皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉
水槽を立ち上げたばかりの頃の状態を覚えていますか?
ガラスはピカピカ、底砂は真っ白、機材も新品といった具合に美しかったはずですよね🤗
しか~し❗
今、目の前にある水槽はいかがですか?
・ライブロックはコケまみれになっていませんか?
・底砂は茶色くなっていませんか?
・止水域にデトリタスが溜まっていませんか?
・機材は石灰藻が付着したり塩ダレで汚れていませんか?
ガラス面は日々のメンテナンスで簡単に綺麗にする事が出来ても、1度組み上げたライブロックや底砂は、そうそう取りだす事なんて出来ないですよね😅
ましてや立ち上げ当初は、お魚さんの数やサンゴの数も少なかったでしょうが、数年も経てばかなりの生体が入っているはず。
「綺麗にしたいとは思うけどやり方が分からない😫」
そこで今回は、ドリ丸が2年に1度行っている水槽リセットの仕方について、ご紹介していきたいと思います🤗
水槽リセットの仕方について
①1番気をつけなければならないことは何?
お魚さんやサンゴがまだ入っている中で、汚れを撒き散らしてしまう事です❌海水水槽の底砂には、驚くほどの汚れが蓄積されていますからね❗
また、サンゴのレイアウト変更をされた事がある方なら分かると思いますが、ちょっと動かしただけでも汚れは舞ってしまうものです。同様にライブロックの上にもかなりの汚れが積もりに積もっています🥶
そんな汚れに触れさせてしまうと、お魚さんは病気になってしまうリスクが非常に高いので、水の汚れが舞わないようにしながら、お魚さんやサンゴを取りだす事がカギとなります👌
②準備品
・プロホースMサイズ
・バケツ(2個)
・大きめのタライ、もしくは衣装ケース
・コケ取りグッズ
・エアレーション
・冬場であれば小型ヒーター
・プラケース
③リセットの手順
①電源を全てOFFにする
水槽用クーラー、ヒーターがOFFになると水温変化が起こりますので、リセットの際は部屋の空調を調整しながら、出来るだけ水温変化が起こらないようにしてあげて下さい🤗
②水槽上部の綺麗な水を抜いていく
この水がある意味、リセット作業において最重要となります👍お魚さんやサンゴは、この飼育水に慣らされているので、水槽掃除の最中は、この飼育水を大きなタライに溜めそこに一旦避難させておきます。
そして水槽掃除が完了したら、またこの水ごと水槽に戻していきますので、絶対に捨てないようにして下さい。
水槽上部の綺麗な水をプロホースで抜いていきながら、水量の約50%をタライに、20%をバケツに溜めていきます。そして残りの30%は水槽に残しておいて下さい。
「なぜ30%の水は残すの?🤔」
底砂の中の汚れをプロホースで泥抜きする際に必要になってくるからです👍
また、水を抜いていくと、レイアウトしているサンゴやライブロックがむき出しになってきます。そのむき出しになったサンゴはそっと取り出しタライの方に移して下さい。水のない状態であれば水槽内で汚れが舞う言葉ありません🤗
先程、20%の水はバケツにと言いましたが、こちらの方にむき出しになったライブロックを入れ、一旦ここで汚れを洗い落とします。ライブロックにはかなりの汚れが蓄積されていますから、それをタライの方に直接入れてしまうと、そのタライの中の水が一気に汚れてしまうからです🥶
バケツの中でジャブジャブと汚れをしっかり落としきったのを確認してから、タライの水に移動していきます🤗
③生体を取りだしていく
水を抜きながら、サンゴやライブロックを少しづつ取りだしていきますから、お魚さんの隠れるスペースもなくなります。お魚さんを手ですくい上げるか、またはプラケースで捕まえ、タライの方へ移動させていきます。
30%の水は残しておかなければならないので、まだライブロックの土台の部分だけが水槽に残っていますよね。この土台部分と底砂は接していますから、ライブロックを抜くと尋常でない程の汚れが舞います😭生体を全て取りだしてから、必ず1番下のライブロックは抜くようにして下さいね。
④タライの中にはエアレーション、冬場はヒーターを設置
