皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉
サンゴ水槽を作っているアクアリストには、それぞれの考えにより様々なコンセプトがあるものです。1,000人のアクアリストがいれば1,000通りのサンゴ水槽が出来上がるように、二つとして全く同じ水槽は存在しません🤗
例えばドリ丸家の本水槽のコンセプトはミックスドリーフ水槽です。水槽空間を3つのブロックに分け、【SPSサンゴゾーン】【LPSサンゴゾーン】【ソフトコーラルゾーン】にしています。
【SPSサンゴゾーン】
【LPSサンゴゾーン】
【ソフトコーラルゾーン】
今回新たに黄色?ゴールド?のナガレハナサンゴを入手しましたので、改めてチョウジガイとは何なのか?そして水槽左のLPSサンゴゾーンをチョウジガイの森にしていくご紹介となります✨
チョウジガイ系サンゴ
①チョウジガイとは?
チョウジガイ系サンゴ、俗に「ユラユラ系サンゴ🥰」と呼ばれているものが多いですね。
サンゴは大きく分けると、骨格を持った【ハードコーラル】、骨格を持たない【ソフトコーラル】があり、またそのハードコーラルの中でもポリプが小さな【SPSサンゴ】、ポリプが大きな【LPSサンゴ】と分類されます。
チョウジガイはこのLPSサンゴと呼ばれるものの中の一つです。代表的なものとして言えば、皆さんもよくご存知のナガレハナサンゴ、タコアシサンゴ、ハナサンゴ、トランペットコーラル‥等ですね🤗
②チョウジガイの魅力とは?
それぞれの感性でしょうが、ドリ丸が思うチョウジガイの魅力は動きにあります👍
水槽を眺めていて動きのあるものに目がいきませんか?お魚さんはひっきりなしに水槽内を泳ぎ回っていますから、どうしてもまずは見てしまいますよね😍
チョウジガイも水流によってユラユラとポリプが揺れていますから、やはり見てしまうんですよね😍ドリ丸家に訪れたサンゴに全く興味のない友人数十人に、どれが好きかを調査したところ、圧倒的に多いのがチョウジガイ系サンゴだったのです(ドリ丸調べですが)
「アザミハナガタはどんな?」と聞いても、「そっちよりこっちが綺麗❗」とハナサンゴを指したりするんです。アザミハナガタ=200,000円、ハナサンゴ=5,000円なんですけどね😅
サンゴを知らない方にしてみれば、それぞれのサンゴの相場価格や、レア度などは知らないですからね😅サンゴを初めて目の前にする友人は見たまんまの美しさで答えてきますから‥
恐るべしユラユラ系サンゴです❗
③チョウジガイにはニモはモフモフするの?
します❗👌これまで様々なクマノミを飼育してきましたが、100%チョウジガイに入りましたから🤗
ドリ丸水槽にはイソギンチャクを入れていないからです。その為、トランペットコーラル、ハナサンゴ、タコアシサンゴには入りましたよ👌どういう訳かナガレハナサンゴだけには入ったところを見た事はありませんが。
④チョウジガイは丈夫なの?
一度水槽に馴染んでしまえさえすれば非常に丈夫です🤗飼育も難しいとは思いません
しか~し❗
チョウジガイの最大のポイントは、ショップから購入してきて、自宅の水槽に導入する時です。ここで失敗すると一気に溶けてしまうのがチョウジガイの恐いところですから🥶
とにかく水温合わせ、水質合わせは時間をかけて行い、しっかりと薬浴させて水槽に投入していきます。
さらにチョウジガイはやたらに動かしまくると調子を崩しますから、レイアウトの場所もポイントです。水流、光を考慮して「ここに置く❗」と最初から決めてレイアウトしていく必要があります。
⑤チョウジガイを長期飼育していくには?
水質は本水槽が硝酸塩0、LPSサンゴ水槽は硝酸塩10ppmありますが、どちらの水槽にも入っているチョウジガイ系サンゴは元気です🤗これまでの経験の中でチョウジガイ系は、多少硝酸塩があった方がふっくらと美しい姿を見せてくれます。
本水槽の方はどうしてもミドリイシが入っている為、硝酸塩0にしなければならないのですが、サンゴフードを本水槽のチョウジガイ系にはしっかりと与えるようにしています
毎日消灯後リーフエナジーAB+、週に2回リーフロイズ、週に1回LPSペレットを与えています。硝酸塩が出ているLPSサンゴ水槽の方は週に3回リーフエナジーAB+、週に1回リーフロイズ、週に1回LPSペレットを与えています。
状態良く長期飼育していくにはサンゴフードは必須アイテムですよ👍
それでもたまにこんな日があります。
「あれ⁉️いつもより開いてないなぁ🤔」これが2日間続くようなら寄生虫が付いている可能性(ヒラムシ等)がありますから、すぐに取り出し薬浴(コーラルRXプロ)を行います。
さらに溶け出してる場合(ブラウンジェリー)も取り出し、溶けてる箇所を全て個体から取り除いた上で薬浴(シーケムリーフディップ)を行います。
チョウジガイ系を水槽に持たれているのであれば、この2種類の薬は必需品ですね。
⑥チョウジガイの毒は強い?
サンゴ界の中でも強い毒を持っているのがチョウジガイです😣スイーパー触手で攻撃された場合、他のサンゴは全てやられてしまいます🥶肌が弱い人は、チョウジガイを触ると手が荒れますから気をつけて下さいね。
ナガレハナサンゴのレイアウトまでの流れ
①水温合わせ
いつもであれば水槽に袋ごと浮かべるのですが、今回はバケツの水温を水槽と同じ25℃設定にして60分程の水温合わせを行っています。
②水質合わせ
ここがチョウジガイは重要❗ショップの海水比重が1,020に対して、ドリ丸本水槽の比重が1,025。点滴法2時間程かけ水質合わせを行います。チョウジガイの場合は、ここを丁寧にやらないと、水槽に入れた途端溶け出す場合がありますからね。
③薬浴
規定量のコーラルRXプロを入れて15分間の薬浴を行います。特にユラユラ系のチョウジガイの場合、ヒラムシが付着している場合がありますので、必ず薬浴を行います。
④水槽投入
ここも重要❗先程お伝えしましたように、チョウジガイのレイアウトは迷ってはいけませんよ。
「こっちかなぁ?🤔いや、こっちの方がいいかなぁ?🤔違う、やっぱりこっちかなぁ‥」
ストレスでイヤイヤ液を放出し出すかもしれませんよ❗😣
チョウジガイは「ここ❗」と決めて、アクアリウムボンド、もしくは水槽内でも使用できる100均瞬間接着剤を使用して、即効レイアウトしてあげる事がポイントです。
【水槽投入直後の画像】
【水槽投入3時間後の画像】
【水槽投入一日後の様子】
⑤チョウジガイの森完成
チョウジガイゾーンの完成です🤗ユラユラ系サンゴは、消灯時と消灯後ではかなり大きさが変わりますので、ギリギリ当たらない距離感でレイアウトしてあげる事が大切です。
仮に接触したとしても、どちらの個体も元気な状態であれば大丈夫なんですが、どちらかが弱っている場合は、強い方にやられてしまいます😫
チョウジガイの森を作る場合、絶妙な距離感が重要となります🤗
まとめ
チョウジガイの森、見ていて癒されますよ😍ちなみに、個体毎の色が違うとさらに一つ一つのチョウジガイの魅力は増していきます。ドリ丸も今回チョウジガイの森を作って思った事は‥
赤系のチョウジガイをもう1個置きたくなりました🤩
【海水水槽で最も人気な水槽がこちら🤗】