天然ライブロックと人工ライブロックはどちらがいいの❔

アクア用品

皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉

海水水槽を始めてみようと思われた方が、おそらく初めて耳にする物体【ライブロック】

ライブロック?🤔

ライブロックって一体何?

読んで字のごとく「生きた岩」ですね。ドリ丸もまさに、あなたと同じようにライブロックとはなんぞや?と思いましたよ。

すぐさまネット検索❗「フムフム‥グレードもあるのか‥フムフム‥天然?人工?う~ん‥結局どれを買ったらいいの?」

今回の記事はドリ丸自身が海水水槽を始めた当初悩みに悩んだ「天然ライブロックと人工ライブロックどっちがいいの?」がテーマです。

どちらのライブロックも数年かけて使用してみた結論は❗

生体(海水魚やサンゴ)を第一に考えるのであれば天然ライブロック❗

部屋のインテリア、言うなれば見た目を第一に考えるのであれば人工ライブロック❗

これが行き着いた答えです🤗どちらも一長一短あるライブロックを解説していきたいと思います。

天然ライブロックのメリット、デメリットとは?

①天然ライブロックのメリットとは?

まさに正真正銘の「生きた岩」がこちらです。大自然の海の中で長い年月をかけて出来上がった天然物です✨

この天然ライブロックの中には豊富なバクテリアが生息しているのが最大のメリットです。人工的に販売されているバクテリア剤なんか比にならない程の天然物です。

狭い水槽は海とは違って日々汚れていくものです。その汚れを浄化してくれるのがライブロックの本来の役割となります。

「じゃぁグレードの違いって何?なんでこんなにも値段の差があるの?」

そうなんです❗ライブロックって何でこんなにも高いの?💥と思われませんでしたか?しかもS級なんてたった5kgで4万近くしますからね😱

一般的に天然ライブロックには【S級】【A級】【B級】というものが存在します。

「じゃぁ同じ天然ライブロックなら安いB級でもいいんだね」

ちょっと待ったぁ❗💥

海水水槽立ち上げに使うのであれば絶対に高くても【S級】をお勧めします。野球で例えるならば、S級はメジャーリーガー、B級は少年野球チーム。それくらいの差があると思って下さい。

水槽立ち上げ当初は水が安定していません。だからこそ最強の天然ライブロックが必要なんです。

S級ライブロックの特徴

・多孔質で無数の穴があいていて、バクテリアの住み家が沢山ある。

・良質な海水でしか育つ事が出来ない石灰藻が豊富に付着している。見た目では紫色や赤色をしているライブロック。

・多孔質の為軽い。同じ1kgでもB級よりもはるかに大きさがある。

B級ライブロックの特徴

・バクテリアが生息できる穴が少ない。見た目がベタっとした単なる岩にしか見えない。

・石灰藻がほとんど付着していない、色的には白っぽい部分が多い。

・多孔質でないため重たい。同じ1kgでもS級よりも少なく感じる。

例えば60センチの水槽立ち上げには約5kgのライブロックが必要となるわけですが、バクテリアが豊富にあるS級のライブロックが早く水が立ち上がりますし、その後お魚さんを入れてから、エサやフンで日々汚れる水をいち早く綺麗にしてくれます✨

水がしっかり立ち上がり、後から追加するライブロックであれば、A級、さらにはB級でも大丈夫ですよ🤗石灰藻が生える上質な水質の水槽にB級ライブロックを入れていたら、そのうち真っ白だったB級にも石灰藻が着いてきますからね👌

②天然ライブロックのデメリットとは?

様々な生物が生息している

天然物であるが故のデメリットなんですが、天然ライブロックにはバクテリア以外にも様々な生物の住み家となっています。

様々な生物の中には水槽に入れたくない生物がいます💥

カーリー、シャコ、カニ、ウミケムシ、こういった生物が一度水槽に入ってしまうと本当に苦労します😱1代目ドリ丸水槽もシャコが生息していることに気付けず、取り出すのに本当に苦労しましたからね😣

天然ライブロックを水槽に入れる前は徹底してキュアリングをして下さい。ショップで販売されているライブロックのほとんどが「キュアリング済」とありますが、必ず自分でもキュアリングをし、穴という穴をライトを当てながら最終チェックをした上で水槽に投入することをお勧めします。

ライブロックのキュアリングの仕方!

レイアウト完成❗お魚さん投入❗サンゴ配置完了❗1ヶ月後にシャコ出現によりお魚さんがどんどん食べられてしまう‥

無念でしかありませんよ😫

絶対に許さん!シャコの駆除開始!

