皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉
ドリ丸水槽に新たなお魚さんをお迎えしました。
その名も【プラチナオセラリス】
プラチナオセラリス?🤔
姿、形はまさにカクレクマノミなんですが、色がこの様に真っ白なカクレクマノミです。
【プラチナオセラリスとは?】
カクレクマノミの改良品種。カクレクマノミのオレンジと白のバンドを消失させ、プラチナ色に品種改良されたカクレクマノミです。
飼育は簡単で、カクレクマノミ同様餌付けも簡単ですから、初心者でも飼育はしやすい海水魚です。
しか~し❗💥
購入に当たっては大きな大きな問題が一つありました。
なんせ、ドリ丸水槽にはペアになった生粋のカクレクマノミがいるんです。カクレクマノミはペアになると、他のクマノミに対しては猛烈なる攻撃を仕掛ける可能性が高いんです💥
プラチナオセラリスはカクレクマノミの品種改良されたもの。当然のことながら攻撃を受ける可能性大❗
しかもカクレクマノミは、1度敵だと認識した場合は、ちょっと突くどころじゃなく、相手が死ぬまで攻撃をやり続ける狂暴さがあるお魚さんなんです😭
今回の記事は、その可能性があることを分かっていた上で、ドリ丸水槽にプラチナオセラリス2匹をお迎えした様子をお伝えしていきたいと思います。
プラチナオセラリスVSカクレクマノミの混泳~初日から1週間の様子~
①初日
まるでスノーマンのような真っ白なプラチナオセラリスを2匹購入してきましたよ。どうやらショップの方曰くすでにペアになっているようで、体が大きい方がメス、小さい方がオスとなります。
~水温合わせ~
季節は秋でしたから、ショップから持ち帰った袋の中の水温と、ドリ丸水槽の25℃の水温に大差はありませんでしたから軽く水温合わせを行いました。
約20分程度です。
~水質合わせ~
これは時間をかけてエアレーションしながら行います。もちろん冬場であればヒーターを設置します。ちなみにショップの海水比重を測ってみると1,021、ドリ丸水槽の海水比重は1,025。これは大きな比重の差がありますから水質合わせなしにいきなりドボンしちゃうと⭐になる可能性大です。
点滴法で約二時間かけて水質合わせを行いました。まぁ、プラチナオセラリスはカクレクマノミ同様、水質変化にも強いと言われているお魚さんなんですが、念の為にドリ丸は、どんな生体でも時間をかけて水質に慣れさせるようにしています。
~隔離ボックスに投入~
いきなりドボンされる方も多いようですが、新しいお魚さん初日は必ず、この様に隔離ボックスに投入して様子を見ます。
【隔離ボックスに入れる理由】
・新しい環境に慣れて貰うため
・元々いたお魚さんにも慣れて貰うため
・何の餌なら食べるのかをチェックする為
今回のプラチナオセラリスは、初日から粒餌は食べませんでしたが、冷凍エサのホワイトシュリンプはすぐに食べる事を確認出来ました✨
②2日目
隔離ボックスの中に入っているプラチナオセラリスに興味津々で寄ってきたのが、ドリ丸水槽のボスでもあるナンヨウハギでしたねぇ😁恐らく新しい新入りの様子を確かめているのでしょう。
プラチナオセラリスの方はナンヨウハギが近寄ってきても何食わぬ顔で落ち着いていましたよ。
問題のカクレクマノミはどうかというと‥
全くもって興味なし❗住み家であるトランペットコーラルの中で、いつもと変わらないようにモフモフしてましたからね。
これは❗🤩もしかしてすんなり混泳行くんじゃない🤩
そんな期待を今日この日まではしていたのですが‥
③3日目
さぁいよいよ隔離ボックスから水槽内に解き放ちます。カクレクマノミよ❗どうか虐めないで仲良くしてくれよ。いまのまんまトランペットコーラルでモフモフしている可愛らしいカクレクマノミでいてくれよ❗
よし行けぇ~❗
ドリ丸の淡い期待は一瞬にして崩れ去りました😫プラチナオセラリスが隔離ボックスから出てきた途端、カクレクマノミのメスがトランペットコーラルから出てきて、臨戦態勢に入りました。オスの小さい方はまだモフモフしていたのですが、プラチナオセラリスを追い回し、噛みつくまくります😱
逃げ惑う二匹のプラチナオセラリス。逃げても逃げても追いかけ噛みまくるカクレクマノミ‥
カクレクマノミの狂暴さを初めて目の前にしましたよ😫何年も飼育してきたカクレクマノミは、ドリ丸水槽の中で可愛らしいマスコット的な位置付けだったのですが、今は表情からして違います。「鬼の形相」です。
まずい❗💥このままでは1日も持たずして二匹とも殺されてしまう💥
しかし❗ここで目を疑うような光景が❗攻撃を仕掛けようとしていたカクレクマノミとの間にドリ丸水槽のボスでもあるナンヨウハギが割って入ってくれるもんですから、噛みつけなくしてくれたんです。それも1度や2度ではありません。何回もそのような泳ぎで防御してくれるおかげで、プラチナオセラリスが噛まれる前に逃げれているんです😅
