皆さんおはようございます🎇ドリ丸です🎉
数ヶ月前、ライブロックに接着せずにただ置いていたキッカサンゴが、落下しオオバナサンゴに乗っかるという事件がありました。
サンゴには、それぞれに毒を持っています。キッカサンゴの毒は強く、オオバナサンゴは弱い、そうなれば当然毒の弱いオオバナサンゴは溶かされてしまいます😣
オオバナサンゴのようなLpsサンゴは、一旦弱り出すとダメになるのですが‥
見事に復活しましたぁ❗🎉🎉🎉
今回はどうやって弱り切ったオオバナサンゴが復活したかについてご紹介していきたいと思います。
オオバナサンゴ復活のやり方
あなたの水槽にはヤッコは入っていますか？ドリ丸水槽には、フレームエンゼルと、チェルブヒグミーエンゼルが入っています。通常、サンゴ水槽にヤッコ類を入れるのは御法度とされていますが、この2匹はサンゴを突いたり食べたりはしませんよ。
ただ‥😱
サンゴが元気な時は全く突く仕草をしなかったのに、キッカサンゴの接触により溶かされ、弱ったオオバナサンゴに対しては、狂ったように突きまくるようになったんです😣
このままじゃいかん❗💥
①隔離ボックスに避難
隔離ボックスは持っていますか？普通隔離ボックスって、お魚さんを避難する為にと思われているかもしれませんが、弱ったサンゴを、お魚さんから守る為にも重宝しますよ。まずは、溶かされ弱り切ったオオバナサンゴを隔離ボックスへ避難させましたよ。
②シーケムリーフディップに漬け込む
シーケムリーフディップは、弱ったサンゴの免疫力を高めるような効果もありますから、弱ったオオバナサンゴを20分漬け込みましたよ。これにより、溶け出したモヤモヤ液の進行は止まりました。
シーケムリーフディップは、サンゴの薬浴にも使えますが、弱ったサンゴのユンケルのような役割も果たしてくれますよ。過去には、ポリプを出さなくなったスターポリプは、シーケムリーフディップに漬け込むと‥
見事にポリプが開きましたから🤩
③たっぷりサンゴフードを与える
日に日に小さくなり、共肉も剥がれていったオオバナサンゴでしたが、中心部分の口はしっかりとしていました。とにかく栄養を与える為にサンゴフードをしっかり与えましたよ。どれが効果が高いか分からなかった為、3種類のサンゴフードを数ヶ月与えました。
サンゴフードを与える場合は、消灯後、もしくは照明を付けていない早朝がいいですよ🤗朝のオオバナサンゴを見たことがありますか？照明を付けている時よりも、かなりぷっくらと膨らんでいますから、是非1度見てみて下さい。
ドリ丸は、土曜日の早朝リーフロイズをたっぷり与え、火曜日にリーフエナジーAB、木曜日にべっぴんリーフチャージを与え続けてみました。
その結果がこちらです❗
溶けた部分も再生し、共肉のふっくら感も戻り、元々のイエローのオオバナサンゴに復活しましたよ✨
④サンゴフードを与える注意点
サンゴフードは間違いなく、サンゴの状態を上げてはくれますが、動物性サンゴフードは、硝酸塩の数値を上げますよ。べっぴんリーフチャージだけは、植物性サンゴフードの為、硝酸塩は上がりにくいサンゴフードです。
なので、サンゴフードをたっぷり与えないといけない場合は、最低でも週に1回の水替えと、硝酸塩対策はしっかりとした方がいいですよ👌
⑤元気になったら元の場所に設置
いつまでも隔離ボックスで飼育し続ける訳にはいきませんからね。一ヶ月後には、元の場所に戻してあげましたよ。フレームエンゼルや、チェルブヒグミーエンゼルが突いたりしないか心配でしたが、元気になったオオバナサンゴには見向きもしなかったので良かったです✨
まとめ
今回の件で、もしもあなたのオオバナサンゴが弱りだしたとしても大丈夫です❗と自信を持って言えますよ。同じLpsサンゴでも、ナガレハナサンゴ、タコアシサンゴ、トランペットコーラルのようなブラウンジェリーが出だすと厳しいかもしれませんが、オオバナサンゴの復活は難しくはないと思いますよ🤗
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