皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎇
よく推奨されてる答えとしましては「10リットルに対して魚が1匹」と言われています。これはこれで正解だとも思うところもあれば、実際に長く海水魚飼育をしてきて「全然違うよ❗」とも思います🤔
これから海水魚を飼育してみようとされるあなたへ一つの参考にして頂ければと思います。
水槽に入れられる海水魚の数
①水槽の大きさ、水量から割り出す。
冒頭でお伝えしました「10リットルに対して魚が1匹」の理論からすれば、まずはこれを一つの目安にするのが1番簡単なやり方です。あなたが準備した水槽には何リットルの水が入れられますか?
水槽サイズ別の水量概算
ここではオーバーフロー水槽ではなく、普通の水槽で出していきますね。オーバーフロー水槽の場合は、下のろ過槽の水量も考えないといけなくなりますから。
水量の出し方は水槽の【幅×奥行き×高さ】×85%で簡単に出せます。15%除く理由は、その寸法は外寸ですから、実際ガラス幅を引いた内寸で出していきます。さらに水槽目一杯に水を入れて飼育することはないからです。それを考慮した上での水量が下記の通りです。
【45センチ水槽(45×27×30)×85%】=約30リットル
【60センチ水槽(60×30×36)×85%】=約55リットル
【90センチ水槽(90×45×45)×85%】=約155リットル
【120センチ水槽(120×45×45)×85%】=約206リットル
これを参照に先程の「10リットルの水量に対して魚が1匹」に当てはめてみると‥
45センチ水槽=3匹
60センチ水槽=5匹
90センチ水槽=15匹
120センチ水槽=20匹
これが簡単な答えになりますね👌
しか~し❗
淡水魚であればこれでいいと思いますが、海水魚はこれをベースにもう少し考えていく必要があると思っています。
実際、ドリ丸水槽では現在のところ60センチ規格水槽で、海水魚8匹+エビ1匹、合計9匹の生体が元気に飼育できていますから🤗先程の60センチ水槽の推奨数は5匹な訳ですからね。推奨数からしたら4匹オーバーな訳です。
②海水魚それぞれの特性を調べる
海水魚は概ね縄張りを持ちます。それぞれに縄張りを作ってあげられるかで、推奨数よりも多く水槽内で飼育する事が出来るようになります✨
混泳可能かどうかを調べる
縄張りを持たない海水魚として有名なのは、デバスズメダイ、カウデルニー、マンジュウイシモチ等です。縄張りを持たないという事は、言い方を変えればどんなお魚さんとも混泳可能という事にもなりますね🤗
また気性が強くない海水魚を意識的にチョイスしてあげる事で、海水魚の飼育量は増やせます。気性が荒い魚ばかりだと、ケンカが耐えずストレスでどんどん死んでいったり、ビビってしまいライブロックの奥から出てこれず、餌も食べられなくて餓死してしまいますから。
気性の強い海水魚を選ぶのであればそれぞれの水槽の推奨数に従った方が良いかと思います。
最大でどれくらい大きくなるか調べる
幼魚の頃はどれも2~3センチ位で可愛いものです。しかし❗その海水魚、どれだけ大きくなるか知って買いましたか?
ビックリする程成長が早くて大きくなるのが、ドリーことナンヨウハギです😅ファインディング・ニモの影響で、海水魚人気トップ5には必ず、カクレクマノミとナンヨウハギは入ってますからね✨
ドリーは20センチ以上の大きさになるんですよ😆小さくて可愛い期間はほんの一瞬で一気に大きくなりますから、ご自分の水槽で飼育できるかどうか、また水槽サイズアッブするにしても、お金がかかりますからね。何匹飼えるかも気になるでしょうが、どれだけ大きくなるかも調べておいた方がいいですよ。
他の魚を食べてしまうのは1匹でしか飼えない
海水魚の中には、自分よりも小さな海水魚を食べてしまう海水魚もいますから注意しておいて下さいね😱
代表的なものは、モンガラカワハギです。「知らない間に魚が減ってる」なんて事になりますよ。
③ライブロックでの空間作り
それでも海水魚を多く入れたい❗その鍵となるのが、ライブロックでの空間作りです。ライブロックはバクテリアを繁殖させていく為に海水アクアリウムではなくてはならないものですが、お魚さんの住まいにもなるんです。
このライブロックの組み方しだいで2~3匹は多く入れることができますから。ただデカいライブロックをドカッと何個か置いただけでは、お魚さん1匹1匹の住まいはできませんからね。そこで役に立つのが「枝状ライブロック」です。
ドリ丸水槽で8匹のお魚さんがケンカもなく過ごせているのは、この枝状ライブロックを入れたおかげです。夜消灯したら、ハッキリとそれぞれのお魚さんが、どこを縄張りにしているかがよく分かります。だって必ず縄張りでしか寝ませんから。
枝状ライブロックでどれだけ快適な家を作ってあげられるかで、推奨数よりも数は増やせますよ🤗
④ろ過設備を増やす
お魚さんの量が増えるという事は、比例してある二つのものも増えるのですが、さて何だと思いますか?
餌の量と糞の量です。
ドリ丸水槽では餌は1日に2回です。人工餌を基本的に与えていますが、たまにホワイトシュリンプ等の冷凍餌も与えています。海水魚飼育を始めたばかりのころは、ドリ丸水槽は60センチ水槽の推奨数以内の4匹だったんです。
しかし、それを越える数を飼育すると決断した以上、お魚さんを死なせない為に機材を追加、もしくは変更する事で水の汚れへの対策をしましたね。
【飼育数4匹だった頃の機材】
・海道河童
・エーハイム2213
【飼育数9匹の現在】
・海道河童から海道達磨に変更
・エーハイム2213
・エーハイム500を設置
・殺菌灯を設置
・殺菌筒を設置
お魚さんの数が増えるということは、海水内の酸素も消費されますから、ベンチュリー式の海道達磨と、殺菌筒のエアレーションで、酸素濃度も高めるようにしています。
⑤水替えのスパンを短くする
推奨数で飼育されているのであれば、水替えは2~3週間ごとで大丈夫と思います。しかし、推奨数を越える数を入れるのであれば、いくら機材を追加したにせよ、水替えは1週間に1回はされた方がいいと思います。実際ドリ丸水槽が9匹を長期飼育できているのは、機材のおかげもあるかもしれませんが、必ず土曜日に水替えをしているからだと思っていますから。水槽内の汚れも取り除くと同時に、人工海水には、お魚さんにとって大切な微量元素も含まれていますからね👌
まとめ
推奨数はあくまでも推奨数ですから、推奨の数で飼育していたのに⭐になった人もいれば、10匹以上入れていても元気に育てられている人もいらっしゃいます😄
ドリ丸水槽も現在9匹ですが、ドリーが泳ぎにくそうになってきたら、水槽アップする予定です。そしたら、また数多くのお魚さんを入れられますからね🤗
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