皆さんおはようございます✨ドリ丸です😄
順調に飼育できていたはずのトランペットコーラルが突如不調になってしまいました😥トランペットコーラルは水槽照明を付けてあげると、一気にポリプを満開に広げてくれますから、様子がおかしい時はすぐに分かります。
「あれ⁉️トランペットが開いてないなぁ‥あれ❗骨格が見えてる❗」
そうなんです。ドリ丸水槽にやってきて何の問題も無く育っていたトランペットコーラルの右端のの骨格がむき出しになっていたんです。
トランペットコーラルの不調の原因とは?
トランペットコーラルは、水槽に投入する際は、本当に慎重に時間をかけて水温合わせ、水質合わせを行わないとダメなサンゴです。最初こそ神経を使いますが、そこを乗り切り一旦水槽に慣れてしまえば、後はほっといてもいい程丈夫なサンゴなんですが‥
①ブラウンジェリーは出ていない?
トランペットコーラルのようなチョウジガイ系のサンゴで最も恐い病気がブラウンジェリーです。ポリプがドロドロとジェリーのように溶けてなくなってしまう病気です😣過去、先代のトランペットコーラルをドリ丸水槽でダメにした理由が、このブラウンジェリーでしたから。もしもあなたの水槽で、チョウジガイ系(トランペットコーラル、ナガレハナサンゴ、タコアシサンゴ等)がブラウンジェリーになったら、そのまま放置は危険ですよ。水質をどんどん悪くしてしまいますからね。しかしブラウンジェリーは出てはいない🤔
ではなぜ?🤔
②水質は悪くない?
他のサンゴはどうもなっていません。もしも水質が悪くなっているのであれば、ミドリイシも入れているドリ丸水槽ですから、ミドリイシの方が白化しているはずです。また、同じチョウジガイ系でありますナガレハナサンゴの方がトランペットコーラルよりもデリケートですから、もしも何かあるならばナガレハナサンゴの方が先におかしくなるはず。しかしナガレハナサンゴは快調です。
ではなぜ?🤔
③照明、水流は変えてない?
変えていません。もしもあなたがトランペットコーラルのレイアウトを変更しているのであれば、今までの光や水流もかわってしまいますので、環境に慣れるまで、ポリプを出さない可能性はあります。しかし、ドリ丸水槽ではレイアウト変更も行っていませんでしたから環境の変化はないはず。
ではなぜ?🤔
④他のサンゴと接触した?
してません。というか、仮に他のサンゴと接触しているのであれば、相手のサンゴの方が溶かされていますよ。トランペットコーラルの毒はサンゴ界では最強レベルなんですから👍
ではなぜ?🤔
⑤海水魚に食べられた?
もしもあなたの水槽にチョウチョウウオやヤッコ類が入っているのであれば、その可能性はあります。特にチョウチョウウオにとってLPSサンゴのポリプはごちそうでしかありませんから。しかしながら、ドリ丸水槽ではチョウチョウウオは入ってません。ヤッコは、フレームエンゼルとチェルブピグミーエンゼルは入ってはいますが‥突いているところは1度も見たことがないんですよね。
⑥何かのストレスを受けてない?
右側の骨格からむき出しになってきているということは、そこの場所に何かストレスを感じているのでは‥
あったぁ❗❗💥ストレスの原因はこれに違いない❗❗💥
ドリ丸水槽のトランペットコーラルは、水槽右奥に配置されています。この位置が唯一、トランペットコーラルが大きく広がっても他のサンゴと接触しないからです。ところが大きく広がった右側のポリプは水槽ガラス面に当たっていました。
ポリプがガラス面に当たってるからストレス受けたの?
違います❗
このトランペットコーラルの右側とガラス面の間をお魚さん達がビュンビュン行き交う通りになっていたんです❗「なんでわざわざこんな狭いところを通るの?😅」と言いたくなるほど、動物で言うところの獣道、魚で言うところの魚道?になってたんです。そりゃぁあのデッカイ図体のドリーまでもが、ここ通っていたらストレス感じるはずですよね😭
知らず知らずのうちに、そこだけポリプを、ださなくなり、そしてこんな骨格むき出しの状態にしてしまったというわけでした。
調子の悪いサンゴの対処法
①シーケムリーフディップで薬浴
ドリ丸水槽ではサンゴの調子が悪くなったら必ずシーケムリーフディップに漬け込んで免疫力の回復に努めています👍手遅れでなかったら、この方法はかなりの確率で回復しますよ✨過去にはスターポリプが、ポリプを出さなくなった時、漬け込んだ事で出すようになりました。また、オオバナサンゴが接触により、弱った際も漬け込んで回復させました🤗
1度むき出しになってしまった骨格は元には戻りませんが、今以上に進行させないようにするために、今回もシーケムリーフディップに漬け込んでみましたよ。
それから1週間経過観察をしていましたが、進行は止まりましたね🤗
②レイアウト変更
ドリ丸水槽のお魚さん達に「ここを通らないで❗」とお願いしても、聞く耳なんか持っていません。今も目の前でこのお気に入りの魚道をビュンビュン行き交っています。トランペットコーラルを少し左に移動させ、極力、照明や水流に変化がない位に気持ち移動させてあげました🤗
③それでもトランペットコーラルの調子の悪い箇所が広がっていくなら?
切断します❗ダイヤモンドカッターなんかで、アクアショッブの方はトランペットコーラルをカットしてますからね。トランペットコーラルの口を切らないように気をつければ、トランペットコーラルはカットできます。さすがにそういう機材は一般家庭にはないでしょうから、ノコギリで状態の悪い部分を切断します。切断後は、菌が入るのでヨウ素治療を行い、隔離ボックスにて傷口が回復するまで、そこで育てます。傷口が回復したら、元の場所に戻してあげて大丈夫ですよ。
だいたい10日から2週間位で傷口は回復していきますよ。ドリ丸も最終手段はカットして、元気な部分のトランペットコーラルだけを生かさせようと思ってましたから。
まとめ
ドリ丸水槽のトランペットコーラルは、カクレクマノミが共生してます👌モフモフモフモフしている姿は大変癒されるのですが、反面「トランペットコーラルのストレスにならなければいいけどなぁ」とは思ってました。カクレクマノミにモフモフされる事は大丈夫だったトランペットコーラルも、魚道には完敗だったようですね😅
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