ライブロックの形が選べない

これは、近くに海水ショップがあり自分で直接購入出来る人は別です。また、ライブロックを1個1個写真を見て単品購入される方も当てはまりません。

このデメリットは例えばネット注文でよく見かける販売方法ですが「S級ライブロック5kgをこの価格で❗ただし形状はお任せで。」

確かにS級を単品購入するよりも安く買えるのですが、届いて発泡スチロールを開けるまでドキドキなんですよね😅自分のイメージするレイアウトってあるじゃないですか。理想の形のライブロックが入ってればいいんですが、そうでなかったらガッカリするものです😥

「ここに20センチの平たいライブロックを設置したいなぁ」自分が思い描くライブロックに出会えるかどうかは運しだい❗それも天然ライブロックのデメリットかもしれません。

人工ライブロックのメリット、デメリットとは?

①人工ライブロックのメリットとは?

形が良い、どんな形状にでもできる

まず始めに人工ライブロックには2種類存在します。

【養殖人工ライブロック】【ドライタイプの人工ライブロック】です。

養殖人工ライブロックの方はライブロックのような形状にコンクリート等を用いて作り海に浮かべてバクテリアを付着させていくものです。値段的には天然物と同じか若干安い感じです。

ドライタイプの人工ライブロックは、コンクリート等を使用し、人工的にどんな形のライブロックでも作っていき、そこに紫色や赤色の着色を施していきます。こちらはバクテリアは全く付いていません。

人工ライブロックの最大の魅力は、全て良い形ばかりです✨当然ですよね。人工的に作っていくわけですから、型にさえはめ込めば同じ形のライブロックが無限に作れてしまいます🤗

よくサンゴレイアウト水槽で、「盆栽風レイアウト」って聞かれた事はないですか?あれはまさに人工ライブロックがなせる技です。言ってみればLEGOの様にどんな形状にでも出来ますからね🤗

ただし様々なライブロックを接着剤でくっ付けながら盆栽風の形状にしていきますから、これはドライタイプの人工ライブロックでしか出来ません。バクテリア付きの養殖人工ライブロックは、接着剤で乾燥させてる間にバクテリアも死滅してしまいますからね。

自分の好きな形のライブロックが選べる。また、サンゴを乗せる土台として盆栽風をはじめとした、どんな形でも作る事が出来るのが、人工ライブロックの最大のメリットです👍

「出来るだけ沢山のサンゴをレイアウトしたい✨」

「とにかく部屋のインテリアとして見栄えの良い水槽にしたい✨」

そう思われている方にとっては人工ライブロックは重宝しますよ🤗

悪い生物が全く付いていない

養殖人工ライブロックであれば付いている可能性はありますが、ドライタイプの人工ライブロックには100%、カーリーやシャコやカニ、そしてウミケムシは付いていません。

キュアリングもする必要もなく、すぐに水槽にドボンしても安心です👌

②人工ライブロックのデメリットとは?

ここについてはドライタイプのデメリットでお伝えしていきます。

バクテリアが全く付いていない

メリットとして悪い生物が付いていないとお伝えしましたが、バクテリアも全く付いていない事が人工ライブロックのデメリットです。その為、人工ライブロックを用いて水槽を立ち上げるには、バクテリア剤をタップリ入れて時間をかけて水を仕上げていく必要があります。

天然であれば1週間でお魚さんを入れる事も可能ですが、人工ライブロックだとやはり1ヶ月は見ておかないと安心できません。

入れたばかりは人工感は否めない

いくら石灰藻風に着色していたとしても、長い年月かけて出来た石灰藻付きのS級には敵いません。これは圧倒的な差があります🤗

しかしながら半年もすれば馴染んできますし、上質な水質を維持されて、1個でも天然ライブロックを水槽に入れておけば、人工ライブロックにも石灰藻が付いていきます🤗

まとめ

結論的に言いますと、初めて海水水槽をされる方でしたら天然ライブロックの方が安心です。

ある程度経験を積まれたり、2つ目3つ目の水槽を立ち上げる方でしたら、人工ライブロックを使って、よりクオリティーの高いサンゴ水槽を作っていかれたらいいと思います🤗

ちなみにドリ丸水槽は、天然ライブロックが80%、人工ライブロックが20%で構成しているサンゴ水槽となっていますから、両方のメリットを組み合わせてみてもいいのではないでしょうか🤗

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