海水水槽ろ過「強制ろ過」と「ベルリンシステム」どっちがいいの❔

サンゴ過密水槽 機材

皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉

水槽内で生き物を長期飼育するには、常に水を綺麗に保つことに尽きると思います。

その為に様々な「ろ過システム」が存在し、近年は機具の性能も日に日にアップしているため、自宅でアクアリウムを趣味にしている者にとってはありがたい限りです🤗

ところで、あなたの水槽は「強制ろ過システム?」それとも「ベルリンシステム?」どちらにされていますか?🤔

これから海水アクアリウムを始めていこうと思われている方々へ、それぞれのメリット、デメリットをご紹介していきたいと思います。

強制ろ過システムのメリット、デメリットとは?

そもそも「強制ろ過」って一体なに?🤔と思われている方もいらっしゃるでしょう。

強制ろ過とは、バクテリアの力で窒素化合物を毒性の少ない硝酸塩に分解していくシステムです。

では窒素化合物って一体なに?🤔と思われている方もいらっしゃるでしょう。

窒素化合物の元々のスタート地点はタンパク質です。タンパク質は、お魚さんの餌にも必ず含まれていますし、排泄されるフンにも含まれています。

なので、お魚さんが入っている水槽であれば必ずタンパク質は存在するんですよね。

それを強制ろ過システムでは、ろ材に大量のバクテリアを繁殖させバクテリアの力で分解していきます👌

【タンパク質】➡【アミノ酸】➡【アンモニア】➡【亜硝酸塩】➡【硝酸塩】

①強制ろ過のメリット

お魚さんにとっての猛毒はアンモニアです💥次に毒は亜硝酸塩です💥硝酸塩はお魚さんにとっては問題ありません。

アンモニアや亜硝酸塩が検知されるような水槽では到底生きられないのですが、強制ろ過の最大のメリットは、大量のアンモニアや亜硝酸塩を処理してくれることです🤗

海水魚水槽の場合、とにかく硝酸塩にまで分解してくれたらいいわけなので、多くの多孔質なろ材にバクテリアを繁殖させ、硝化作用を起こすようにします。

「水槽の中に沢山の海水魚を入れたいなぁ」とか「大型魚を飼育してみたいなぁ」と思われている方であれば強制ろ過システムがベストですね。

②強制ろ過システムのデメリット

サンゴ飼育です。強制ろ過システムの水槽内にはアンモニアや亜硝酸塩はバクテリアの力で処理されていきますが、硝酸塩はどんどん蓄積されていきます。

お魚さんには無害でも、サンゴ、特にミドリイシのようなSPSサンゴにとっては毒でしないんです💥ソフトコーラルやLPSサンゴでしたら多少の硝酸塩があっても飼育は出来ますが、SPSサンゴは硝酸塩が高い水槽内では白化してしまいますからね😱

【魚が多い】➡【餌やフンも多い】➡【バクテリアが活発に活動する】➡【硝酸塩が多く溜まる】➡【サンゴには厳しい環境】

「水槽にミドリイシとか入れてみたい」それが出来ないのが、強制ろ過システムのデメリットなんです😥

それと強制ろ過システムでは日々硝酸塩は溜まっていきます。

「サンゴは入れないし海水魚だけ飼育するから硝酸塩がめちゃくちゃ溜まっても魚には無害なんでしょ」

それはそうなんですが‥

硝酸塩値が高すぎるのは実は問題が起こってくるんです💥硝酸塩の蓄積が激しくなると、水槽内のpHが低下してしまうんですよね。海水魚の場合pH8,0~8,3が理想とされていますので、これを維持していくためにも定期的な水替えは必須となります。

水替えをする事で、水槽内の硝酸塩を取り除いてくれますからね👍

ベルリンシステムのメリット、デメリットとは?

