皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉
何万も出して買ったミドリイシ。順調に育っていたミドリイシが白化した場合、あなたならどうしますか?
捨ててしまいますか?
いやいや❗💥そんなもったいないことしないで下さいね。完全に全体が白化してしまったのであれば、救いようがないかもしれませんが、一部分であれば、まだ手はありますよ🤗
その一つの方法は、白化した部分だけポキッと折ってしまいましょう👍
ただ折ってそのまま水槽に戻しても、白化は食い止められませんから、ドリ丸が実際にやっている方法をご紹介していきたいと思います。
ミドリイシが白化した際の対処法
①ミドリイシを水槽から取り出す
本来であればサンゴは自然界において、あの広い海の中で生きていたものです。抜群の太陽の光、抜群の水流、そして豊富な栄養素。そこに対して自宅の小さな水槽で飼育している訳ですから、いつ何が起きてもおかしくはありません。
まずは日々の観察は何よりも大切な事です🤩毎日観察しているからこそ、サンゴ一つ一つの変化に気づく事ができます。今回、ドリ丸水槽のミドリイシが白化した部分は根元部分で、サンゴ成長に伴い、照明が当たりにくくなってしまったことが原因でした😫
ミドリイシの白化は場合によってはあっという間に白化してしまうケースがありますからね。
白化したミドリイシを水槽内に放置していると、そのミドリイシもダメになってしまうどころか、水質を悪化させてしまい、他のサンゴにも悪影響が及んでしまいます💥
白化したサンゴを見つけたら、すぐに取り出します。
②白化した部分だけ折る
これはですね、もったいないと思ってもおもいっきり折って下さい。外から見たら大丈夫そうでも、ドリ丸は白化した部分だけではなく、広い範囲ペンチ等を使って折ります(内部は白化してしまっているかもしれない為)
③シーケムリーフディップに漬け込む
折ったミドリイシをそのまま水槽に戻してしまうと、切り口から細菌が入りミドリイシをダメにしてしまいますから、シーケムリーフディップで消毒をします。
~シーケムリーフディップの使い方~
まずは飼育水4リットルをバケツに入れ、そこにシーケムリーフディップをキャップ2杯入れます。よく混ぜ合わせた後に、白化部分を切断後のミドリイシを15分~30分漬け込みます。
完了したらそのまま水槽に戻して大丈夫なんですが、ドリ丸は切断面に瞬間接着剤を塗ってから水槽に戻すようにしています。雑菌が完全に入らないようにするためにそうしています。
④生きている部分はフラグ化します
根元が白化していてまだ先端部分からはポリプが出ている場合、その先端はまだ生きている可能性が高いので、そこはフラグ化したり、ライブロックにくっ付けたりしています。
ただし、「絶対この部分は大丈夫❗」というところまで切り落としますから、かなり小さくはなりますよ😅
【白化治療後のミドリイシ】
ミドリイシ白化の原因
白化してしまうという事は、そこには必ず原因があります🤔
その原因を解決しないままでいると、何回買ってきても、また同じ白化を繰り返してしまうかもしれません。
しか~し❗
ミドリイシが白化してしまう原因って多岐に渡るものですから、中々真相解明って難しいものなんです。
これからご紹介する、ミドリイシ白化の原因は代表的なものとして参考にして頂ければと思います。
①ミドリイシを入れてすぐに白化した場合の考えられる原因
①硝酸塩値、リン酸塩値が高い
これは一発でダメになりますね💥1日も持たず白化させてしまいますよ💥ミドリイシを購入されるのであれば、まずは自分の水槽内の硝酸塩値、リン酸塩値が限りなく0である事を確認した上で購入しないと本当にもっいない結果になりますから。
②食害を受ける
あなたの水槽にミドリイシ等のSPSサンゴのポリプが大好物なお魚さんは入っていませんか?チョウチョウウオや、SPSサンゴを食べるヤッコ類が入っていると、ミドリイシはすぐにダメになりますから💥
ドリ丸水槽でも過去経験しました。入れた途端ヤッコ類がポリプを突き回り、3日でダメにしましたからねぇ😱狂ったように食べまくってましたから💥
③照明器具の波長が合っていない
ドリ丸も昔、これが原因で数個のミドリイシをダメにしてしまった経験があります💥
ミドリイシには、「浅場系ミドリイシ」と「深場系ミドリイシ」が存在し、それぞれにおいて求める光が違うんですよね。
浅場系とは、読んで字のごとく、浅場に生息しているミドリイシですから太陽光のような強い光が必要となります。メタハラや、LED照明でも150w~200wの照明でなければ難しいでしょう。
深場系とは、逆に水深が深い場所に生息している為、ホワイト色ではなく、ブルー色をしっかり出す照明が必要となります。
個人的には浅場系ミドリイシの方が体感的に飼育しやすい気がしますから、どっちのミドリイシにしようか悩まれるのであれば浅場系ミドリイシの方がお勧めですよ。
②順調に育っていたミドリイシが白化する原因
①硝酸塩値、リン酸塩値が高くなっている
ミドリイシを飼育されるのであれば、硝酸塩値、リン酸塩値を測定する検査薬は必要となりますね。ちょっと前までは0であっても、様々な要因から硝酸塩値、リン酸塩値はしだいに高くなっていくものですから。添加剤等を上手く活用しながら、栄養塩のコントロールが必要となります。
②主要元素が枯渇している
「昨日までバンバン、ポリプが出ていたのになぜ急に白化し出すの?」そんなことがあるのもミドリイシです。硝酸塩値が0、リン酸塩値も0であっても、きちんと水替えや添加剤等で、カルシウムやマグネシウムと言った主要元素を維持出来ていますか?🤔
ミドリイシはカルシウム値450ppm、マグネシウム値1320ppm必要と言われています。人工海水には豊富に主要元素が含まれていますから、週に一度水量の20%~30%されている方であれば、主要元素が枯渇することはまずないでしょう🤗
水替えをあまりされないのであれば、定期的にカルシウム値等を測り、適量の添加剤を使用していかないと、ミドリイシは日々主要元素を消費して成長していきますから、枯渇した水槽内では白化させてしまいます。
③添加剤の入れすぎで水質崩壊を起こしている
サンゴ飼育初心者の頃、ドリ丸は添加剤に対しては否定的な立場でした。しかし、30個体以上のサンゴを水槽内で長期飼育していく上で、水替えだけでは追いつかなくなり、今では添加剤のおかげで上手くサンゴを飼育出来ていると言っても過言ではありません🤗
しか~し❗💥
添加剤の規定量を守らず適当に入れていたら水槽は一気に崩壊してしまいます💥水質崩壊を起こしてしまったら、残念ながら水槽を一度リセットして、もう一度最初から水槽を立ち上げないといけなくなりますよ。
まとめ
ミドリイシが白化するとき、必ずそこには何らかの原因があります。その原因が何なのか?🤔試行錯誤しながら、改善を試みていく事で、経験となり、それがミドリイシ飼育の自信に繋がっていくと思いますよ🤗
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