皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉
「ブィ~ンブィ~ン❗地震です‼️地震です‼️」
いつものようにドリ丸日記の記事を書いていたドリ丸は、突然鳴り出したスマホの警報音に身構えました。瞬時に体が向かった先は、家族が寝てる部屋でもなく水槽の前でした。
夜中1時8分の警報アラームからものの10秒後、ゆっくりと揺れが始まったのです。リビングには4つの水槽が置かれているのですが、一人で全てを押さえきれない…🥶となると立ち上げ最中でまだ完全に地震対策を施していないこの水槽を守らなければ❗
揺れがスタートして数秒後、激しい横揺れが始まりました。水槽内の水が右に左にと波打つのが激しくなったその時❗
地震対策を施していない水槽から、水が溢れ出てきたのです🥶
他の三台はフランジがある為、水槽内で激しく水が揺れても外に溢れ出すことはなかったのですが、この立ち上げ途中の水槽はフランジ無し水槽で、水槽蓋はしていたものの、水槽蓋では激しい水の力を防ぎきれるわけもなく、容赦なく床を水浸しにしていったのです😣
「いったいどこが震源地なんだ❗福岡なのか⁉️それとも熊本⁉️そもそもこんな揺れてるのなぜうちの家族は誰も起きないんだ⁉️」
実際の時間にすれば2~3分位の攻防だったのでしょうが、水槽を押さえながら、溢れ出た水の上にタオルをばらまき、コンセントだけは絶対水がかからないように死守しながら4台の水槽状況確認に全神経をフル回転させていましたので体感的には10分位に感じました。
揺れが完全に終わったのを確認し、直ぐにNHKで地震の詳細を確認しました。
【気象庁発表】
大分県、宮崎県で最大震度5強を観測する地震が発生しました。震源は日向灘で、震源の深さは約45km、地震の規模はマグニチュード6.6と推定されます。
ドリ丸が住む福岡市は震度4と計測されていましたね😥余震にも十分警戒して下さいとアナウンサーの方が呼び掛けていましたが、幸いな事にその後の余震は福岡市ではありませんでした。
「さぁ、とりあえず床の水浸しと水槽内のチェックをしよう」
て言うかなぜ二人は部屋から出てこないのか?🤔あれだけの警報アラームが鳴り、こんなに揺れたのになぜ?🤔
子供部屋を確認。スヤスヤ寝てる…
我が家の財務大臣の部屋を確認。寝てる…一応声をかけてみた。返ってきた返事は「うるっさい❗」
なんとまぁたくましい事でしょう😤
水槽の地震対策はしていますか?
まずはこちらの写真をご覧下さい。
【ドリ丸本水槽】
全く被害無し
【ドリ丸LPSサンゴ水槽】
中のサンゴが数個落ちた程度
【立ち上げ途中の新水槽】
・水が溢れ出す被害
・水槽の若干のズレ
・水槽台の若干のズレ
今回は運良く、ドリ丸が在宅している夜中に発生してくれたおかげで、この程度の被害で収まりましたからね😥地震対策をしていなかった立ち上げ途中の水槽もしっかり押さえていてもズレているということは、もしも誰も押さえてなかったら…
考えるだけで恐ろしい事です🥶
①コンセントカバー
海水アクアリウムを維持していくには、多くの機材が必要となりますよね。その為電源タップは必需品となります。その電源タップはどこに取り付けていますか?🤔
今回のように地震の揺れにより、水槽内の水は溢れ出す可能性は非常に高いものです。床に水が溢れたら拭けば済みますが、水が電源タップにかかろうものなら火事になり大惨事となります😫
一番ベストな電源タップの位置は、水槽より高い位置に設置する事です。ただそうなると配線が見える位置にごちゃごちゃとなるため、あまり気持ちの良いものではないですよね。
そこで多くの方が水槽キャビネットの中に電源タップを設置していると思いますが、万が一水が溢れ出しても絶対に水がかからないような位置に設置する必要があります。
