皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎉
ちょっと専門的なお話になりますが、一般的にショップやネットで流通しているサンゴは「刺胞動物門花虫網に属する」ものなんです。
花虫網からさらに2つに枝分かれして、「八放サンゴ亜網」、「六放サンゴ亜網」となっています。
八放サンゴ亜網の中には、ウミトサカ目、アオサンゴ目があり、六放サンゴ亜網の中には、ショップで多数販売されているSPSサンゴ、LPSサンゴが含まれています。
じゃぁ、たまぁに耳にする【サンゴモドキ】って姿、形はサンゴっぽいけど、サンゴではないの?🤔
サンゴモドキとは❔
「モドキ」と名前が付いているので誤解される方も多いのですが、サンゴモドキも元をたどれば、他のサンゴと同じ刺胞動物門なんです🤗
【刺胞動物門】から、・花虫網・箱虫網・ヒドロ虫網・十文字クラゲ網に分かれていて、サンゴモドキはヒドロ虫網に属しているれっきとしたサンゴなんですよ👍
①サンゴモドキの飼育は難しいの?
ドリ丸水槽にも1度だけサンゴモドキを入れたことがあります。なんとも言えないほどのパープル感が美しくて購入した「ムラサキサンゴモドキ」です😍
普通のサンゴには見られないカラーと思いませんか?😍
しか~し❗💥
1ケ月持たなかったですね😱このムラサキサンゴモドキは明るい照明はNGだったらしく、コケまみれになり⭐にしてしまいました。
この美しさをドリ丸水槽で見てられたのはほんのわずかな時間でしたね😫
②サンゴモドキは深場系?浅場系?
どちらも存在します。ドリ丸が購入したような色鮮やかなサンゴモドキは、自然界においては、やや深場の岩陰に生息しています。それとは逆にミドリイシが生息するような太陽光がしっかり当たる浅場に生息しているサンゴモドキも存在します。
③毒は強いの?
サンゴモドキの毒は強いので、他のサンゴと接触させないようにする必要があります。
しかも、ミドリイシと同じ環境で育つサンゴモドキは、ダイバーの方々が言うには、超危険なサンゴらしく「素手で触れると激痛が走る❗💥」と言われる位、刺胞毒が強いんです😱
浅場系のサンゴモドキのことを別名【ファイヤーコーラル】と呼ばれています。
まぁ、たまにサンゴモドキが販売されていますが、だいたいはドリ丸が購入したような深場系のサンゴモドキですけどね。
浅場系のファイヤーコーラルなんて水槽に入れていたら恐くて水槽掃除が出来なくなりますからね😅
④サンゴモドキはポリプは出すの?
ドリ丸が飼育した、ムラサキサンゴモドキがポリプを出している所は1度も見たことがありませんでした。ツルっとした感じです。
サンゴ飼育においてポリプの状態で、そのサンゴが好調か不調かのバロメーターになるものなんですが、ムラサキサンゴモドキはその判断が付きにくかったですね🤔
しかし、ショップの方に訪ねてみると、細い産毛のようなポリプを出すサンゴモドキもいるとのことでした。
⑤水温はどれくらい?
深場系のサンゴモドキでしたら、水温は低目の22℃~23℃、浅場系のサンゴモドキでしたらミドリイシ同様の環境下で育ちますから25℃飼育となります。
⑥レイアウト上の注意点とは?
深場系のサンゴモドキに強い照明を当てていると、ドリ丸水槽でダメにしたようにコケまみれにしてしまいますよ😫ライブロックをアーチ状に組み上げ洞窟をイメージした場所、もしくはウスコモンサンゴなどの影になる場所にレイアウトされたら、コケも着かずに飼育できるはずです。
浅場系はミドリイシと同じ環境で育ちますから、レイアウトは水槽上部が最適です。
まとめ
最近は、オーストラリア産のサンゴモドキをよく見かけるようになりました。それだけ購入者が増えているという事でしょう。通常のサンゴ水槽に、一つだけでも異彩を放つサンゴモドキが入っていると幻想的な度合いはグッと高まるでしょうね🤗
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