スリバチサンゴの飼育は難しい❓

スリバチサンゴ サンゴ

皆さんおはようございます✨ドリ丸です😄

今回ご紹介するサンゴは【スリバチサンゴ】です。本州中部以南にも生息していて、飼育は優しいサンゴですから、初心者の方でも十分長期飼育はしやすいサンゴですよ🤗

ただ飼育していくなら、比較的問題なく育てられるスリバチサンゴですが、水槽内で見応えのあるスリバチサンゴにしていく為には、やはりコツがいります。

スリバチサンゴとは❓

骨格を持ったサンゴをハードコーラル、持っていないのをソフトコーラルと分類されています。スリバチサンゴは骨格がありますからハードコーラルという事になりますね。さらにハードコーラルの中で、ポリプが小さいのをSPSサンゴ、ポリプが大きいのをLPSサンゴと称されています。

スリバチサンゴはご覧の通りポリプが大きいハードコーラルですから、LPSサンゴの位置付けになります。

スリバチサンゴはまさにその形状から名前が付けられています。平らで中央部がへこんだすり鉢状の形をしている事から【スリバチサンゴ】と命名されたようですね🤗

①光の強さは?重要ポイント❗

ここはある意味スリバチサンゴを飼育していく上でのポイントになります。

スリバチサンゴには、オオスリバチサンゴヨコミゾスリバチサンゴと2種類存在します。見分け方は非常に簡単です👍オオスリバチサンゴはポリプが大きくまるで花を咲かせているように見えます。ヨコミゾスリバチサンゴは、逆にポリプが小さくコモンサンゴのように見えます。

オオスリバチサンゴの光の許容範囲は広く弱い光~強い光で飼育可能です(ドリ丸水槽ではグラッシーレディオコーラル使用)

ヨコミゾスリバチサンゴを長期飼育する上で、弱い光ではダメになってしまいますから、出来るだけ強い光を当ててあげる必要があります。最低限グラッシーレディオリーフ位の光は必要になります。

②水流の強さは?重要ポイント❗

この水流もスリバチサンゴを飼育していく上で、大切なポイントになります。見ての通り形状がすり鉢のように中央部がへこんでいますから、ここにゴミがたまりやすいんですよねぇ。特にヨコミゾスリバチサンゴは溜まりやすいですよ😫

スリバチサンゴを設置した場所には強めの水流が当たるようにしてあげて、ゴミや汚れを溜まらないようにしてあげる事が大切です。へこんだ部分に溜まったゴミや汚れをそのままにしておくと、共肉が禿げてしまいます。スリバチサンゴの中央部だけが、禿げてきたなぁと思ったら、その場所の水流は弱いですよ❗のサインですから、場所移動してあげる必要がありますね。

③水温は?

24℃~27℃の範囲で状態良く飼育できます。基本、水槽クーラー、ヒーターの設定温度を25℃にしてあげてれば問題ありません。

④水質は?

ここがスリバチサンゴが初心者の方でも育てやすいポイントかもしれませんが、ハードコーラルでありながら、多少の硝酸塩やリン酸塩耐えてくれます。出来るだけないようにしてあげた方が良いのですが、15ppmの硝酸塩値があっても、何事もなく元気でいてくれます。

⑤添加剤は必要?

人工海水がサンゴ飼育に特化したものをしようしている場合(コーラルプロソルト等)であれば、週に1回の水替えでもスリバチサンゴは十分長期飼育できます。しかし、そうでないのであれば、ストロンチウム、カルシウム、マグネシウムの添加剤は入れてあげた方が、状態良く飼育できます。

サンゴ飼育するなら人工海水はコーラルプロソルトで決まり!

リーフファンデーションA,B,Cで主要元素の数値を上げる

⑥毒はあるの?

スリバチサンゴには強い毒があります。しかしながら、ナガレハナサンゴのようなスイーパー触手を出して、隣のサンゴを攻撃するような事はしませんので、設置の際隣のサンゴと接触だけはしないようにレイアウトしてあげれば大丈夫です🤗

⑦カラーバリエーションは?

LPSサンゴとしては珍しくカラーバリエーションが、少ないサンゴです。ショップで見ている限り、ベージュのスリバチサンゴはよく見かけますね。他にはグリーンですね。超レアもので、メタリックグリーンのスリバチサンゴを年に数回見ますが、もしもあなたがメタリックグリーンのスリバチサンゴを見つけたら買っても全く損はしませんよ✨それだけメタリックグリーンは、貴重という事ですから😍

⑧海水魚との相性は?

スリバチサンゴのポリプを突く可能性がある、チョウチョウウオやヤッコ類の入っている水槽に入れてしまうのは危険です。ストレスでしだいに弱っていきますから。

⑨サンゴフードは必要?

オオスリバチサンゴにサンゴフードを与えると吸収しているのが分かります。週に1回は与えた方が成長し、見応えのあるオオスリバチサンゴになっていきますね。ドリ丸が現在LPSサンゴに与えているのがリーフロイズ。このサンゴフードはLPSサンゴ全般のポリプをふっくらとさせてくれるので、本当に良いサンゴフードだと思いますね。後は週に2回べっぴん珊瑚リーフチャージを与えてます。植物性なので、水を汚しにくく、サンゴ全般いい状態が保てています。

リーフロイズでLPSサンゴの状態は上がるの?

べっぴん珊瑚リーフチャージの添加の仕方を解説

まとめ

スリバチサンゴはLPSサンゴの中でも水質の変化にも強く、高価な機材でなくても飼育しやすいサンゴです。水流がしっかり当たり、汚れが溜まらないようにしてあげれば長期飼育は出来るサンゴです🤗

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