また、壁の電源カバーも必須です。実際今回の地震でフランジを付けてなかった水槽横には壁に差しているコンセントがありました。当然の事ながらそこにも水がかかっていたのですが、コンセントカバーを取り付けていたので、カバーは濡れましたがコンセントには一切水滴すら付いていませんでしたからね👌
火事にしないためにも絶対にコンセントに水が当たらないような対策は必須です。
②フランジの設置
今回のドリ丸水槽を見て頂いたら一目瞭然ですよね😥フランジ無し水槽は、見た目はスタイリッシュかもしれませんが、地震の際には後悔しかない水槽と化します😣恐らく震度3位の揺れでも溢れ出していたでしょう。
フランジ付き水槽、もしくは後付けでもフランジは付けておくべきとドリ丸は確信しました。実際、LPSサンゴ水槽は元々フランジ無しの水槽だったのですが、後からジェックスのフランジを取り付けていたおかげで水が溢れ出す被害はありませんでしたからね。
後ですねぇ…水が溢れ出すと厄介なのが水槽台と床の間に水が流れ込むことなんです😭写真の通り隙間に新聞紙を置くと、じんわり新聞紙が濡れて来ています。
つまりこの水槽台の下は濡れた状態という事ですから、そのままにしていたら水槽台の下の床は腐りカビの温床となってしまうわけです。
一旦水を抜き、軽くしてから水槽台ごと持ち上げ、床をしっかり拭くしかありませんからね。
③地震対策グッズの設置
以前にもご紹介していました地震対策グッズですが、今回は目の前でこちらの威力を確認することが出来ました。かなりの強度でしっかりと水槽と水槽台の揺れを防いでくれていましたよ👍
「震度6の地震から守ります‼️」このキャッチコピーは嘘ではないと思える程、この2つの地震対策グッズを取り付けていて本当に良かったと思えましたから🤩
もしも取り付けてなかったら…一人で4台の水槽を守りきる事は不可能だったでしょう🥶
④サンゴの接着
ドリ丸本水槽のサンゴは全てをライブロックに接着していた為、サンゴの落下は一つもありませんでした🤗
しかしLPSサンゴ水槽の方は接着せずライブロックに挟み込んだりしていただけの状態だったんですよね。
見事に落下してしまいました😣
「サンゴが落下する位なんか問題ある?またもとの場所に置き直せばいいだけでしょ❗」
ちが~う❗❗
あなたの目の前で落下し、すぐに元の位置に置ければいいですよ。でもあなたがいない時に地震が起きてしまったらどうですか?🤔
仮に、一個20万するスコリミアの上に3.000円のキッカサンゴが落下し接触していたら?キッカサンゴの強毒により、毒性の弱いスコリミアはものの数時間で溶かされてしまいますよ🥶
サンゴ過密水槽の場合、やはりサンゴは接着しておくべきだとドリ丸は痛感しました。
⑤蓄電機
今回は運良く地震による停電被害はありませんでした。しかし今回の地震発生日は1月22日。福岡市の気温はその日7℃。停電により水温はどんどん下がっていった事は間違いありません。
以前に「万が一の時、持っていて良かったアクアリウムグッズ❗」でもご紹介致しましたが、ドリ丸家の押し入れ奥には蓄電池が保管されています。
真冬、真夏の停電はアクアリストにとっては死活問題ですからね。水槽内のサンゴのトータル金額はいくらになっていますか?◯十万円?中には◯百万円の方もいらっしゃる事でしょう。
それが低水温、髙水温によりサンゴが全て全滅⁉️なんて事になったら…
万が一の時の為に、アクアリストであれば蓄電池は持っておくべきアイテムだと思いますよ🤗
まとめ
地震はやっぱり怖いものです😭今、日本各地で地震が頻発しているのも事実。そしてまもなく起こると言われている南海トラフ地震…
地震対策無しにアクアリウムをしていくのは本当に危険だという事を改めて教えて貰えました。
これからもドリ丸は更なる地震対策グッズを探し「これはいい❗」と言うものが見つかり次第、ドリ丸日記で皆さんにお知らせして参ります。
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