皆さんおはようございます✨ドリ丸です😄
サンゴにはハードコーラル(骨格を持ったサンゴ)、ソフトコーラル(骨格を持っていないサンゴ)がありますよね。
ここで一つクエスチョン❗🤔
ハードコーラル=飼育が難しいサンゴ
ソフトコーラル=飼育が簡単なサンゴ
なんて思われてはいませんか?ドリ丸はサンゴの事を全く知らないズブの素人の時はそう思っていましたから‥確かにソフトコーラルの中で、マメスナやディスクコーラル、スターポリプなんかは非常に飼育が簡単なソフトコーラルである事は事実です。
しか~し❗
ソフトコーラルでありながら、ずば抜けて高いレベルの飼育技術を要求するサンゴがいる事をご存知でしたか?💥
その名は【ウミアザミ】😣
ウミアザミの飼育の仕方
①ウミアザミとは?
ウミアザミは大きく分けて3つの種類があります。
・ウミキノコのように幹があって、そこからポリプが広がるウミアザミタイプ。
・岩肌を共肉が覆ってそこから直接ポリプを伸ばすイタアザミタイプ。
・あまり大きく広がらないポリプを持つタチエダウミアザミタイプ。
パクパクウミアザミって聞いた事ないですか?😍ドリ丸もショップで、チガイウミアザミがポリプをパクパクと開閉する姿を見たことがあります。その姿を自宅の水槽で再現したくて購入される方が多いと思いますが、かなりのデリケートサンゴなので、長期飼育は中々難しいサンゴなんです😫
②光の強さは?
強い光が必要です。ソフトコーラルとしては異例な程光量を必要とするサンゴなんです。60センチ水槽で150w、90センチ水槽で250wもの光を当ててないと、長期飼育が難しいです。ウミアザミは、光量が足りてない水槽環境だと幹の部分が伸びてしまいます。あなたの水槽のウミアザミの幹が短いままでしたら、光は十分当たっている証です🤗色は白系の光が求められます。
③水流はどれくらい?
ミドリイシ飼育同様な程、強くてランダムな水流が求められます。一方向から当て続けると弱りますから、いかに水槽内に複雑な水流を起こしてあげられるかがカギとなります。
④硝酸塩値は?
ウミアザミを長期飼育していく為には、ここもミドリイシ飼育同様に硝酸塩値0が求められる部分です。ソフトコーラルって高い硝酸塩値でも案外育てられるイメージなんですが、ウミアザミは違います❗硝酸塩にはめっぽう弱いので、少しでも高くなると、昨日まで元気がよかったウミアザミが溶けていきますよ😥
このデリケートな面が、水質をコントロールしきれないうちは飼育が厳しいと言われる由縁なのかもしれません。
⑤水温は?
24℃~26℃です。ウミアザミはデリケートなサンゴですから水温の変化にも敏感です。水槽クーラー、ヒーターを25℃設定で常に一定の水温にしてあげることが大切です。
⑥エサは必要?
液体フードを与える方もいますが、基本ウミアザミは強い光で成長していきますから必要ありません。液体フードを与える事で、間違いなく水質は悪くなりますから、かえってウミアザミにとってはダメージです。
⑦添加剤は必要?
長期飼育していく上で、ウミアザミはヨウ素添加剤は必要と言われています。プロテインスキマーや殺菌灯で、水槽内のヨウ素は日に日に枯渇していきます。微量元素とヨウ素はしっかり補給してあげる必要がありますね🤗
⑧海水魚との混泳は?
チョウチョウウオ、ヤッコ類にとってウミアザミのポリプはエサになってしまう可能性が高い為、この種との混泳は厳しいですね。
⑨ウミアザミの毒性は?
ウミアザミに毒はありませんので、他のサンゴと接触させないようにレイアウトしてあげる事が大切です。
⑩爆発的に増える事もある
光量、水質、水流、まさにミドリイシを上手に育てられている方の水槽で飼育されたウミアザミは爆発的に増えていきます。ウミアザミを長期飼育していたり、大きくウミアザミが広がっているということは、かなり素晴らしい状態の水槽と言っても過言ではありませんよ✨
まとめ
ウミアザミの状態のバロメーターは幹の部分です。調子が悪くなると幹の部分が弱々しくうなだれていきますから、そのサインを見逃さないようにしていたらいいですよ🤗
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