皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉
順調にサンゴが飼育出来ていたはずなのに、ある日突然サンゴの調子が悪くなってしまった経験はありませんか?😭
ドリ丸もサンゴ飼育を始めて最初の二年間は紆余曲折いろんな事がありました。
サンゴの調子が悪くなるという事は、当然の事ながら水槽内で何かしらの異変が起こっています🤔その多くの原因は「水質」です。
しかしながら、この「水質」は目で見ても分からないものです。一見すれば綺麗な水に見えても、実は大変な事が起こっているかもしれません。
さらにサンゴが不調になる原因は多岐に渡ります。今回はもしもサンゴが不調になった場合、まずはチェックして頂きたいポイントを5つお伝えしていきたいと思います🤗
サンゴが不調になる原因ベスト5
第1位
【硝酸塩値が高い】
「使用する検査薬」
サンゴ飼育をされている方であれば、硝酸塩値が高いとサンゴに大ダメージを与える事はご存知ですよね。特にミドリイシ等であれば限りなく硝酸塩値は0を維持していく必要があります👍
LPSサンゴやソフトコーラルであれば、硝酸塩値20ppm位あっても全然大丈夫ですが、さすがに50ppm超えるような汚れた水ではダメにしてしまいます。
【対策例】
・定期的な水替えをする
・NO3PO4-Xの使用
・ろ過能力をアップさせる
第2位
【リン酸塩値が高い】
「使用する検査薬」
リン酸塩はサンゴ水槽にお魚さんを入れているのでしたら必ず検出されてしまうものです。エサに含まれていますからね😅また、水道水で人工海水を作っている方でしたら、リン酸、ケイ酸も水槽内に蓄積されていくものです。
リン酸やケイ酸値を下げる為に吸着剤を使用されている方も多いのですが、その吸着剤は定期的に交換していますか?そのまま放置していた場合、商品によっては溜め込んだリン酸塩を時間の経過と共に、水槽に放出してしまうものもあるのでご注意を❗🥶
「対策例」
・定期的に水替えをする
・リン酸塩吸着剤を使用する
・RO水を使用する
・リキッドフォスフェイトリムーバーの使用
第3位
【主要元素が低い、もしくは高い】
「使用する検査薬」
サンゴはそもそも自然界の海に生息しているものですよね。海にはサンゴが成長していくために欠かせない、多くの栄養が溢れているものです。
しかしながら、海の水量に比べたら水槽内の水量はごくわずかなもの。そのごくわずかな水槽内の海水から日々栄養を取りこんでいる訳ですから、何もしなければ栄養分が枯渇していくのは当然な事です😥
主要元素が枯渇するとサンゴは調子を崩します。あなたの水槽のカルシウム値、マグネシウム値、KH値はどれ位ありますか?🤔入れられているサンゴの種類によって、求められる主要元素は若干違いますが、最低限下記の数字は保てていますか?
・カルシウム値‥380~430
・マグネシウム値‥1200~1350
・KH値‥8~11
逆にこういった方もいらっしゃるかもしれません。
「毎日いろんなメーカーの添加剤を入れてるから主要元素が枯渇する事なんてあり得ないよ❗」
「たまにドカッと入れてるから大丈夫でしょ❗」
それかなり危険です❗数値が低いのではなく高すぎるからこそ、サンゴが不調になっているのかもしれません。また、数値を急激に上げる事もサンゴが不調になる原因です❌
そもそも添加剤を使用する場合、どこのメーカーのでも構いませんが、一つのメーカーに統一された方が安心です🤗また、現在の水質検査もせず、数値が分からない状態で気が向いた時にや、目分量で入れているとなると、異常な数値が検出される恐れがありますからね。
主要元素は低すぎてもダメ❌高すぎてもダメ❌という事をぜひ知っておかれて下さい。
「対策例」
・定期的な水替え
・検査薬を使用しながら規定量添加剤を毎日入れていく(とにかく数値を安定させてあげる事が大切です)
第4位
【微量元素が不足している】
「使用する検査薬」なし
主要元素とは別に検査薬では測れない微量元素というものがあります(80の元素の中で31の元素、これが微量元素)
サンゴの骨格、軟部組織に存在する31種類の元素が水槽内にあるかどうかは非常に大切な事です👍微量元素は人工海水の中にも含まれてはいるのですが、週に1回の水替えだけでは追いつかなくなってしまいます。
「対策例」
・添加剤を毎日規定量入れていく
第5位
【バクテリアのバランスが壊れている】
「使用する検査薬」なし
各メーカーから様々なバクテリアが発売されていますが、あれって意味のないものだと思いますか?🤔
好気性バクテリア、嫌気性バクテリアを水槽内で上手に育てていく事で、飼育環境は間違いなく良くなりますよ🤗サンゴを長期飼育していく上でバクテリアの役目は非常に大切なものです。
人によっては「バクテリア剤なんて使用する必要ない❗あんなもんメーカーが金儲けの為に作っているだけ❗」なんて言われる方がいるのも事実。
しかしドリ丸は、定期的にバクテリアは入れる事をお勧めします。特に過密水槽にされている方は是非水替えの際には入れていかれた方が安定します👌
ドリ丸もこれまで様々なバクテリア剤を使用してきましたが、これは本当に効果有り❗🤩と思えたのは4つでしたね。
・べっぴん土壌バクテリア
・スーパーバイコム
・マメバクテリア
・ハンナアップCS
番外編
【塩分濃度が高すぎる】
これは冬場は特に起こりえる盲点です🥶
「全ての数値に問題が無いのになぜ?」
そんな時は塩分濃度もしくは比重を確認してみると驚きの数値がでているかもしれませんよ。暖房の効いた室内において水槽内の水分はどんどん蒸発していきます。ドリ丸本水槽でも真冬は一日で1,5リットル~2リットル程蒸発しています。
「1,023の比重だったはずが1,030になってた😣」なんて事も起こりえますから、冬場は毎日塩分濃度の計測はされておかれた方が安心です🤗
ちなみに【水温】【塩分濃度】【海水比重】を一発で計測してくれるこちらを1本持っておくと非常に便利ですよ。
まとめ
海水アクアリウムは、淡水アクアリウムよりも、一旦調子を崩し出すと元に戻していくのは非常に厄介で時間もかかるものです。
サンゴの調子の良さを維持していく為に、水質チェックは責務とも言えるのかもしれません🤗
【海水水槽で最も人気な水槽がこちら🤗】