プラチナオセラリスを守るための行動なのか。はたまた、カクレクマノミの異常行動にイライラしたボスがそういう泳ぎをしたのが、たまたまそのように見えてしまったからかはわかりませんが、3日目にして⭐になる事態を防げたのは事実です。
④4日目
朝水槽を見てみると、カクレクマノミは定位置である水槽のセンターにあるトランペットコーラルのところにいました。
プラチナオセラリスは水槽左隅の上の角に寄り添っていましたね。
この様子は大変危険な兆候なんです💥新人のお魚さんが、水槽内を泳ぐ事もなく、水槽上部の角にじっとしている場合は、ギブアップ状態「もう、この水槽にはいられないです。助けて下さい❗」と言っているようなもの。1週間この場所に居続けるのであれば、今のままでは無理ですよ。
~水槽内で虐めが続く時の対処法~
【虐める海水魚を隔離する】
虐められている方ではありませんからね。虐めている方を捕まえて1週間程隔離します。海水魚は上下関係が厳しく、先に入っているお魚さんが、必ず先輩になります。後から入ってきたお魚さんは新入生ですから、先輩の攻撃に対抗することがありません。気に入られなければ死ぬまで攻撃をされてしまいます。相性がありますから、購入前に現水槽内のお魚さんとの相性をよく調べてから購入される事をお勧めします。
カクレクマノミとプラチナオセラリスの相性は最悪と分かった上で今回はチャレンジしています。
【レイアウト変更】
水槽内のレイアウトをガラッと変えてしまう事も一つの方法です。全部を新しい水槽に来たかのようにしてしまえば、そこに先輩も後輩もなくなり、同級生にしてしまうというやり方です。
【テリトリーがなくなる位過密水槽にする】
これはドリ丸水槽のようなサンゴ過密水槽では無理ですが、サンゴを入れていない海水魚水槽でしたら、海水魚を沢山入れてテリトリーがないようにしてしまうとケンカを起こしにくくできます。なんせウジャウジャ泳いでいる為、テリトリーも何もあったもんじゃありませんからね😅しかし、水をかなり汚しますし、ケンカはなくても、ストレスでお魚さんが次々と⭐になる可能性が高まりますから、あまりお勧めできないやり方です。
4日目にドリ丸が試みたのは、脅威となっているカクレクマノミを一旦捕獲して隔離しようとしました。
しかし、全然捕まえられん❗💥複雑にライブロックを組み上げたドリ丸水槽は逃げ場所だらけでしたからね。この捕獲作戦は失敗でした😥
⑤5日目
この日様子に変化が。あれだけ端っこにしかいなかったプラチナオセラリスが水槽を泳いでるではありませんか。カクレクマノミも中央付近を通ったら噛みつきにかかりますが、それ以上は執拗に追いかけ回すような事もなし。
さらに❗この日初めて粒餌もしっかりと食べるようになりました🤗
これはもしやいけるかも✨水槽の端にしかいなかったプラチナオセラリスが、少しづつではありますが、泳ぐ範囲が広くなってきているし、餌も食べるようになってきています。さらに❗カクレクマノミ以外のお魚さん達は、プラチナオセラリスに好意的で仲良く傍に寄ってきて泳ぐようになってきました👍
⑥6日目
それでも夜寝るときは、水槽の隅っこで寄り添っています。昼間、カクレクマノミがいないところを泳ぎ回るようにはなって来たんですけど、やはり見つかると噛みつかれてるし‥
いっそのことレイアウト変更するか悩むところです。
⑦7日目
カクレクマノミが夜過ごす位置にナガレハナサンゴを配置してみました🤗ナガレハナサンゴも、トランペットコーラル同様、カクレクマノミがモフモフする可能性が高いサンゴですから。まぁ、入るか入らないかは運しだいというところもありますが、もしも入りさえすれば、プラチナオセラリスの安心出来るテリトリーになるはずですから、しばらくこれで様子を見てみようと思います。
まとめ
海水魚の混泳は相性が悪いと大変苦労するものです😫もしも、争いが続くようでしたら、まずはレイアウト変更、それでも無理だったら別水槽にプラチナオセラリスを移動させるつもりです🤗
~追伸~
これで記事が終わったら読んで頂いている方は消化不良ですよね😅それから1ケ月後‥
プラチナオセラリスが見事ナガレハナサンゴに入りモフモフするようになりましたぁ😍安心出来るテリトリーを得て、水槽の環境にも慣れたプラチナオセラリスは、堂々と水槽内を泳ぎ回ってます🤗
カクレクマノミとは多少の小競り合いはあるものの、上手くやってくれているようです。とりあえず、プラチナオセラリスとカクレクマノミの混泳は成功です。
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