皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉
海水アクアリウム機材の中の一つに殺菌灯と言われるものがありますが、あなたの水槽には何かしらの殺菌灯は取り付けていますか?
殺菌灯設置は肯定派、否定派賛否両論ですが、ドリ丸は肯定派の方ですよ🤗先日、LPSサンゴ水槽が殺菌灯を付けてなかった為、海水魚全滅の被害にあったばかりですので、すぐさま60センチ水槽にもターボツイスト殺菌灯を取り付けたばかりです。
【60センチ水槽に取り付けている殺菌灯】
【90センチ水槽に取り付けている殺菌灯】
【殺菌灯肯定派の意見】
・白点病が出なくなった
・コケが出にくくなった
・水の透明度が増した
・変な匂いがなくなった
【殺菌灯否定派の意見】
・付けても白点病が治らない❗
先日カミハタのメーカーさんと話した時に1番多いクレームが上記の「殺菌灯設置したのに全然白点病が治らない❗不良品じゃないのか❗」という事だそうです。
殺菌灯は治療の為ではなく、あくまでも予防の為なんですけどね😅
ところで、殺菌灯を設置されている方、定期的に球は交換していますか?
「いつ設置したかも覚えてないし、まだ紫外線のブルーのランプが点灯してるから大丈夫じゃないの?」
それかなり危険ですよ❗❌
【劣化してしまった殺菌灯】
殺菌灯の球を定期的に交換しなければならない理由
各メーカーから出されている殺菌灯には、それぞれ交換推奨時間が明記されているはずです。
今回はターボツイストで検証していきます。
①設置日は必ず張っておく事
ターボツイストの箱を開けると必ず設置日を書くシールが付属されていますから、必ず設置日を書いて分かる所に張っておく必要があります。これが曖昧だといつ交換のタイミングかが分からなくなりますからね😅
②交換推奨は8,000時間
8,000時間って何日かと言うと、8,000÷24=333日となります。
「じゃぁ8,000時間を一秒でも超えたら効果がなくなるの?🤔」
「うちの殺菌灯は1年以上設置してるけどブルーのランプはちゃんと点灯してますよ❗」
「メーカーが儲ける為に言ってる時間だろ?ライトが点灯してる限り大丈夫大丈夫❗」
それでは何をもって8,000時間と言っているのかについて解説していきたいと思います🤗
③なぜ8,000時間で交換しないといけないの?
殺菌灯は殺菌灯の中を通る水に紫外線を照射して菌を殺してくれる機材ですよね。白点菌、トリコデァナ菌、ビブリオ菌、ブルックリネラ菌、狭い水槽環境下において蔓延してしまうと、お魚さんが次々と⭐になってしまうのを予防するためにはなくてはならない機材です。
この紫外線の光がマックスの100%照射されているのは設置した時のみなんです✨これが時間の経過とともに徐々に弱まっていきます。
水槽の状況にもよりますが、8,000時間経過した時の紫外線の威力は60%~70%との事でした。
「70%も残ってるならまだまだ使えるんじゃない?🤔」
そう思いますよね。ドリ丸もそう思ったのでメーカーの方に確認した訳です。
「メーカー担当者の意見」
※8,000時間までは、緩やかに照射能力が落ちていくのですが、この8,000時間を超えたあたりから、照射能力が急激に落ちてしまいます。仮に10,000時間を超えてもブルーの紫外線ランプは薄いブルーを放っているかもしれませんが、本来の役割を殆ど機能出来ていない殺菌灯となってしまっています。また、ランプが点灯していないという事は球の電熱線が切れている状態となります。
④交換日の求め方
あくまでもドリ丸の場合ですが、餌やりの時、水替えの時、水槽掃除の時は殺菌灯を止めてます。細かい話になってしまいますが、それを計算してみたのが下記の通りです。
【餌の時間で殺菌灯を消してる時間】
※一日2回、1回の餌やりで10分間止めてます。
2×10分×365÷60=約121時間
【水替えと水槽掃除で殺菌灯を消している時間】
※週に1回、約1時間止めています。
月に四時間の12カ月ですから、48時間となります。
という事は‥
(121+48)÷24=約7日
メーカー推奨交換は333日後(8,000時間)に7日を足して340日後となりました。
これをメーカーさんに伝えた所「それで大丈夫です❗」とお墨付きを頂きました。
まとめ
今のあなたの水槽が殺菌灯によって良い状態を保てているのであれば、交換タイミングを見誤ると、間違いなく菌の数が増えてしまいます😣殺菌灯を付けているからと言って菌が全くない水槽ではありません。菌は必ずいます❗しかし、蔓延は防止してくれます🤗
今回細かく殺菌灯の球交換についてお伝えしましたが、最後にメーカーさんから言われました。
「1年に1回交換してくれてたら、まぁ大丈夫ですよ」
それを先に言ってくれ😭
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