皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎇
海水アクアリウムをされている方であれば、ほとんどの方が何かしらのプロテインスキマーを完備されている事だと思います。このプロテインスキマーの進化によって自宅の水槽でも、サンゴ礁を再現出来るようになったと言っても過言ではないでしょう。
ドリ丸も、毎年毎年各メーカーから最新のプロテインスキマーが発売される度に必ず要チェックするようにしていました。来たるべきドリ丸水槽オーバーフロー水槽に計画に向けて‥
そのことをよぉ~く知っている、行きつけのアクアリウムショップの店長から連絡が‥
店長「凄いプロテインスキマーが入荷したよ。うちの水槽にも取り付けてみたから見にきたら」
ドリ丸「どんなプロテインスキマーです?」
店長「アルティマプロテインスキマー」
アルティマプロテインスキマー⁉️🤔
アルティマプロテインスキマーとは❓
「なんだこれは❗」いやぁ~久々に海水アクアリウム機材で衝撃を受ける物と出会いましたね🤩
店長「どう?好きでしょこういうの」
ドリ丸「メチャメチャいいですね❗」
①初見における個人的感想
・外観デザインが格好いい。濃紺のラインが、機材の高級感を出しているし、本体が透き通るようなクリアーな為、中の泡がクッキリと見える。
・内部で竜巻のように泡が立ち上がり、しかもその泡が、見たことない程にクリーミー泡。
・他のスキマーよりも水と泡の接触が長いためか、汚水カップに溜まる汚水が、有機物をしっかりと取れている事を証明してくれる程、汚水が濃い。
・スキマー稼働してる?って思う程に音が静か。
②コンパクト設計になっている
ポンプがスキマー本体下部に内臓されている為、ろ過槽で場所を取らないようになっています。いくら性能が良くても、ろ過槽に入らなかったら話にならないですし、ギリギリだとろ過槽にはプロテインスキマーしか置けないってなるのも困りますからね。ハイパワーで有りながらコンパクト設計のプロテインスキマーは有難いです🤗
③音が静かな原因
高性能プロテインスキマーは、ベンチュリー式ですが、ベンチュリー式はハイパワーな反面ポンプ音がうるさいというデメリットもあります。しかし、このアルティマは、これだけの泡を上がらせておきながら、DCポンプで回している為かなり静かでしたよ。ポンプには2種類ありますよね。ACポンプとDCポンプ。
ACポンプのメリットは故障しにくい点ですよね。デメリットは音がうるさい😫
DCポンプのメリットは音が静か。デメリットは故障しやすい、が今まで言われてきた事ですが、このアルティマに搭載されているDCポンプは、ACポンプのメリットも兼ね備えたポンプとの事でした。つまり、音も静かで壊れにくいポンプという事ですね。
④泡がとにかくクリーミー泡
本物のビール職人の方が入れたビールの泡ってクリーミー泡じゃないですか❗まさにあんな感じですよ👍
説明文に書いてあったのはこうです。
独自形状のブレードにより発生するトルネード状の流れが、水と泡の接触時間を長くしてくれ、効率よく有機物を取り除く。
う~ん‥これだけの説明では、なぜこれ程までにクリーミー泡が立つのかは正直わかりませんでした。研究者の並々ならぬ研究成果のおかげである事は間違いないのですが🤔
しかし、プロテインスキマーは高品質なもの程、泡が細かいというのが常識ですよね。泡が細かいということは、それだけ汚れを絡め取る量も多いですから。現在ドリ丸水槽に設置している海道達磨も、本体内部が汚れてくると、泡が大きくなり、そうなると汚水カップに溜まる汚れも薄くなっています。しかし、内部洗浄後は泡が細かくなり、そうなると汚水カップに溜まる汚れは濃くなるんですよね。
アルティマのクリーミー泡は、半端じゃない程細かい泡です😍だからこそ汚れもしっかり取っているから、汚水カップには真っ黒な汚れが溜まっているのも納得です。
⑤コントローラーで100段階の調整
100段階も調整って凄い事ですが、基本は60~70%内で調整してあげればいいそうです。これも、プロテインスキマーの基本常識ですが、水槽サイズよりも1ランク大きいサイズのプロテインスキマーを入れた方が長持ちしますよね。アルティマプロテインスキマーは、高性能ですが、いつもフルパワーの100%で動かしていたら故障のリスクは高まりますもんね。ワンサイズ上となると確かに金額は上がりますが、「せっかく高いプロテインスキマー買ったのにすぐ壊れた」なんて事になったら悲惨です。
⑥フードタイマー付き
フードボタンを長押しすることで、海水魚に餌を与えている際、10分間だけプロテインスキマーを停止させる事が出来ます。
⑦メンテナンスの仕方
