皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉
海水水槽を長く維持されていると、様々な『藻』が発生することはご存知ですよね。
立ち上げ初期に発生しやすい茶ゴケ。水槽が安定すると発生しやすい緑ゴケ。良質な水質になると発生しやすい石灰藻。
しかし…
シアノバクテリアはダメです❌増殖スピードが早く、あなたの水槽がサンゴ水槽であるならばあっという間にシアノバクテリアに覆われてしまいますよ。また、底砂に発生した場合、硫化水素の発生原因となってしまいます。
シアノバクテリアを除去する手段としては様々方法があります。
・プロホースで水替えの際ひたすら吸いまくる方法。
・シアノバクテリアを食べてくれるタツナミガイを入れる方法。
・薬品を入れて除去する方法。
今回検証するのは薬品です。シアノバクテリアを除去する薬品はいくつかのメーカーから発売されていますが、今回はカミハタさんから発売されています『アンチレッド』という商品を使っていきたいと思います🤗
「3日使用でシアノバクテリアを全滅❗」と書かれてはいますが果たして本当なんでしょうか❔
アンチレッドの特徴、及び使用感について解説
そもそもなぜシアノバクテリアが発生してしまうのか?🤔
様々な要因があると言われていますが、よく言われている理由は2つです。
①シアノバクテリアとは?
藻類の仲間で赤ゴケとも呼ばれています。水槽のガラス面や底砂、ライブロックにスライム状に付着していき、初期段階ではコケの様にも見えます。水槽環境によっては緑色や黒色にも見えます。
②なぜシアノバクテリアが発生するの?
1つ目が硝酸塩、リン酸塩が蓄積している為。水替えの際、海水を作るのに水道水を使用している場合、水替えをやればやるほど水槽にリン酸やケイ酸を投入してしまっている場合があります。
水道水の中には必ずリン酸が含まれていますが、地域差があるのも事実。一度ハンナのリン酸チェッカーであなたの家の水道水を計測してみられる事をお勧めします。もしも「え⁉️こんなにも高いの⁉️」というような数値が出たのであればアクアギフトから発売されていますリン酸を完全に除去してくれる、こういったものを使用し水替えしていけば問題は解消されますよ。
2つ目が水の淀み、もしくは止水域です。シアノバクテリアは明らかに水流が弱いところに発生しやすいので、水流ポンプを追加するなどすれば解消されます。
③シアノバクテリアをほっておくとどうなるの?
シアノバクテリアをほっておくとサンゴを覆ってしまいます。覆われてしまったサンゴは、光合成が出来なくなり死んでしまいます🥶
また、底砂のシアノバクテリアをほっておくとそこから硫化水素が発生する可能性があり、魚がバタバタと死んでしまいます🥶
④アンチレッドの特徴
水槽内の赤ゴケ(藻類、シアノバクテリア)を除去する薬品です。
効果は抜群で、使用して殆どの赤ゴケが3日で消滅させてしまう優れた商品です。しかしながら赤ゴケはしつこい為、一旦消滅しても水槽環境に改善がない場合、また発生する可能性が大ですから、定期的にアンチレッドを投入する事で予防にもなります。
⑤アンチレッドの使い方について
※アンチレッドを投与している期間は必ず殺菌灯はオフにして下さい。また、プロテインスキマーもオーバースキムする可能性があるので、出力の調整をする必要があります。
投与する際、よく振ってから使用します。
【1日目】
水量120リットルに対してアンチレッドを12ml投与する
【2日目】
水量120リットルに対してアンチレッドを15ml投与する
【3日目】
水量120リットルに対してアンチレッドを18ml投与する
【水量に対しての投与例】
ご自身の水槽の水量から規定量を算出して3日間連続で投与していって下さい。仮に3日連続投与してもシアノバクテリアが残っていたとしても、2週間は投与をせず、2週間後に改めて3日間連続で投与していきます。
実際のところ、初日の投与でシアノバクテリアが浮いてくるのがわかりますよ。2日目にはポロポロと剥がれていて、3日目にはある程度無くなっていましたから効果は凄かったですよ。
【使用前】
【アンチレッド投与して四日後】
⑥生体に影響はないの?
全くサンゴも海水魚も大丈夫でした。ただし❗説明書にはシャコ貝には影響が出る可能性があるらしいので、シャコ貝が入っている水槽の方は使用しない方が良いかもしれません。
⑦予防の為の投与の量は?
半年に1度、120リットルに対して12mlの投与です。
⑧使用期限はどれくらい?
開封後2年と記載されています。
まとめ
ドリ丸水槽では三日間で約70パーセントのシアノバクテリアがなくなった感じでしたね😅しかし、二週間後再度繰り返してみたところ・・
完璧になくなっていました🤗
シアノバクテリアでお困りの方にはお勧めの薬品ですよ👌
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