アカハチハゼの飼育は難しい❔ベンスト食性のメリット、デメリットとは❔

海水魚

皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎄

砂を口に入れてはハムハム、ハムハムしながらも、エラからはポロポロポロポロ砂をこぼす😄ベンスト食性ハゼ特有の行動ですね。

その姿が何とも可愛らしくもあり、おとぼけキャラでもある「アカハチハゼ」をご紹介していきたいと思います。

アカハチハゼの飼育について

①ベンスト食性とは?

「ベンスト食性のハゼ」とは、砂を口に入れハムハムしながら、砂の中にいる微生物を食べる行動のことです。

アカハチハゼは、砂を口にすくい込み、砂と微生物をハムハムしながら分けているんです🤗要らない砂をエラからポロポロ落としているという訳なんです。

水槽を見てると、底砂をずっとハムハムしてますから見ていて飽きませんよ🤩

ベンスト食性のハゼを水槽にいれる最大のメリットは、底砂を撹拌してくれることですね。

水槽の底砂はそのままにしていると、かなりの汚れが溜まっていくものです。最悪の場合、硫化水素が発生してお魚さん全滅❗💥なんて方もいらっしゃる位ですから。

アカハチハゼが常に砂をハムハムしてくれるおかげで、水槽の底砂は綺麗な状態をキープしてくれます👍

これがベンスト食性のメリットです❗🎉

②餌付けは難しい?

ベンスト食性で、底砂の微生物を食べているからエサは要らないのでは?🤔

いえいえ❗エサは要りますよ。底砂の微生物だけでは餓死してしまいますから、人口エサをしっかり与えてあげて下さい。

餌付けは難しくありません。ただし、浮遊性ではなく、沈下性のエサでなければ食べられません。

アカハチハゼの水槽でのテリトリーは、底~中層までですので、エサが沈下してくれないと食べられませんからね😅

SUREなんかはゆっくりと沈下してくれるので、他のお魚さんも食べることが出来、落ちたのをアカハチハゼが食べてくれるので与えやすいですよ🤗

③混泳は可能?

ほとんどのお魚さんと混泳は可能ですが、底物系のお魚さんとの混泳は注意が必要です💥

ヤエヤマギンポやカエルウオ、また同じハゼのミズタマハゼや、オトメハゼとは、テリトリーが同じですからライブロックを複雑に組んであげ、隠れられるようにしてあげる必要があります。

④水温はどれ位?

アカハチハゼは低目の方が状態良くキープ出来ます✨23℃~25℃が1番元気良く泳ぎ回ってハムハムしている印象があります。

逆に高めはダメです💥他のお魚さんなら28℃でも大丈夫かもしれませんが、アカハチハゼは確実に弱りますから、夏場の水槽用クーラーは必需品となります。

⑤サンゴ水槽でも大丈夫?

サンゴ水槽に入れるのは避けた方が無難です。チョウチョウウオのようにサンゴを突いたり食べたりする訳ではありません。

その理由が「ポロポロ」です💥

口に砂をタップリ含んでハムハムしながら、水槽中層部を泳ぐアカハチハゼですが、その間ずっと砂を撒き散らして回るんです😱

サンゴが砂まみれになると、ストレスは溜まるは、褐虫藻が光合成ができないはで、確実にサンゴは弱ってしまいます。

これがベンスト食性のデメリットです❗💥

ただし‥

水槽上部にミドリイシをレイアウトしている水槽でしたら可能でしょう。アカハチハゼの泳ぐテリトリーは、せいぜい水槽の中層部までですからね🤗

⑥どの位大きくなるの?

自然界では最大25センチにまでもなるアカハチハゼですが、水槽内でしたらせいぜい15センチ程です。ショップで販売しているアカハチハゼは7センチ~9センチがほとんどですので、小型水槽でも十分飼育は可能です。

⑦底砂は必ず必要?

必要です。ベンスト食性であることもそうですが、アカハチハゼはライブロックと底砂の間に穴を掘り、そこを住み家としますからね。

その為、底砂はパウダータイプの砂だと巣穴が作りにくいため「ここに巣穴を作って欲しい」と思われる場所に少しサイズの大きな砂を混ぜてあげると、希望通りの場所に巣穴を作る可能性は高まります🤗

⑧病気にはなりにくい?

比較的丈夫なアカハチハゼですから、初心者の方でも飼育はしやすいお魚さんです👌

ただし、丈夫と言っても急激なる水温変化や水質変化を引き起こすと、どんなお魚さんでも病気にはなりますので、水槽用クーラー、ヒーターの設置、そして定期的な水替えは必要となります。

まとめ

海水魚特有の赤や青や黄色といった派手さはないものの、その「ハムハム行動」に癒されるアカハチハゼです😍

オトメハゼ、ミズタマハゼも同様な行動をしますので、お気に入りのハゼを入れていてはいかがでしょうか🤗

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ミズタマハゼの飼育は難しい?

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