これは、他のプロテインスキマーと同じでした。週に1回汚水カップの洗浄、月に1回本体の洗浄をしてあげる事で、長期間安定してポテンシャルを発揮してくれます。特にモーターやインペラ部分の掃除を怠っていると、この部分にカルシウムが付着してしまうんですよね😥カルシウムはこびりつくと厄介ですから、必ず月に1回は点検した方がいいですよ。ドリ丸は、機材洗浄では100均のクエン酸に漬け込む事で、楽々と汚れを落とせてますよ🤗
⑦ラインアップは4種類
アルティマプロテインスキマーには、水槽水量に合わせて4種類のサイズがあります。あなたの水槽+ろ過槽の水量は何リットルですか?先程お伝えしましたように、長期間使用していく為にはワンサイズ上を選択されることをお勧めします。
①アルティマプロテインスキマー300S
【最大水量】300L(60センチオーバーフロー水槽に最適)
【電力】15w
【空気流入量(L/h)】100~400L
【流量(L/h)】200~600L
【適正水位】18~21センチ
【サイズ】幅16センチ×奥行き21センチ×高さ45,5センチ
②アルティマプロテインスキマー500S
【最大水量】500L(90センチオーバーフロー水槽に最適)最も売れてるサイズ❗
【電力】25w
【空気流入量(L/h)】100~600L
【流量(L/h)】200~1000L
【適正水位】18~21センチ
【サイズ】幅19センチ×奥行き24センチ×高さ47,5センチ
③アルティマプロテインスキマー800S
【最大水量】800L(120センチオーバーフロー水槽に最適)
【電力】25w
【空気流入量(L/h)】450~1200L
【流量(L/h)】800~2000L
【適正水位】22~26センチ
【サイズ】幅26,5センチ×奥行き23,5センチ×高さ55センチ
④アルティマプロテインスキマー1200P
※こちらだけはポンプは外に設置。
【最大水量】2000L
【電力】36w
【空気流入量(L/h)】~1680L
【流量(L/h)】3000L
【適正水位】20~25センチ
【サイズ】幅37センチ×奥行き23,5センチ×高さ55センチ
アルティマプロテインスキマーの不安な点❗
水槽でサンゴなどの生体を飼育する為には常に水質を綺麗な状態にしておかなければならないですよね。しかしながら、お魚さんやサンゴが、出すフンなどにより、必ず水質は悪化してくる😫絶えず水を浄化させ、水質を良い状態に維持する為に私たちは、ろ過装置やプロテインスキマーを設置しています。
今回ご紹介したアルティマプロテインスキマーはかなり高品質なプロテインスキマーです✨きっと水槽内のありとあらゆる汚れを取ってくれるでしょう(汚水カップの黒さを見れば分かりますよ)
しか~し❗
これだけ高性能なアルティマとなると、有機物と一緒に、サンゴが必要とする成分もゴッソリと取り除いている可能性は、非常に高いと思われます🤔まぁ、これこそが高性能プロテインの欠点でもあるんですけどね。
じゃぁどうすればいいのか?🤔
不足してしまったサンゴが成長する上で必要な微量元素を補給してあげる必要があります。その補給の一つが水替えです。おそらく、アルティマプロテインスキマーを設置されたら、硝酸塩値は出にくい水質になるでしょう。しかし、硝酸塩値が0だとしても、微量元素も減っていますからね。人工海水には、豊富な微量元素が豊富に含まれているので、せめて2週間に一度は水替えにて補給する必要があります。
【コーラルプロソルト】
微量元素補給のもう一つの手段が添加剤です✨しかし、むやみやたらに入れたら水槽崩壊を起こしますから、しっかり水質チェックを行い添加していく必要があります。ドリ丸は添加剤の中で使用しやすいのは、やはりレッドシーシリーズですね🤗そもそも検査薬もレッドシー使っているからなんでしょうが😄
【リーフファンデーション】
【コーラルカラーABCDパック】
ちなみにヨウ素だけは毎日添加した方がサンゴが弱らないです。あなたの水槽に甲殻類を入れているのであれば、なおさらヨウ素は必要ですよ。高性能プロテインスキマーであればあるほど、ヨウ素はかなりこしとられていきますからね。ヨウ素添加剤もいろいろ使ってみましたが、毎日1~2滴で済むコスパ最強のヨウ素添加剤はこちらです。
【JOD-MIX】
添加剤を上手く活用していきながら、アルティマプロテインスキマーを設置されたら最高の飼育環境は整えられますね。
まとめ
ドリ丸水槽オーバーフロー水槽計画。もう間近まで迫ってます。サンゴも成長しすぎてます❗ドリーも大きくなりすぎています❗
90センチ水槽にするか‥120センチ水槽にするか‥それによってクーラー等のサイズも変わってくるし‥
しかし、プロテインスキマーは決定しました❗どのサイズのオーバーフロー水槽にしたとしても、ドリ丸オーバーフロー水槽ではアルティマプロテインスキマーを採用致します🤗
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