皆さんおはようございます✨ドリ丸です🤗
今まで淡水のアクアリウムをされてこられた方は多いのではないでしょうか?
子供の頃、お祭りで金魚すくいで金魚を飼育してみた経験はないですか?知り合いから、メダカをわけてもらったことはないですか?
比較的淡水魚飼育は多くの方が一度は経験済みだと思います。
しかし、海水アクアリウムとなると、中々今日明日で始められるものではありませんよね🤔
ドリ丸もそうでしたから😉海水アクアリウムでも始めてみようかなぁと思って、実際取りかかるまでの下調べに、1ヶ月はかかったと思います。
初めて聞くような器材のあれこれ‥しかも種類もメチャクチャあり、一体どれを選んだらいいのか‥照明一つ選ぶにも価格帯もバラバラ‥
そして何より、この器材は一体なんの意味があって設置しないといけないのか?調べないといけないことだらけでしたねぇ😅
でも知らないことを知っていく楽しさもありました✨だって、海水アクアリウムをしてなかったら、絶対にプロテインスキマーなんて器材がこの世に存在するなんて知らなかった訳ですから👍
これから海水アクアリウムを初めてみようとされる方に、簡単にではありますが、プロテインスキマーとは一体なんなのかについてご紹介していきたいと思います🤗
プロテインスキマーとは?
淡水にしても、海水にしても、水槽の中で生き物を飼う以上、常に水を綺麗な状態にしてあげる事は同じ事です。
お魚さん達は餌を食べれば、当然フンを出します。サンゴだって植物ではなく、元をたどればイソギンチャクの仲間な訳ですから同じくフンを出します。
水質の悪化が進んだ水槽内では、生体は生きていけないので、常に水を綺麗な状態にしてあげる事は淡水でも海水でも同じ事です✨
そこで昔も今も、良い水質を維持するために、ろ過器やろ過槽の設置がされているわけなんですよね。外掛け式、上部式、外部式等々いろいろありますよね🤩
ろ過器やろ過槽に流れ込んだ飼育水は、フィルターで物理ろ過され、目に見える大きなゴミを取り除き、ろ材に生息しているバクテリアによって、飼育水は、アンモニアから亜硝酸へ、亜硝酸から硝酸塩に分解されていく訳なんです。
その為、最終的に残った硝酸塩は、飼育水や、ろ過槽にドンドン、ドンドン溜まりに溜まっていきます。お魚さん達にとって、この硝酸塩はあまり害にはなりません(あまりにも高い硝酸塩は害ですけど)
しか~し❗
サンゴにとって硝酸塩は害なんです❗😫
プロテインスキマーという器材がない時代、この溜まりに溜まった水槽内の硝酸塩を取り除く方法は水替えだけでした😮
もちろんプロテインスキマーを設置していても水替えは必要です(その理由は後でご紹介致します)
しかしながら、プロテインスキマーが世の中に誕生した事で、水替えの頻度を減らす事に成功したんですって👌
プロテインスキマーに流れ込んだ海水を、微細な泡を作って吹き上げさせ、海水中にある不要なタンパク質などの有機物を、泡の力で海水中から取り除く器材なんです。
つまり、ろ過装置の場合は、【有機物】➡【アンモニア】➡【亜硝酸塩】➡【硝酸塩】となっていたものを、プロテインスキマーで、大元の【有機物】を常時泡で絡め取り水槽から出しちゃいましょうよ❗という原理なんです🤗
有機物がなくなれば当然アンモニアが出ない、アンモニアがなければ亜硝酸塩も出ない、亜硝酸塩がなければ硝酸塩も出ないっていう事です🤗
素晴らしい装置ですよね✨
ちなみに淡水水槽にプロテインスキマーを設置しても意味がありませんよ😐淡水は電解質が極端に少ない水でして、粘性が低く泡が出ないんです。海水は逆に、粘性が高いため泡がモコモコ立ち上がります。
イメージとしたら、ビールの泡は中々消えにくいけど、シャンパンの泡はすぐに消えてしまう感じです😁プロテインスキマーは、いかに微細な泡を立ち上げ汚れを取るかにかかっていますから👍
プロテインスキマーはベンチュリー式が結果的にお得
プロテインスキマーには、タイプが二つあります。エアーリフト式とベンチュリー式です。器材としては、エアーリフト式の方が安いです。エアーポンプにウッドストーンを取り付け泡を発生させていく簡素な仕組みです。なので、自分でも簡単にエアーリフト式のプロテインスキマーは作る事は出来ます。