①ベルリンシステムのメリット

飼育が難しいミドリイシでも飼育出来ることです🤗ベルリンシステムはろ材を入れないでプロテインスキマーの力を使います。タンパク質の次がアミノ酸でしたよね。強制ろ過の場合は、バクテリアの力でアミノ酸から発生するアンモニアや亜硝酸塩を硝酸塩に分解していきましたが、プロテインスキマーはアミノ酸の段階で微細な泡で絡め取り汚れを取り除く仕組みなんです🤗

【アミノ酸を泡の力で取り除いてる様子】

取り切れなかったアミノ酸は、ライブロックや底砂に生息しているバクテリアの力を借りて硝化作用で分解し、そしてライブロックの奥や底砂深くに生息している嫌気性バクテリアによって脱窒され硝酸塩を水槽外に放出していきます。

その為ベルリンシステムでは強制ろ過のように、水槽内に大量の硝酸塩が溜まらないような仕組みとなっているので、微量の硝酸塩でも嫌うミドリイシも飼育出来るというわけなんですね🤗

「ミドリイシを飼育してみたいなぁ」とか「サンゴ過密水槽にしたいなぁ」と思われている方でしたら、ベルリンシステムがベストですね👌

②ベルリンシステムのデメリット

海水魚を多く入れられないことです💥また大型魚飼育も難しいでしょう💥数が多いということは、それと比例して餌も多い、フンも多い水槽になってしまうわけですから、ベルリンシステムでは処理できなくなり、結果的にアンモニアや亜硝酸塩が検出されてしまう水槽になってしまいます😱

「じゃぁ海水魚も過密にしてサンゴも過密の水槽には出来ないって事?🤔」

出来ます❗🤗ドリ丸水槽がまさにそれですから。ミドリイシも含めて現在水槽内にサンゴが33個体、海水魚と甲殻類合わせて15匹入ってます。

硝酸塩値、約2ppm以下を維持できてる理由がこちら❗

ろ材+プロテインスキマー+添加剤+吸着剤の4つの武器

あくまでもドリ丸水槽ではと言う事でお伝えしますが、現ドリ丸水槽がこれだけの過密水槽で順調に維持管理できてるのは、この4つの武器のおかげです🤗

①武器その1

Red Sea REEFER Skimmer300です。こちらの対応水量は、SPS水槽なら300㍑、ミックスドリーフ水槽なら600㍑、魚のみの水槽なら900㍑まで処理してくれる素晴らしいプロテインスキマーです。なんせドリ丸水槽は200リットルしかありませんからね。水槽の水量よりオーバースペックのプロテインスキマーを設置されることをお勧めします🤗

Red Sea REEFER Skimmer300の性能について!

②武器その2

ネクストジェネレーションバイオメディアを使用。以前はエーハイムのろ材をネットに入れて使用していたのですが、こちらのろ材に変更して格段に良くなりましたよ。🤗なんせライブロック150kgに相当するそうですし、なんせ嫌気性バクテリアも繁殖するので、しっかり脱窒までしてくれます。その為、硝酸塩が溜まりにくくなりましたよ👍

ネクストジェネレーションバイオメディアの使用感について!

③武器その3

NO3PO4-Xを定期的に使用。これは硝酸塩コントロールには欠かせない添加剤ですね。定期的に硝酸塩値をチェックした上で適量を添加することで、ミドリイシ飼育が可能となります🤗

NO3PO4-Xは危険な添加剤?

④武器その4

ローワフォスです。昔からあるリン酸塩、ケイ酸塩を取り除いてくれる定番商品ですが、いろいろな吸着剤を使ってみて、これにまた戻しました。やはりロングセラー商品ということは、それだけ多くの方が効果を実感されているという証ですからね🤗

ローワフォスの使用感について

まとめ

海水水槽をする中でプロテインスキマーなしでと考えられる方は少ないと思います。プロテインスキマーだけのベルリンシステムでいくのか、それともろ材と組み合わせていくかは、それぞれの水槽の状況次第というところではないでしょうか。

年々いろいろな新商品が開発されていますから「さらにいいものがありました❗」という物が見つかりましたら、またご紹介していきたいと思います。

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