皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉
「サンゴの状態がいつもと違う‥」そんな経験は海水アクアリストのあなたなら必ず経験されている事でしょう。
サンゴが自宅の小さな水槽でスクスクと成長していく鍵は4つ✨
【照明】【水温】【水流】そして【水質】です。
今回は4つの鍵の1つ【水質】について考えてみたいと思います。
とある日、ドリ丸本水槽にて問題発生❗🥶「ミドリイシのポリプが開いてない」「白化してきている」「LPSサンゴがいつもより膨らんでいない」様々な現象が見受けられたのです😣
あきらかにおかしい❗直ちに水質検査をしたところ‥
「はぁ~何これ⁉️😭」衝撃の数値を目にしてしまったのでした。
主要元素の数値が異常発生❗
結論からお伝えします。
カルシウム値=390ppm
アルカリニティ値=5,5dkh
マグネシウム値=1,500ppm
硝酸塩値=1ppm
リン酸塩値=0,1ppm
何が異常数値になっているかお気づきになられましたか?
ちなみにレッドシーからは、それぞれの水槽に合わせた理想的な【リーフケアレシピ】というものが紹介されています。レッドシー添加剤をご使用の方はこちらを参照される事をお勧めします。
【ミックスドリーフ水槽の理想的な水質を作るためには】
【SPSサンゴ水槽の理想的な水質を作るためには】
【低栄養塩SPSサンゴ水槽の理想的な水質を作るためには】
そうです❗ドリ丸本水槽はミックスドリーフ水槽なのですが、上記のレッドシーレシピからして、カルシウム値が低く、ましてやアルカリニティが異常に低いし、マグネシウムが異常に高いドリ丸本水槽に変貌してしまっていたのでした。
なぜこんな事になったのか?😣全てにおいて慣れと怠慢だったのでした。
①原因その1
【リーフファンデーションABC+だけを添加していた】
料理の上手な方って長年の経験で目分量で味付けするじゃないですか。その感覚で、ドリ丸も何年も海水アクアリウムをする中で、だいたいリーフファンデーションABC+をこれだけ入れておけば大丈夫という感じになっていたんです。
しか~し❗これ絶対やってはダメな事ですよね❌日に日にサンゴは成長しています。成長した分消費される主要元素は変わりますからね。
リーフファンデーションABC+は主要元素をこれ1つでまとめて補ってくれる大変素晴らしい添加剤ではあるのですが、消費される主要元素は、それぞれの水槽で違います。
ドリ丸本水槽では、マグネシウムは足りているのに、そこへリーフファンデーションABC+でさらにマグネシウムを追加。また、添加しているリーフファンデーションABC+だけでは、カルシウム、アルカリニティを補えなかったという訳ですね😥
②原因その2
【週毎の水質検査を怠っていた】
これこそまさに慣れと怠慢です😭「添加剤は諸刃の剣です❗」と以前記事にしたことあるのですが、そう言っていたドリ丸がやってはいけない感覚でやってしまいました😥
きちんと週に1回水質検査をしていれば、リーフファンデーションABC+の添加剤を一旦取りやめ、リーフファンデーションA(カルシウム)、リーフファンデーションB(アルカリニティ)だけの添加剤に切り替えていたはず。
サンゴの状態がいくら良くても水質検査は必ず必要❗という事ですね。
③原因その3
【週に1回の水替えの量が少なかった】
水替えは人工海水によって足らない主要元素や、微量元素を供給してくれる他、ドリ丸本水槽のように異常に高くなってしまっていたマグネシウム値を、水を入れ替える事で適正な数値に戻す役割も担っているものです。
水替えは変わらず毎週土曜日の夜欠かさずやっていました。しかし‥量が最近少なかったんです😥
ドリ丸本水槽以外に新たにLPSサンゴ水槽を立ち上げた為、これまで毎週60リットルの海水を作り、全て本水槽の水替えに使用していたのを、本水槽に40リットル、LPSサンゴ水槽に20リットルとしてしまっていたのでした。
これも怠慢ですね😣水替えは週に一度水量の20%~30%が基本です。となるとドリ丸本水槽の水量は170リットル、LPSサンゴ水槽が50リットル。220リットル×30%=66リットルがドリ丸家での適正な水替えの量となる訳ですね。
まとめ
誤解のないようにお伝えしますが、リーフファンデーションABC+はサンゴ飼育においては本当に有難い添加剤です。しかし今回のドリ丸のような使い方をしてしまうと、理想の水質とはかけ離れた水質にしてしまう可能性も秘めています😣
サンゴ飼育において【慣れ】とは恐ろしいという事。素晴らしいサンゴ水槽を維持されている方々は、やはり影の努力が素晴らしいという事ですね🤗
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