皆さんおはようございます🎄ドリ丸です😋
小学生の理科の実験で使ったリトマス紙を覚えていますでしょうか?
赤になったら酸性、青になったらアルカリ性でしたよね😁
液体にはそれぞれ酸性、中性、アルカリ性があり、飼育する魚によって飼育水が酸性が良いのもあれば、アルカリ性が良い場合もあるんです。
では、海水アクアリウムでは何性になっていたらベストかというと、弱アルカリ性になっている事が重要です。
でも、今目の前にしている水槽の飼育水が酸性なのか、中性なのか、アルカリ性なのかなんて、見た目には分からないですよね🤔
そこで登場するのが【pH計】です。
pH計とは❓
自宅の水槽が、今、酸性なのか、中性なのか、アルカリ性なのかを知るための道具です。数値は1~14まで表示され、7の値が中性で、7より小さい数字(1~6)が酸性、7より大きい数字(8~14)がアルカリ性となります。
海水アクアリウムではpH計の表示が8位が弱アルカリ性として、最適な数値となりますので、常時これ位を維持させていれば、お魚さんも、サンゴも良い状態を保てますね。
そもそもpHって何?
まず、pHってどう読みます?「ペーパー」と読む人もいれば、「ピーエッチ」と読む人もいます。厳密に言えば現代では、ピーエッチが正しいとの事でした。でも、商品名でもペーパー計として売られてもいます。
ペーパーという言い方はドイツ語でして、日本は第二次世界大戦後、科学はドイツから多く情報を取り入れていた名残だそうですよ。まぁ、どちらでも通じます😅
pHとは、水素イオン濃度指数を表し、その液体に水素イオンがどのくらいあるかを表す単位の事です。
なぜpH計が必要なの❓
水槽のpHは、時間と共に下がっていきます。お魚さんが元気がないとき、調子がおかしい時、病気の症状は出ていないのに様子がおかしい時、もしかしたらpHが下がっている可能性があります。
海水魚にとっては弱アルカリ性のpH8前後がベストなのに、pH6前後とかに下がっていたら、逆に弱酸性となり調子を崩すのは当然ですよね😫
なぜpHが下がるの?
水が劣化するとpHは下がります。硝酸塩、リン酸塩、有機物が水中に溜まる事で、pHは下がっていってしまいます。
pHが下がったらどうしたらいい?
答えは簡単です🤗水替えをしてあげればpHは上がりますから🎉水の劣化で下がるなら、綺麗な海水が入れば上がるのは当然ですよね。海水アクアリウムの場合は、定期的な水替えがホントに大切です❗✨
しか~し❗💥
何日に1回したらいい、という定義もないんですよね🤔ドリ丸水槽では、1週間に1回する事が、硝酸塩の数値、リン酸塩の数値、そして今回のpHの数値を測定してみての結果ですから。
ご自宅の水槽は十人十色です。水量、サンゴの量、生体の数、器材も人それぞれですから、こういったpH計を持っておく事で、何日に1回水替えをしたらいいかが分かりますよね🤗
ドリ丸はpH計は毎日使いません。使うのは、新しくサンゴや、お魚さんを入れた際、今までとpHの下がり方に変化があるのかの確認で、たまに使う位ですね。
でも、海水アクアリウムをする上で、一つpH計を持っているのと、持っていないのでは確信持って水替えのタイミングは割り出せないですもんね😊
甲殻類はpHショックで死にやすい
それと、pH計を持っておく、もう一つの理由が、甲殻類であるエビやカニやヤドカリの為でもあります。
甲殻類を入れたはいいけど、即死させた経験はないですか?甲殻類は、お魚さんよりも、水質の変化に弱いため、水温合わせ、水質合わせは時間をかけてやってます❗それなのに即死します❗と言われる方‥
自宅の水槽のpHと、ショップの飼育水のpHをまず計った上で、より慎重に水質合わせをした方が良いですよ。
甲殻類はpHショックを起こしやすいですから😥
二つの校正液を持っていた方が安心
pH計の数値がおかしな数値を出してきた‥ちゃんと水替えしているのに数値がおかしい‥
そのpH計ブレが生じてませんか?
時間と共に、やっぱり機械ですから誤差が出てしまうのは仕方ない事ですよね。でも、誤差が出ている数字を信じて、pHの数値が上がらないからと、pHを上げるための添加剤を投与して、水槽崩壊なんて事になったら悲惨です😫
ドリ丸も、久々pH計を使う際は校正液で確認して使用します。過去2回程、数値の誤差がありましたね。誤差があったら、数値の調整をしてあげれば済む話ですから。その誤差を確認する為に、校正液が二ついります。
pH7.00(緑)、pH4.01(オレンジ)を使用します。綺麗なカップに校正液を出し、そこにpH計を浸けてみて下さい。
pH7の校正液に浸けてpH計が7の数値になるか、また、pH4.01の校正液に浸けてpH計が4.01になるかのチェックをしてみて下さい。
もしもpH7の校正液に浸けているのに、pH計が7.2と表示されたら、0.2ズレているので、7と表示になるように調整してみて下さい(ドリ丸が使用しているのは、細いマイナスドライバーでネジを回すと数値が変わるタイプを使用しています)
pH4.01も同様です。二つの校正液チェックで、しっかり確認できれば、そのpH計の数値は間違いない数値ですから👍
校正液使用の注意点
・よく振ってから使用して下さい
・一度出した校正液を使用後、絶対容器に戻さない事。校正液の数値に誤差がでますから。
まとめ
pH計は、先程もお伝えしました通り頻繁に使うものではありません。でも持っておく事で、ご自宅の水槽の現状を数値で見れるのは、安心に繋がる事にはなると思いますよ🤗
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