クサビライシの飼育は難しい❔

サンゴ

皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉

いきなりですがクエスチョン❗

問い1「サンゴの中には動き回るサンゴがいる?🤔」

問い2「サンゴの中にはひっくり返っても自分で起き上がる事が出来るサンゴがいる?🤔」

答えは2つとも「YES」です🤗

ハードコーラルの中では珍しく、岩に固着せず自由気ままに移動する【クサビライシ】を今回はご紹介していきたいと思います。

クサビライシの特徴、及び飼育の仕方について

①クサビライシの特徴とは?

クサビライシの最大の特徴は、ゆっくりとではあるが自分で移動したり、ひっくり返っても共肉を膨らませて元通り起き上がったりする事です🤩

中には自分で割れながら増えていくクサビライシも存在します。

サンゴ飼育をされた方ならば底砂に直接サンゴをレイアウトするのはよろしくない事はご存知ですよね。

理由は底砂には様々な雑菌がいる為、直接触れてしまうとダメージがあるからなのですが…

クサビライシは違います❗底砂に直接置けるんです👍それは骨格が平たく固着しない特性の為、レイアウトは底砂に置くのが一般的なのです。

自然界でも、ごく小さいうちは岩に付着しているのですが、成長しある程度の大きさになると、自ら岩から落ち砂の上で生活するようになります。

この様に砂に直接置けるサンゴはレア種の為、底砂スペースを広く確保されている水槽にワンポイントとしてクサビライシがレイアウトされているだけで、水槽が華やかになります😍

②学名は?

Genus Fungia

③飼育は難しい?

クサビライシはハードコーラルのLPSサンゴです。LPSサンゴの中では丈夫で長持ちするサンゴの1つとされています🤗硝酸塩値2ppm以下、リン酸塩値0.02ppm以下の水質であれば問題なく長期飼育が可能です。

また検査薬にて水質を計り、足らないカルシウム、KH、マグネシウムの添加剤を入れてあげる事により成長させていけます。

④カラーバリエーションは?

形、色のバリエーションが多いクサビライシです🤗グリーン、レッド、オレンジ、ピンク、パープル、ベージュ、グレーと多彩なカラーバリエーションが存在しますのでコレクション性も高いサンゴですね。

せっかく美しい色彩を維持させる為には微量元素は必須となりますので定期的に添加される事をお勧めします。

単色ではなく複数の色が組合わさっているクサビライシはレア度も高く、市場では高値で取り引きをされています。

コーラルカラーABCDの使い方について!

⑤水温は何度飼育?

22℃~25℃です🤗水温変化にも弱くはないのですが、長期飼育する為にはやはり水槽用クーラー、ヒーターは必須となります。

⑥水流は必要?

ランダムで強めの水流が必要です🤗水流のないところに置いてしまうと、形状からゴミが溜まってしまいますし、一方向からの強い水流はストレスで弱らせてしまいますので注意です。

まぁでも自分にとって最適な場所に移動していくでしょうが、底砂付近にもランダム水流が流れるようにウェーブポンプを調整される様にしてあげて下さい。

MJ-GF2Kの使用感について

⑦光の強さはどれくらい必要?

ブルーの光が強めな照明がお勧めです🤗特に蛍光色を持ったクサビライシにブルーの光を照射する事で本当に美しい姿を見る事が出来ますからね。

一般的な420~450nmの波長を持つワイドバンドブルーのLED照明であれば問題なく飼育する事が出来ます。

リーフLEDの使用感について

⑧毒性は強い?

強い毒を持っています。ナガレハナサンゴの様なスイーパー触手を出す事はしませんが、毒性の弱いサンゴとの接触には注意して下さい。

⑨魚水槽に入れても大丈夫?

ヤッコやチョウチョウウオが入っている水槽には入れる事が出来ません❌彼らにとってクサビライシのポリプはご馳走でしかありませんから食べられてしまいます🥶

ポリプ食でない海水魚水槽であれば問題なく入れる事が出来ます。

⑩サンゴフードは必要?

必要です🤗週に1~2回程与えてあげる事により、共肉がしっかり膨らみ状態良く飼育する事が出来ます。

ちなみにドリ丸水槽ではリーフエナジーAB+にリーフロイズを混ぜ合わせスポイトで振りかけるように与えています。

リーフエナジーAB+の使い方について

リーフロイズの使い方について

まとめ

底砂のスペースがないところに無理矢理クサビライシを置くのはもったいない気がします😅

やはりクサビライシを置くのであれば、広く底砂がある水槽にこそ本来のクサビライシの美しさを見る事が出来ると思いますよ🤗

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