今回は海水魚飼育初心者の方が、残念な結果にならない様にお伝え致しました。
縁あって我が家の水槽にはるばる海外からきた海水魚達です。出来れば何年も長生きさせてあげたいですからね🤗
【海水水槽で最も売れている水槽がこちら❗】