皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉
アクアリウムメーカーは数多くのバクテリア剤を販売しています。
「バクテリア剤って本当に必要なの?🤔メーカーが金儲けの為に言ってるだけじゃないの?🤔」と言われている方も多く見かけますが、半分正解で半分間違いだと思います。
長年アクアリウムをやってきて分かった事は「本当に効果のあるバクテリア剤を使うべし❗」ですね。
実際のところ、本当に効果ある?と疑いたくなるバクテリア剤も数多く存在します(あえて名称は控えますが😅)
実際使ってみて「これは良い❗👍」と個人的に思えたバクテリア剤は下記の物です。
【スーパーバイコム】
バクテリア剤「スーパーバイコム」の効果は?使い方をメーカーに聞いてみた!
【べっぴん土壌バクテリア】
【楽天市場】べっぴん 土壌バクテリアF1 300ml ! べっぴん珊瑚【添加剤】(t155:アクアギフト楽天市場店 (rakuten.co.jp)
【ジェックスサイクル】
【シーケムスタビリティ】
あくまでも個人的な感想で、他にも効果あるバクテリア剤は存在するでしょうが、これまでドリ丸が20種類程のバクテリア剤を使ってハッキリと効果を確認出来たバクテリア剤です。
今回ご紹介するバクテリア剤は、シーケムバクテリア剤の1つ「プリスティン」という、ある事に困っている方には最適なバクテリア剤となります🤗
プリスティンの特徴、使い方、及びどんな水槽に効果があるかを解説
①シーケムプリスティンの特徴
まずはじめにお伝えしないといけない事は、このプリスティンは水槽立ち上げには不向きなバクテリア剤です。
プリスティンの最大なる特徴は、デトリタスの分解に特化したバクテリア剤なんです。
一般的なバクテリア剤は好気性、通性、嫌気性がブレンドされた、いわゆる硝化菌が主なのですが、硝化細菌で分解されたのち最終的に残るのがデトリタス。
プリスティンは放置していると水質悪化に繋がるデトリタスの分解、エサの食べ残しやゴミから発生する様々な有機物を分解する為に開発されたバクテリア剤なのです🤗
水槽内のデトリタスを減少させる事によって、細菌数をコントロールする事により生体に適した水質改善を可能にしてくれます。
さらに❗
一般的にバクテリアが活動する為に酸素が必要とはご存知でしょうが、プリスティンのバクテリアは心配無用。従来の硝化菌とは違って、独特なブレンドにより過酷な環境や低酸素環境に適応できる能力を持つバクテリアとして開発されています。
淡水でも海水でも使用出来るバクテリア剤ですが、ドリ丸が検証したのは海水水槽のみです。
②どの様な水槽に効果的?
・デトリタス区域がある水槽
水槽の隅っこや、水の通りが悪い箇所にデトリタスやゴミが溜まっていませんか?🥶
または海水魚の過密によりエサを大量に与えている水槽になっていませんか?🥶
プリスティンの最大の特徴はデトリタスを減少させる事ですから、定期的に添加する事で水質改善の効果は大です👌
・水槽を立ち上げて数年が経過し水の透明度を失っている水槽
「何だか最近水の透明度がなくなってきたなぁ🤔」
何年も同じライブロックを使用していませんか?
底砂を何年も交換していないのではないですか?
プリスティンのバクテリアは、コロニーによって生産されるビオポリマーが水中の微粒子を捕集してくれる為、水の透明度がかなりアップします👍
・外部式フィルターを使用している
外部式フィルターはどれくらいに1度開けて洗浄していますか?1年も放置しているとかなり中は汚れが溜まりまくっています😭
【半年放置した外部式フィルター】
もしもあなたが外部式フィルターでサンゴや海水魚を飼育しているのであれば、このプリスティンはかなりお勧めのバクテリア剤となります。
外部式フィルターは低酸素環境ですが、先程ご紹介した通り、プリスティンは溶存酸素が乏しい環境下でも増殖するバクテリア剤です。
添加する事により水の透明度はかなり上がりますよ👌
・オーバーフロー水槽でろ過層の掃除を殆どしない人
水替えの度にろ過層から水を抜き常にろ過層を綺麗に保っている人、逆にろ過層は一切触らず水槽から水替えの際は水を抜く人。あなたはどちら派ですか?
後者であるならばろ過層には、かなりのデトリタスや汚れが蓄積していますよね。
水槽の調子は良い、サンゴも海水魚も元気、だからこのままろ過層はいじりたくない、と思われている方にもプリスティンは重宝します🤗ろ過層に溜まりまくっているデトリタスに繁殖する病原菌や、微生物の絶対量をコントロールし、水質改善に大きな効果がありますから。
・底砂に汚れが目立つ水槽
ドリ丸がプリスティンを使ってみようと思ったきっかけがこの理由です。ショップの方に汚れた底砂の写真を見せて勧められたのがプリスティンだったんです。
海水魚もサンゴも過密水槽ですから様々な有機物や、デトリタスが底砂に溜まりやすい環境だったのですが、プリスティンを投与しだして3ヶ月で殆ど汚れが目立たない底砂となりました🤗
・シッタカガイやマガキガイの死骸がある水槽
これは水槽に対してかなりライブロックを入れていたり、複雑なライブロックの組み方をしている方で死んだ貝を取り出せなくて困っている方はいませんか?
簡単に取り出せる場所で死んでくれていればすぐに出せるのですが「何でこんなところで😥」と思う様な場所で死んでいるケースがあります(ドリ丸は何度も経験してます)
取り出すにはライブロックを全部取り出さないといけないので、そんなおおががりな作業は中々出来ません。
仕方なく放置となるのですが、貝が死ぬと水質がものすごく悪くなるんですよね😣
その様な状況でもプリスティンのバクテリアは効果を発揮するとの事でした(ショップの店長話)
トータルして言える事は、水槽立ち上げて数年が経過し、水槽内に様々な汚れが蓄積した水槽には、プリスティンのバクテリアは入れる価値あり❗という事ですね🤗
③プリスティンの効果的な使い方
どんなバクテリア剤でも同じ事が言えますが、使用前は容器をよく振ってから使用します。
通常は1~2週間ごとに水量40Lあたり5ml添加します(キャップ一杯がちょうど5mlです)ドリ丸の場合、水替えを週に一回行いますから、水替え後に添加しています。
説明書きには「生体を追加した時、掃除によってろ過能力が低下した場合は80Lに対して5ml添加」と書いてありますが、その様な使い方はしていません😅
最大の効果を発揮してもらうために絶対条件が1つ❗
プリスティンを添加した際は殺菌灯は2~3日は消す事です。
せっかくのバクテリアが死んでしまいます。
④他のバクテリア剤と併用しても大丈夫?
問題なく使えますがメーカーは同じシーケムから出ている「スタビリティー」との併用を推奨されています。
スタビリティーとは異なるバクテリア群となりますから、ドリ丸水槽でもプリスティンとスタビリティーの併用をしてみたり、プリスティンと土壌バクテリアを併用してみたりと、その時の水槽の状態を見てバクテリア剤を組み合わせています。
まとめ
再度申し上げますが、このプリスティンは水槽立ち上げや、デトリタスもない有機物も少ない水槽には必要ないバクテリア剤です。
プリスティン効果が最大に活かせるのは一言で言えば「汚れた水槽」です😅
3ヶ月使用されたら分かりますよ❗今まで分解しきれなかったものが分解され水の透明度が高くなりますから😍
【買って良かったアクアリウム機材】