皆さんおはようございます✨ドリ丸です🤗
サンゴにはそれぞれにおいて成長スピードがあります。同じ水槽にいれている訳ですから、当然水質も微量元素も主要元素も同じな訳ですよね。
ソフトコーラルの中で、成長スピードが早いサンゴは何でしょう?ドリ丸の中でのナンバー1はスターポリプですね✨砂地に置いてたら、本当に底砂面全てを芝生にしてしまうんではないかと思ってしまう程早いです😅
ではハードコーラルでは?それが今回ご紹介する【エダコモンサンゴ】です。「どこまで枝分かれするの?」と思う程、ここ数ヶ月の成長スピードはすさまじいんですよね😆エダコモンサンゴをドリ丸水槽に入れたのは2年前になりますが、その頃はこんなに成長はしてなかったんです。
【2年前のエダコモンサンゴ】
【現在のエダコモンサンゴ】
ではなぜここ数ヶ月で異常に成長しているのか?その原因を探っていきたいと思います✨
エダコモンサンゴの成長の原因
①レイアウトの変更
以前は水槽の中間層に配置していましたが、水槽の上部に配置するように致しました。急速に成長スピードが上がった原因はまずはここからでしたね。サンゴは1度レイアウトした場所からあまりレイアウトは変えない方がいい❗よく言われるアドバイスですよね😊確かにドリ丸もそれは正しいと思います。しかし、サンゴを設置してみて、いまいちだなぁと思われたら、レイアウト変更は全然有りだとも思います。
あなたの飼育しているサンゴで状態が今一つと思われるサンゴがありましたら、思い切ってレイアウトを変更してみられたらいいと思いますよ👌
②光の強さ及び光の質を変えた
レイアウトを変更した事で、当然の事ながら光の強さが変わりました🎇ドリ丸水槽では、この位置はグラッシーレディオリーフの照明が最も当たる場所だったんです。
「光を強くしたらコモンサンゴは一気に成長するんだ😄」
いえいえ実はそうではなかったんです。エダコモンサンゴが急速に伸び出したのは、グラッシーレディオリーフの光を当てながら、グラッシーレディオディープ(浅場系のブルー照明)を2発当てだしてからなんです✨
この検証からエダコモンサンゴには、白系の強い光だけでなく、ブルー球が成長に欠かせなかった事が分かりました。
③水流が明らかに強く当たるようにした
ハードコーラルが増えてきた事により、ドリ丸水槽の水流ポンプの出力をあげるようにしました。水面がかなり波立つ位の強さです。エダコモンサンゴに配置された場所は、最も水槽内でランダムな強い水流が起こる場所でした。やはりSPSサンゴには強くてランダムな水流が必要という事でした。
④カルシウム、マグネシウム値を高く維持
リーフファンデーションABCを購入したことにより、カルシウム値、マグネシウム値は常に高い数値を維持出来るようになったことも大きいと思います。正直2年前は、添加剤に対して懐疑的なドリ丸でしたからね🤔今はきちんと検査薬で測り、必要な栄養素を添加してあげる事がいかに重要かがわかってきましたからね👍
実際、添加剤を上手に活用できるようになったことで、エダコモンサンゴだけでなく、水槽内のサンゴが一回り大きくなったのは事実ですから🤗
あ❗大きくならないのもいました😅キッカサンゴとキクメイシはあんまりかわっていませんでした。
⑤硝酸塩値を5ppmの維持
以前から硝酸塩対策でNO3PO4-xは入れてはいたんです。まだサンゴも、お魚さんも少ない時は十分これでコントロールできていたのですが、サンゴもお魚さんも過密水槽になってしまった頃からか、中々NO3PO4-xだけでは、硝酸塩が思うように下がらなくなってしまったんですよね🤔そこで以前からご紹介しています、アクアギフトさんの「べっぴん土壌バクテリア」をNO3PO4-xと併用して使用してみたところ‥
見事に現在、硝酸塩5ppm以下を維持できるようになりましたからね👍これは、発売元のアクアギフトさんにアドバイスを頂いたおかげです。コモンサンゴは、硝酸塩に対して強いサンゴではありますが、とうぜんあるよりはない方がいいに決まってますからね✨どんどん増殖しているのはやはり、硝酸塩値が少なく維持できているのも一つの原因です。
成長するサンゴの注意点
①他のサンゴとの接触
コモンサンゴは毒性の弱いサンゴです。当然毒性の強いサンゴとの接触でダメになってしまいます。この絶賛増殖中のエダコモンサンゴの後ろには、毒性の強いキクメイシが陣取っていましたので、「このまま伸びたらキクメイシに接触してしまうなぁ‥」と思っていたのですが、なんと❗キクメイシの方には伸びていこうとしないんですよね😆
枝の2本ほど先が触れたのでしょう、先端が白化したのがありましたが、他の枝はキクメイシの方に伸びないんです😮
「こっちにいったらヤバいのがいる❗😫」って分かっているかのようにキクメイシを避けて増殖してるんですよねぇ~🤗しかもキクメイシは大きくなりにくいし、ナガレハナサンゴみたいにスイーパー触手を出すわけでもないので助かりましたよ。
ただし、サンゴが大きくなるとどうしてもサンゴ同士の接触は起こりますから、レイアウト変更、もしくは間に壁となるライブロックなどを置いて対処する必要があります。
②影となる根元の白化に注意
これだけ幾重にも枝が生い茂るようになると、どうしても下の部分に光が当たらなくなり、そこから白化する恐れがでてきます。ドリ丸水槽のエダコモンサンゴの下部にグラッシーレディオコーラル(深場系のブルー球)をスポット的に当たるようにして対処しています。
まとめ
コモンサンゴは条件が整うと一気に成長するとは知っていましたが、まさかここまで成長するとは正直甘く見ていました。特にハードコーラルの場合は【水流】【水質】【光】この3つがどれだけ大切なのかを改めて学ばせて貰っています🤗
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