白点病…違う❗これはリムフォシスティス病だ❗

海水魚

皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉

2週間ほど前、白点病の治療を終えたペルクラにまたもや白点が付いているではないですか🥶

「このペルクラだけなんでかなぁ…」

こちらの水槽にはもう一匹のペルクラ、そしてゴマハギ、パウダーブルータン、カウデルニーが二匹いるのですが、全く白点は付いていないんですよね。

餌は相変わらずバクバク食べているので、今回は数日様子を見ることにしました😅

1日目…まだ付いている

2日目…まだ付いている

3日目…⁉️

違う❗これは白点病ではない❗白点病は白点の位置が変わったり、数が増えたり減ったりするもの。しかし、ペルクラに付いている白点は、ずっと同じ場所にあり増えもせず減りもせず、白点が少しづつ大きくなってきている…

これはリムフォシスティス病だ❗😭

リムフォシスティス病(カリフラワー病、わたかび病)とは?治療の仕方について

①どんな病気なの?

リムフォシスティスはリムフォシスティスウィルスによる病気です。特徴としては、お魚さんのヒレや体表に白い綿のような、もしくは白いカリフラワー状の粒が付着したように見えることから、別名わたかび病やカリフラワー病とも呼ばれている病気です。

リムフォシスティス病になる原因は、外傷や寄生虫によって傷付いた場所に菌が発生し、その菌が線毛状の菌形態を形成しているため、見た目てきに綿の様な、カリフラワーの様に見えます。

②すぐに死んでしまう病気なの?

リムフォシスティス病になったからと言って、病気の進行も遅いため直ぐに死ぬような病気ではありません👌ウーディニウム病の様に、発見次第すぐに対応しないと死んでしまうという訳ではありませんから、焦る必要はありません。

「じゃぁリムフォシスティス病はほったらかしでもいいの?」と言われればそれも違います❌数日間様子を見ていて、運良くぽろっと取れてしまうケースもありますが、通常は白い粒が少しづつ大きくなっていきます。

問題はリムフォシスティスがどこに付いているかです❗

口元に付いていれば、大きくなるにつれて餌が食べられなくなり弱ってしまいます😢

エラに付いていたら大きくなるにつれて、呼吸がしにくくなりこちらも弱ってしまいます😥

幸いにもドリ丸家のペルクラは、左ヒレ先に1個、左のお腹に2個、背びれに1個と、場所的に緊急を要する箇所ではありませんでしたが、日に日に大きくなっていっているのは事実でした。

③他のお魚さんに蔓延するの?

白点病の様に一気に蔓延するようなことはありません。他のお魚さんに傷があったり、弱っていたりしない限り広まる事もないでしょう。

実際、リムフォシスティス病になっているペルクラと、常にハナサンゴでモフモフしているもう一匹のペルクラにはリムフォシスティスの症状は見られませんでしたから😅

④治療方法

~生物治療~

クリーナーフィッシュ、クリーナーシュリンプという生物をご存じでしょうか?

お魚さんの体に付いた寄生虫等を食べてくれる生体の事です🤗

なんと❗リムフォシスティスを食べてくれるお魚さんやエビがいるんですよねぇ🥰お魚さんなら「ホンソメワケベラ」、エビなら「スカンクシュリンプ」です。

ホンソメワケベラの飼育は難しい?

スカンクシュリンプがやってきた!

しか~し❗

絶対に食べてくれます、という確約は出来ません。大きなヤッコ等であれば可能性は高いのですが、ペルクラは動き回りますから、スカンクシュリンプもクリーナーしにくいでしょう。また、ホンソメワケベラが食べようとしても、ペルクラはじっとしていないでしょうから、中々難しいでしょうね😅

ただ、こういった時のためにも水槽には1匹スカンクシュリンプは入れておいた方が安心です。ホンソメワケベラは飼育難易度が少々高いですが、スカンクシュリンプでしたら初心者でも簡単に飼育できますからね👍

