皆さんおはようございます✨ドリ丸です🤗
様々な海水魚の中でも一際目立つ存在の海水魚がいます🤩その名も「マンダリンフィッシュ」クリクリッとした目も可愛らしいですし、泳ぎ方も胸ビレをヒラヒラさせながら、ちょっと泳いでは休憩、ちょっと泳いでは休憩を繰り返す、何とも言えないほど愛嬌たっぷりの海水魚なんです✨
カラフルなサンゴやお魚さんで構成されているドリ丸水槽に、もちろんマンダリンフィッシュはお迎えしたくてたまらないですよ。でも、マンダリンフィッシュは入れていません😫
なぜ入れないの?
マンダリンフィッシュはすぐに死なせてしまう可能性が、非常に高いからなんです。ある1点の課題さえ乗りきれば、数年飼育は可能なんですが、ほとんどの方がそのある1点を乗りきれず、可愛そうな結果で終わってしまってるんですよね😥
今回は、この愛嬌たっぷりのマンダリンフィッシュがどういう海水魚で、飼育の高いハードルについて解説していきます。
マンダリンフィッシュとは?
①マンダリンフィッシュ
【科目】ネズッポ科
【和名】ニシキテグリ
【学名】Synchiropus splendidus
【全長】7.5センチ
【生息域】大西洋
マンダリンの体色は青みがかった金縁色で、不規則な模様が特徴です。縁の黒い青線がヒレに向かって伸びていて、目は金色と黒で印象的な姿をしています。
マンダリンの体色も特徴的ですが、泳ぎ方も独特で海底をはうように泳ぎます。
②性格は?
かなり温厚で用心深い為、おとなしい海水魚です。他の海水魚と混泳してもケンカはありませんが、同種間だと争いますので、水槽で飼育する場合は基本的にマンダリンは1匹飼いです。
③サンゴとの相性は?
サンゴ水槽で飼育は可能です。食べたり突いたりもしません🤗しかし、一つ問題があります。マンダリンはちょっと泳いでは休憩ちょっと泳いでは休憩を繰り返します。その休憩場所がサンゴの上になる場合が多々あるんです。ドリ丸水槽もサンゴ過密水槽にしてますから、そうなると、休憩場所はほとんど何かしらのサンゴの上になることは間違いないです。
外的ストレスにめっぽう弱いアワサンゴや、ヒメシャコ貝等は弱ってダメになる可能性はありますね😫
④飼育水温は?
24℃~27℃です。水槽クーラー、ヒーターの設定温度を25℃にしてれば大丈夫です。
⑤丈夫さは?
水質の変化にも強く、白点病などの病気にもほとんどかかりません👍
じゃぁなぜほとんどの人が死なせるの?🤔
はい。マンダリンを死なせるほとんどの原因は餓死です。
⑥餌づけがとにかく難しい❗
これなんです❗この1点の課題をクリアーするのが異常な程難しいとされるマンダリンなんですよね。あれやこれやと試行錯誤の甲斐なく、ドンドン瘦せていき最後は餓死させる‥
⑦なぜ餓死させるの?
人工飼料はまず食べない
マンダリンは他のお魚さんに与えている粒餌は絶対に食べません😑他のお魚さんがバクバク食べていても、それを餌として認識しないのか、目の前に落ちてきても見向きもしませんからね😣
冷凍餌も微妙
「マンダリンには冷凍餌のホワイトシュリンプや、ブラインシュリンプを与えたらいいですよ」と図鑑なんかには書かれていますが、食べる確率は50%程と思っておいた方がいいですよ。ドリ丸の友人が、マンダリン飼育に3回チャレンジしましたが、運良く冷凍餌の餌づけに成功したのはたったの1回でしたから🤔
食べるまでが長い❗
目の前にホワイトシュリンプがあっても、パクっと口に入れるまでジィ~と眺めてるんですよね。その間に他のお魚さんから食べられてしまう、結局その繰り返しで冷凍餌を食べるマンダリンでさえも日に日に衰弱していくんです😣マンダリンを長期飼育していきたいと考えられるのであれば、バクバク餌を食べるお魚さんとの混泳を避ける事も大切です。
確実に食べるのは生きた甲殻類かゴカイ
生き餌ならマンダリンはパクっとほぼ100%食べてくれます。ようは動かないものは餌ではない❗という脳になってるんでしょうね。しかし、生き餌を毎回毎回与え続けるのは本当に大変ですよ😥しかも、1回につきちょっぴりしかたべませんから、1日に3~4回与えないと餓死しますからホントに大変なんです。
人工飼料は水を汚しにくい工夫がされてますが、冷凍餌にしても、生き餌にしても極端に水を汚してしまいます。
マンダリンフィッシュを簡単に水槽にお迎えできない理由は分かって頂けましたでしょうか?「うわ~綺麗😍可愛い😍これ安いから買っちゃおう😍」だと悲しい結果になりますよ。しかも、マンダリンフィッシュが、高価な海水魚なら簡単には手は出しにくいのですが、マンダリンってどういう訳かメチャクチャ安いんですよね。
⑧マンダリンフィッシュ飼育の成功例
先程登場した、ドリ丸の友人は現在マンダリン飼育1年を突破しました。唯一冷凍餌の餌付けに成功したマンダリンが、順調に1年が経ち、お腹もフックラと人が近づくと、水槽正面にバタバタと近づいてくる何とも言えないほど愛くるしいマンダリンに育ててましたよ🤗
何が原因か?彼はリフジウム水槽をマンダリンの為に立ち上げ、そこでマンダリンの餌となるヨコエビを大量に繁殖させていたんです🤗生き餌が豊富にある訳ですから、マンダリンが食べたいときに食べれるようにしてあげてます。もちろん冷凍餌もしっかり食べています。水槽内にはカウデルニーが5匹、そして同種混泳が難しいとされるマンダリンが2匹いる水槽です😄水槽の上層部をカウデルニーが群れをなして泳ぎ、低層部をマンダリンがパタパタと揺らめいている素敵な水槽です。サンゴも配置せずライブロックに2匹のマンダリンがいるわけですから主役は完全にマンダリン水槽ですね🤩
まとめ
サンゴも海水魚も過密水槽では飼いたくてもマンダリンは飼えませんね。何たってドリ丸水槽の主役はドリー事ナンヨウハギなんですから✨
しかし、実際のマンダリンが泳ぐ姿を見ればあなたもきっと飼いたくなりますよ🤣マンダリンを主役に持ってこれる水槽にするのであれば、彼のように長期でマンダリンを飼育できるかもしれませんね🤗
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