しか~し❗
小型水槽でしたらエアーリフト式でもいいでしょう。でも、60センチを越える水槽でしたら取れる汚れの量が10倍は違いますよ💥ドリ丸自身も初めは知識がなくて、エアーリフト式を買ったのでよく分かります😅
ウッドストーンの目ずまりがすぐに起きてしまい、泡が立たなくなる。だから、すぐに新品のウッドストーンと交換しないといけない。器材は安くとも延々とウッドストーンを買い続けないといけない。
ランニングコストがかかりますね😥
それでも、小型水槽だから極力安くていいのをと言われる方は、海道河童のプロテインスキマーがいいですよ✨
ベンチュリー式は、最初の器材代としては高いですが、モーターで泡を発生させ続けますから、モーターが故障しない限りずっと安定的に泡を発生させてくれます🤗
しかもベンチュリー式に溜まる汚れはホントに濃い汚れですから、しっかり取れてる❗って感じです👍
エアーリフト式で溜まった汚れの色は薄いですよ。たまに透明な感じでホントに汚れが取れてる❔って時もありましたからね😅
人気のプロテインスキマー(ベンチュリー式)
~外掛け式~
オーバフロー水槽ではない普通の水槽に取り付ける、人気のベンチュリー式プロテインスキマーです✨
①ゼンスイエターナルナノスキマーQQ1
組み立ていらず、箱から取り出しすぐに設置が可能です。
②海道達磨
静音設計でしっかりと汚れを取ってくれる優れもの。ドリ丸水槽でも大活躍してくれています。
~ろ過槽設置タイプ~
オーバフロー水槽のろ過槽に設置する人気と信頼の置けるプロテインスキマーです。
①ゼンスイ NYOS QUANTUM120
アクアリウム最先端のドイツで作られたサイレントポンプとスーパークリアなボディ。対応水量は100リットル~500リットルです。
②Bubble Rush BR-02
絶大な信頼で世界中のスキマーに選ばれている、SICCE社のポンプを採用し抜群のスキミングを実現しています。対応水量は100リットル~400リットル。
③H&S プロテインスキマーHS400
プロテインスキマー界で信頼のロングセラー商品で全世界で愛用者も多数。対応水量は400リットルまで。
④レッドシープロテインスキマー REEFER Skimmer300
アクアリウム界最大手のレッドシー社製で、高効率、静音、高性能なプロテインスキマー。
プロテインスキマーの弱点
いかがでしょうか❔プロテインスキマーの進歩により、ご家庭で気軽に海水アクアリウムが出来るようになったことは、大変ありがたいことです💝
それはサンゴ水槽にしている場合です❗
しかし、こんな素晴らしいプロテインスキマーにも弱点があります🤣
え⁉️サンゴ水槽には硝酸塩を出にくくしてくれるプロテインスキマーは必須なのでは⁉️
確かにその通りです❗サンゴ水槽には、プロテインスキマー設置はある意味必須です👌
しかし、このプロテインスキマーは、有機物と一緒にサンゴが必要とする成分まで取り除いてしまうという弱点があるんですよね😥
だからこそ、プロテインスキマーを使用して、サンゴを飼育する場合は、不足する様々な成分を添加剤で補充してあげないといけないんです。
ただ、サンゴが必要とする微量元素全てを検査し添加するなんて、一般家庭ではムリです❗
だからこその水替えなんですよね😄
プロテインスキマーを設置したから水替え頻度は、汚れを取り除くという観点からすると減るでしょう。
しかし、サンゴが成長するために必要な微量元素を補給してあげるという観点から考えると、プロテインスキマーを設置していても、水替えは大切な作業です✨
まとめ
世の中には、先程ご紹介させて頂きました人気のプロテインスキマーを含めて沢山のプロテインスキマーが販売されています🎇
現在販売されているプロテインスキマーは、どれも高性能です。値段の違いは対応水量の違いもあります。
プロテインスキマーという高い能力を理解し、また逆に弱点もあることを理解した上で、海水アクアリウムを楽しんでいけたらいいですよね🤗
【買ってよかったアクアリウム用品がこちら】