お魚さんの為のお医者さんてき役目もしますし、底砂に落ちた残り餌を食べてくれる掃除屋さんにもなってくれますから。

ただ、残念ながら現在こちらの水槽にスカンクシュリンプは不在だったのでした。

~淡水浴治療~

リムフォシスティス病の治療は、淡水浴と薬浴を合わせて行う事が基本的な治療法です。

【リムフォシスティス治療の際、準備する物】

・プラケース

・カルキ抜き

・10リットルバケツ

・水温計

・ヒーター

・エアレーション

・隔離ケース

・バッファー剤

・グリーンFゴールド顆粒

【リムフォシスティス治療の手順】

①淡水浴の準備をする

RO水、もしくはカルキ抜きした水をプラケースに入れます。その中にPHショックを起こさない様にする為にバッファー剤をほんの少し入れます(1g程)また、水温は水槽と同じ25℃にしておきます。

②生体を水槽から取り出し淡水浴プラケースに投入する

約1~2分程泳がせます。

③1~2分後、生体を手のひらに乗せ爪でリムフォシスティスを剥がす

写真のように手に生体を乗せ、爪で撫でる様に優しく白い粒を剥がしていきます。

しかし実際やってみたらこの作業が大変な事が分かりますよ😫なんせ手のひらでパタパタと暴れまくりますから。しかも時間との戦いですから焦りますし、さらに泳いでいる時はあったリムフォシスティスも、手のひらではヒレを畳んでるので見つけづらいんです😣

④プラケースに薬浴の海水をいれていきます

淡水浴が終わったらすぐに水槽に戻す方もいらっしゃいますが、ドリ丸は必ず薬浴を行います。リムフォシスティスは白い粒を取り除いても根が残っていたり、体に炎症をきたしている場合が多いからです。

その為、プラケースに淡水浴を作るのと同時に、10リットルのバケツで新しく海水を作り(海水比重1.020)、その中にグリーンFゴールド顆粒を0.25g入れた薬浴バケツを作っておきます。この時の注意点は飼育水は使用しないという事です❌飼育水には大量の有機物が存在している為、薬の効果がなくなってしまいますからね。

そしてエアレーションとヒーターを設置しておきます。

淡水浴で白い粒を剥がし終えたらプラケースに戻し、その中に薬浴用の海水をスポイト等で入れていきながら軽く水合わせを行っていきます。

※海水魚の場合、海水から淡水よりも、淡水から海水に戻す時の方が体への負担が大きいため、必ず軽く水合わせは行ってあげて下さい。

仮にプラケースに1リットルの水が入っているのであれば、約1分間で1リットルの薬浴海水を入れていく感じで大丈夫です。

淡水浴治療で最重要ポイントは時間との勝負です❗①~④までの手順を約3分から5分で完了する必要がありますからね。5分以上かかってしまうと、お魚さんには大ダメージを与えてしまう結果となります😭

⑤薬浴バケツに生体を投入

お魚さんをプラケースから薬浴バケツに移動する際は手ですくって移して下さいね。網を使用するとさらに体表に傷を付けてしまいますから。

今回のペルクラは、剥がした箇所の炎症もあり、さらに取りきれなかったリムフォシスティスがあった為、5日間の薬浴治療を要しました。傷が深かったり、炎症がひどい場合は治るまで薬浴治療は続けていきます。

⑥水合わせを行い隔離ケースへ移動

点適法で水合わせを行い(30分程)、まずは隔離ケースに入れて状態を確認していきます。淡水浴、薬浴はお魚さんにとっては非常に負担が大きいため、いきなり水槽にドボンするのではなく、一旦隔離ケースで落ち着かせます👌

今回は2日ほど隔離ケースで体表の確認を見て問題もありませんでしたし、餌を与えたらバクバク食べましたので、3日後には水槽に戻す事が出来ました🤗

これにてリムフォシスティス治療は完了です👍

まとめ

白点病にリムフォシスティス病にと、どういう訳か2回もこのペルクラだけを病気にしてしまいましたが、今はそんな病気したのかな⁉️という程、モリモリ餌も食べ、相変わらずひっきりなしにモフモフしていますよ🤗

そうそう、この治療の1週間後、こちらの水槽にはお医者さんが来ました🥰

そうです❗スカンクシュリンプを投入です🤗

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