皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉
ここ5年程でしょうか。日本のアクアリストの中でもサンゴに対して給餌の必要性が問われてきたのは🤔
それ以前は「水を汚すからサンゴへのエサは週に2回ほどがベストです」なんて事が定説でした。
しか~し❗
サンゴ飼育に関しては日本よりも群を抜いて先を行っているアメリカでは、毎日サンゴフードを与えることが常識となっているのをご存知でしょうか?
それも毎日同じ時間に与えることで、サンゴの中の体内時計が「そろそろエサの時間だ❗」という事でLPSサンゴは昼間とは違う姿から、夜はエサを食べる体制に変化します。
ドリ丸水槽にも多くのLPSサンゴが入っています。オオバナサンゴ、スコリミア、ハナガタサンゴ、コハナガタサンゴ‥こういった類いのサンゴの口は分かりやすいので、固形のサンゴフードも与えやすいですよね🤗
そこで今回のテーマなんですが、あなたの水槽に誰もが大好きなナガレハナサンゴは入っていませんか?
ユラユラ系サンゴの代表格であるナガレハナサンゴです✨
こちらのナガレハナサンゴにも、しっかりとエサを与えることで、状態は抜群に良くなっていきます。
「でも、ナガレハナサンゴに口なんてあるの?🤔」
答えは「あります❗」オオバナサンゴのような立派な口があるんですよね。
ナガレハナサンゴへの給餌の仕方
①毎日の給餌の時間を決めること
「ナガレハナサンゴに大きな口はあります❗」と偉そうに言ったものの、実はドリ丸も、サンゴへの給餌の時間を決めてなく、ただ何となく週に2回ほど与えていた頃は、ナガレハナサンゴの大きな口なんか見たこともなかったんですよね。
「ナガレハナサンゴみたいなユラユラ系サンゴの口なんてポリプで隠れて見えるわけない」なんて思っていたのですが‥
給餌のルーティンを決めると見事にポリプの中から大きな口を見せてくれるようになりましたよ🤗
②給餌は消灯してから
ドリ丸水槽では、消灯して1時間後にサンゴフードを与えるようにしています。
照明が点灯している時間は、ナガレハナサンゴの中の褐虫藻が光合成をすることで得たエネルギーをナガレハナサンゴに供給してくれています。消灯後は褐虫藻がお休みタイムになるので、この時にサンゴフードを与えることが、1番効率よいとされています。
③毎日規定量のリーフエナジーAB+を与えていく
ナガレハナサンゴに限らず、給餌に慣れていないサンゴにいきなり固形のサンゴフードを与えても、しっかりと食べてくれず場合によっては吐き出したりして水を汚す原因になる可能性が高いです😫
最初の1週間は、毎日決まった時間にリーフエナジーAB+を規定量与え続けてみて下さい。サンゴへの栄養抜群なドリンク剤みたいなものです。水流ポンプの近くに落としてあげたら、水流に乗って全体に行き渡りますよ。
この時、プロテインスキマーの電源だけは切って下さい💥せっかくの栄養がプロテインスキマーにこし取られてしまいますから。
③リーフエナジーAB+にリーフロイズを溶かして与えていく
2週目からはリーフエナジーAB+に粉末状のリーフロイズを混ぜたものを与えていきます✨
例えばドリ丸水槽は水量が約200リットルですから下記の分量で作っています。
【水量約200リットルの場合】
リーフエナジーAB+‥8ml
飼育水‥16ml
リーフロイズ‥メガバイトのスプーン1杯分
これを容器でよくかき混ぜ、スポイトで一つ一つのサンゴにターゲット給餌しています。
この給餌の時は全ての水流はストップさせます。もちろんプロテインスキマーも切っておきます。
約15分~30分後に全ての電源をオンにすることをお忘れなく。
この餌やりで、SPSサンゴの成長も色上がりもかなり良くなりましたよ✨
③ナガレハナサンゴの口が開くようになってきたら
ドリ丸家のナガレハナサンゴは②の給餌をして5日目で大きな口を見せてくれるようになりましたね🤩
【通常時】
【給餌タイム時】
これだけ大きな口が分かれば、固形のサンゴフードを与えられるようになります。【バイタリスLPSコーラルペレット】です。
ただし❗💥
このバイタリスLPSコーラルペレットは毎日ではなく、週に2回与えるようにしています。水を汚しにくいとは言われていますが、毎日与えてみると水は汚れましたよ😅
ちなみに、このバイタリスLPSコーラルペレットは、ソフトコーラルや、SPSサンゴには大きすぎる為与えても食べません。口の大きなLPSサンゴの口に3~5粒与えてあげて下さい🤗
まとめ
ナガレハナサンゴは毎日の給餌と、週に2回のバイタリスを与えることで、色の濃さ、ポリプのプリプリ感、点灯時の広がり方が、格段に良くなりましたよ🤗
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