皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉
自宅の水槽で色鮮やかな海水魚飼育を楽しみたい。海水アクアリウムを始める方の一つの動機かもしれませんね。
しか～し❗
水槽という閉鎖的空間の中で多くの海水魚を飼育する場合「混泳可能な海水魚」と「混泳不可な海水魚」がいる事を知っていますか？
今回ご紹介する【キハッソク】は混泳不可な海水魚となります。飼育するのであれば、単独飼育となりますので十分注意されて下さい。
キハッソクの特徴、及び飼育の仕方について
キハッソクは、左右から押し潰された様な平たい体型をしています。幼魚の頃は、第一背鰭の条が非常に長く伸びています。水槽に入れると良く泳ぎ回りますから、見ていて飽きない海水魚です👌
でもキハッソクがなぜ単独飼育なのか？🤔
その最たる原因が【毒】です。
粘毒性を持つハタの仲間なのですが、別名【石けん魚】とも呼ばれるキハッソクです。名前の由来の通り体表から石けんの様なぬめりをキハッソクは出します。
このぬめりこそが毒なのです🥶成分はグラミスチンという有害物質で、人間が仮に触れたとしてもしっかりと手を洗えば問題ないですが、水槽内の他の海水魚やバクテリアや細菌にはダメージ大なのです。
①学名は？
Diploprion bifasciatum
②餌付けは簡単？
簡単です🤗何でも良く食べてくれますからキハッソクは、ある意味海水魚初心者でも飼育は十分可能です。
与える餌は動物性のものを中心に与えてあげて下さい。
③混泳は難しい？
難しいと言うより単独飼育を強くお勧めします。
キハッソクは他の海水魚には無関心と言って良い位、温厚な海水魚ですから仮に水槽内に他の海水魚がいても自分から攻撃を仕掛けるような事はしません。
ただし❗
自分の身に危険を感じた時には粘毒性のせっけんみたいなぬめりを放出し身を守ります。そうなると水槽内の水は毒に犯されてしまいますから、中の生体は…😣
「じゃぁ小さなエビやカニはキハッソクを攻撃したりしないから一緒に飼育出来るのでは？」
それもやめておかれた方が良いでしょう。
なんせキハッソクは小型魚や、グラスシュリンプの様な小さな甲殻類は食べてしまいますから😥
④水温は何度飼育？
22℃～26℃飼育となります🤗水温変化にも比較的強いですが、水槽用クーラー、ヒーターは必須となります。
⑤サンゴ水槽でも大丈夫？
大丈夫です🤗キハッソクはサンゴを突くことも食べることもしませんから、安心してサンゴ水槽に入れる事が出来ます。
⑥どれくらい大きくなるの？
約20センチです🤗単独飼育を考えるのであれば小型水槽でも飼育は十分可能です。
まとめ
海水魚初心者がいきなり「キハッソク」を飼育してみたい❗とは中々ならないと思いますが、知らずに購入してしまい既存の水槽にドボンしない為の記事としました。
飼育も簡単、価格も手頃、しかも遊泳魚ですから、小型水槽が余っているのであればキハッソク専用水槽を立ち上げてみられてはいかがでしょうか🤗
【買って良かった水流ポンプ】
