皆さんおはようございます🎇ドリ丸です😄
サンゴ過密で飼育をしていると、避けられない事件がまたもや、ドリ丸水槽で起こってしまいましたよ😭
サンゴによる接触事故です。美しく妖艶なサンゴには、大なり小なり毒がある事はご存知ですよね。ドリ丸もそれは分かった上で、サンゴレイアウトをしているつもりだったのですが‥
ナガレハナサンゴの〇〇にオオバナサンゴがやられてしまいました😫
スイーパー触手は猛毒
ナガレハナサンゴはただでさえ毒の強いサンゴですから、ドリ丸水槽に入っている2個体のナガレハナサンゴは、水槽の右端左端にレイアウトしていました。同じチョウジガイ科のタコアシサンゴの毒はナガレハナサンゴ同等の毒で、ビッタリくっ付いていてもお互い全く問題なく育っていました。
しかし、距離を15センチ程あけて置いていたオオバナサンゴに、何が気に入らなかったのか、【スイーパー触手】を目一杯伸ばして攻撃をしていたんです😭スイーパー触手は20センチの長さ位は出しますからね。
攻撃用に特化した【スイーパー触手】これは猛毒の刺胞で、この攻撃を受けると毒の弱いサンゴはひとたまりもありません。オオバナサンゴはあれだけ妖艶なサンゴなのに、毒はほんっとに弱っちいですからね😥
ナガレハナサンゴがスイーパー触手を出すのは夜です。水槽の照明を消し真っ暗になってからユラユラとスイーパー触手を出すんです。これはナガレハナサンゴに限ったことではなく、他のサンゴも夜な夜な刺胞を使って、近くのサンゴを攻撃し、陣地争いを行っているんですよね。
ドリ丸水槽でも過去にキクメイシvsキッカサンゴ、キッカサンゴvsハナガタサンゴによる、刺胞攻撃を早朝の水槽内で見た事があります。この戦いはお互い毒の強いサンゴ同士でしたから相打ちでしたが、今回のナガレハナサンゴvsオオバナサンゴは、プロボクサーvs子供という位、ナガレハナサンゴの圧勝です。
ナガレハナサンゴのスイーパー触手にやられてしまったオオバナサンゴがこちらです😥
ここまで骨格が見えてるオオバナサンゴは復活するの❓
損傷はオオバナサンゴの半分程のポリプが溶かされ、骨格が見えてしまっている状態ですから非常に厳しいと思います。過去に、キッカサンゴがオオバナサンゴの上に落下してきて、オオバナサンゴの一部分が溶かされた事はありましたが、それは見事に復活してくれましたが、さすがに今回は‥
LPSサンゴは長期飼育しやすいサンゴなんですが、ひとたび調子を崩すと元に戻すのは難しいサンゴでもありますからね。
「さてどうしたものかなぁ」と思っていた時、100均でこんなものを発見しました。オオバナサンゴの形状をご存知の方でしたら、ピンと来たのではないでしょうか?
【発見した商品】
この形状、オオバナサンゴがピッタリ入る形なんです❗🤩しかもキスゴムが付いてるから、エビやカニに乗っかられる事もなくストレスなく水槽に設置する可能性があるんです。
【水槽に貼り付けた画像】
【オオバナサンゴを設置した画像】
どうです❗見事にピッタリでしょう❗前みたいに隔離ケースに入れて治療しようと思っていたのですが、あまりのタイミングでこんな商品と出会ってしまいましたから、これで復活させられるかやってみました。
①サンゴフードをしっかり与える
オオバナサンゴはまだ死んだ訳ではなかったので、週に2回べっぴん珊瑚リーフチャージ、そして週に1回リーフロイズを与えていきました。
②添加剤の使用
LPSサンゴにとって必要な、カルシウム、ストロンチウム、マグネシウム、ヨウ素の数値を高める為に、グローテックの添加剤を中心に規定量を水槽に添加していきました。
③硝酸塩を低く保つ
これは週に2回べっぴん土壌バクテリアを規定量入れ、そして毎日NO3PO4-xを1ml添加で硝酸塩5ppmを維持していきました。
さぁオオバナサンゴは復活できるのか?
【3ヶ月後のオオバナサンゴの画像】
⭐になることもなくまだ生きていますよ。たまにですけどオオバナサンゴ特有のプックリと膨らむ姿も目にしますので、そろそろライブロックの上に戻していきたいと思っています。🤗
まとめ
今回の検証で思いました事は、リーフロイズを与えた際に、オオバナサンゴの口がしっかりと閉じ餌を吸収しようとしている姿を確認出来た事が幸いでした。正直、オオバナサンゴの口がダラッと開きっぱなしだったら復活の見込みはありませんでしたからね🤔
たまたま運が良かったですが、スイーパー触手によるサンゴ被害はデキるだけ避けたいものですよね🤗
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