皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎇
サンゴの世界に魅了されているアクアリストにとって、海を知る事もまた一つの学びだと思います。今回ご紹介する内容は、「サンゴ飼育においての光は、深さ、角度、色など多角的に考えてみる」なのですが、その前にサンゴが住む世界の【海】について、ちょっとした豆知識をご紹介しますね🤗
興味のない方は、目次から一気に飛ばれて下さいね😋
海の深さとその記録について
水の惑星と呼ばれるこの地球上で【海】が占める割合は約70%と言われています。「地球は青かった」の言葉がまさにそれを物語っていますよね。
さて、その海の深さについて考えた事はありますか?なぜ、海水アクアリウムで使用されている多くがブルーなのか、なぜタイトルに書いてますように、浅場系ライト、深場系ライトが存在するのか。それは全て海の深さに大きく関係しているからなんですよね🤔
ドリ丸が、海の深さに対する光の波長を勉強していた際に発見した様々な記事をどうぞ。
①人が普通に泳いでる海の深さは?
だいたい1.5メートル~3メートルが一般の私たちが潜れる海の深さです。
②スキューバダイビングでは?
一般的にスキューバダイビングでは、深さ40メートル付近まで潜ります。
③素潜り世界記録は水深何メートル
これは凄いですよ❗酸素ボンベなしの息継ぎなしでの素潜り記録は214メートルです✨
④スキューバダイビング世界記録は?
機材を付けての世界記録は332メートルです。
⑤生物の潜る水深は?
まずは皆さんご存知のペンギンです。ペンギンは、何と564メートルまで潜っていた記録がありました🤗さらに、南ゾウアザラシは、何と何と1700メートルの深さまで潜れるそうですよ❗😅次がマッコウクジラを知ってますか?マッコウクジラは、3000メートル付近までの超深海まで潜れるというから、想像を絶します😱そして、現在最高の深さで生物が発見されてるのが、8178メートルもの深海で「マリアナステールフィッシュ」という生物が観測されていました。まだ、発見されてないだけで、他にもさらに深い場所で生物が生きているかもしれません。
⑥最も深い場所は何メートル?
マリアナ海溝にある水深10911メートルが今のところ最高の深さとして観測されています。世界一高い山のエベレストが8848メートルという事を考えたら、もう訳が分からない感覚に陥ってしまうのはドリ丸だけでしょうか‥
ちょっとした豆知識でした。それではここからが本題です🤗
サンゴが求める光について
①なぜ海水アクアリウムの照明には、浅場系、深場系ライトがあるの?
海水アクアリウムの照明って一般的にはブルーをイメージされますよね。太陽の光は様々な波長の組み合わせにより白い光となっています。まぁ厳密には白ではないのですが、人間の目から見て白と認識しているだけなんですけどね。
その様々な光が海の中を通っていく過程の中で、波長の長い赤い光は吸収されてしまい、深くなればなる程、波長の短い青系の光だけが残っているというわけです✨
それ故に、水深の浅いところで生息しているミドリイシなんかは、ホワイト系の光を強烈に当ててないと育たないですし、深い場所に生息しているサンゴには濃いブルーを当ててないと育たないというわけですね🎇
~光の波長について~
人間は光の波長の長さによって違う色味を感じています。波長の長い方から言うと、「赤外線」➡「赤」➡「橙」➡「黄」➡「黄緑」➡「緑」➡「青」➡「藍」➡「紫」となり、紫が最も波長が短い色です。太陽光はこの様々な光をミックスしていて、それが人間の目には白に見えてるとのことです。
②深さのある水槽は注意が必要
水深2~30センチの位置であれば、照明の光の強さは変わりません。しかし、45センチ~60センチの深さの水槽をお持ちならば、照明の光はかなり届きにくくなります🤔
「しっかりホワイトを強めにしてるけどミドリイシが、白化する。」と言われる方はレイアウトを高い位置にもってきてあげる必要があります。
「予算がなくてそんな何個も照明が買えない」と言われるかたも、サンゴの配置を高い位置、もしくは低い位置にレイアウトする事で、多少の調整はできますよ👍
③なぜ水槽にあるミドリイシは根元が白化するの?
ミドリイシが白化する原因は【水質】【水流】【光】この3つが原因と言われますが、今回は光についてだけを考えていきますね。よくミドリイシ飼育を見事にされてある水槽を拝見しますと、照明器具を多灯されてますよね。
あれってなぜでしょう?🤔
簡単な事ですよね。ミドリイシ全体に光が細部まであたるようにしてあげる為なんです✨
自然界では、太陽は動きますからずっと光が当たらないって場所が出来てしまう事は起こりにくいんです。でも自宅の照明は固定されてますからね。常に当たる箇所と、常に当たらない箇所が出来てしまうんです。ベテランのアクアリストの方は、日々スポット球を微調整しながら、当たってない箇所がないようにケアーをされているからこそ、あれだけ素晴らしいミドリイシ水槽を維持されているんですよね🤗
④水面、水槽蓋で光は跳ね返されてる
一般的にサンゴ水槽では、水槽蓋をされてない方が多いのはなぜでしょう?
答えは反射ロスが意外と大きいからです。反射ロスは水面でも起こっているわけですから、そこに水槽蓋でも反射ロスをさせてしまうと、せっかくのフルスペクトル照明の光がサンゴまでしっかりと届かないからなんですね。
しかし‥あなたの水槽にお魚さんが入っているのであれば、水槽蓋なしというのはリスクがあります。海水魚が飛び出しにより⭐にしてしまった❗なんてことよく聞きますよね😥ドリ丸水槽でも、しっかりと水槽蓋をしています。
光を特に必要なサンゴを配置するならば、照明の直下に置く事で反射ロスをが少ない状態で光を届けてあげることができます🤗サンゴを長期飼育していく中で、意味のあるレイアウト、何故ここに配置したかという根拠が大切です。
まとめ
持っている器具を駆使して、どうレイアウトしていくかが、飼育者の腕の見せ所ですよね🤗照明も数多く販売されていますが、今、自分の水槽に必要な光は何なのか?そういった事を一つ一つ勉強していく事で、一歩一歩憧れの水槽に近づいていけると思います👌
【海水水槽で最も人気な水槽がこちら🤗】