水槽の中の全ての生体がタライの方へ移し終えたら、必ずエアレーションを入れてあげて下さい。また、冬場であれば小型ヒーターを入れておかれたら安心です🤗
ここで恐らく1つの問題が生じているはずです。
「ライブロックや背の高いサンゴが水面から飛び出しているけど大丈夫なの?🤔」
そうですよね。大きめのタライや衣装ケースは横に広いため、水槽の50%の水量ではそうなる事もあります。その場合は人工海水を作って水を足してあげて下さい。
サンゴやライブロックが長時間水から出ている状態は決して良くはありませんので、しっかりと海水に浸かるようにしてあげる必要があります🤗
⑤底砂上のゴミや砂の中のライブロックの破片などを取り除く
プロホースで泥抜きを始める前にこの作業を行います。底砂にはサンゴの欠片、ライブロックの破片、カニなどの死骸があったりするものです。これをそのままにしてプロホースで泥抜きをしていると、プロホースに引っかかり取りだすのに手間がかかってしまうんですよね😫
スピーディーに泥抜きをしていくためにも、この一手間をお忘れなく。
⑥水槽内のコケ取りをする
ガラスの前面は、いつも掃除していても、背面は殆どされていないと思います。先ずは水槽内のコケをコケ取りグッズを活用してしっかり落としていきます。
⑦プロホースで底砂の泥抜き開始
この泥抜き作業、アクアリストにとっては快感なんですよね🤩まっ茶色だった底砂が泥抜きをする事で、真っ白に蘇っていきますから😍
また、初めて泥抜き作業を経験される方はバケツに吸い出された水の汚さに驚愕される事でしょう🥶
味噌煮込みうどんの汁そのものですから❗😣
「こんなにも汚い砂がある水槽で、この子達は生きていたのかぁ‥」と罪悪視を感じるかもしれませんよ。
⑧機材等を洗ってから設置していく
せっかく水槽がリセットされたのに機材は汚れたままではかっこ悪いですもんね😅しっかりと根こそぎ綺麗にしていきます。
ただし❗
外部フィルターの方は、外部フィルターだけは掃除してはいけません❗❌これだけ大がかりな掃除をしている訳ですから、水槽内のバクテリアもかなり減ってしまっています。そこへ持って外部フィルター内のバクテリアも減らしてしまっては大変な事になりますからね。外部フィルターの掃除は水槽リセット後1~2週間後に行いましょう🤗
また、オーバーフロー水槽の方も、ろ過槽は一切この時は触りません❌ろ過槽の掃除でろ材のバクテリアが減ってしまいますからね。
⑨ライブロックから元に戻していく
タライの水を元に戻す前にライブロックから先に元に戻していきます。水が入ってない方が断然ライブロックは組みやすいですからね。
⑩タライの中の水を水槽に戻していく
水を戻していきながら、サンゴも同時進行で元の場所に戻していきます🤗水を水槽に戻す際は、ビニール等を浮かべ極力底砂が舞わないようにしてあげて下さい。
⑪最後に海水魚を戻します
タライには少量の水とお魚さんしかいないはずですから、手で優しくすくってあげ水槽に戻していきます。ただしヒフキアイゴのような毒針があるお魚さんは必ずプラケースを使用して下さい。
⑫人工海水を作り規定量まで入れる
タライの中の水だけでは足らないはずですから、新しく人工海水を作り規定量まで入れていきます。
⑬バクテリア剤を入れます
これは絶対という訳ではありませんが、間違いなく言える事は、水槽内のバクテリアの数はリセット前からすれば減っていますので、入れておかれた方が安心です👌
⑭全ての機材のスイッチをONにします
ここで注意点は水流ポンプです。前と同じ場所にサンゴをレイアウトしたつもりでも、多少のズレはあるものです。また、水流ポンプは洗うことで流量が明らかにアップしますから、サンゴによっては強い水流が当たりすぎている場合があります。水流とサンゴの状況を見ながら微調整をしてあげて下さいね🤗
まとめ
だいたいドリ丸水槽では、この作業を2年に1度行っています。作業時間はトータル4時間位ですね✨
リセットされた水槽は立ち上げ当初のピッカピカの水槽となり気持ちいいものですよ😍
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