皆さんおはようございます✨ドリ丸です🌸
海水魚には体表に寄生虫が付いている事はご存知ですか?その海水魚に付いた寄生虫を食べてくれるので有名な生体が、スカンクシュリンプやホワイトソックスシュリンプのようなクリーナーシュリンプと呼ばれる甲殻類です。
ドリ丸水槽のドリーは、ホワイトソックスシュリンプにクリーナーされている時はホントにジッとしてますからね。まるでマッサージでも受けてるかのごとく、あの暴れん坊のドリーが微動だにしませんから。よっぽど気持ちいいんでしょうね😄
さて、今回ご紹介します【ホンソメワケベラ】も他の海水魚に付いた寄生虫を食べてくれるクリーナーフィッシュなんです。
ホンソメワケベラとは?
体を見てわかるように、黒と青のラインがハッキリしていますよね。実はこのラインこそが、他のお魚さんから見てクリーナーフィッシュと認識してもらえる目印なんです。これがなぜ目印になるのかはドリ丸も分かりませんが、大昔より遺伝子の中に組みこまれてきた、海水魚達の本能なんでしょうかねぇ🤗
ウツボやサメの口の中にも入り込み寄生虫を食べるらしく、しかもその間、ガブ❗っと食べもせず、ホンソメワケベラに掃除をしてもらっています。
【学名】Labroides dimidiatus
【分布】インド洋~西部太平洋
【価格】1200円~2000円
①ホンソメワケベラは丈夫?
非常に丈夫な海水魚です。病気にはなりにくいですし、水温変化にも強い海水魚です。ただ、水質変化には弱い為注意が必要です。
②水温はどれ位?
水温の適応能力は高く22℃~27℃の環境下であれば育てられます。しかし、夏場水温上昇での30℃超え、冬場の低水温の20℃を下回ると⭐になりますから、水槽専用クーラー、ヒーターは完備してあげて25℃設定が必要となります。
③水流は必要?
ホンソメワケベラは広範囲で水槽内を泳ぎ回ります。どちらかと言えば強めの水流を好む海水魚です。
④餌は何を与える?
ここがちょっと難しい部分です💥ホンソメワケベラの餌付けは難しいと思われていた方がいいですね。人工餌に餌付くまでには、時間がかかる可能性がある為、冷凍餌のホワイトシュリンプを準備しておかれた方が安心です。水槽に慣れてくれば、他の海水魚がバクバク人工餌を食べている姿を見て「あれは餌なんだな❗」と認識してもらえると思います🤗
与える人工餌はメガバイトレッドのSサイズなら大丈夫です。
さすがに寄生虫を食べるとは言っても、それだけでは餓死させてしまいますから、早めに餌付くかどうかがホンソメワケベラを飼育していく上での1つのポイントとなります。
⑤混泳は大丈夫?
基本的にクリーナーフィッシュなので、クリーナーされることを喜ぶハギ系やヤッコ類とは全然大丈夫です。これとは混泳はダメということはありませんが、クリーナーを嫌がるお魚さんもいますので、そうなるとホンソメワケベラが入ったことでストレスを与えてしまうかもしれません。
⑥白点虫も食べてくれるの?
白点虫や、病原菌のようなものは食べません。白点病になったからと言って、ホンソメワケベラを入れても、白点病は治りません。
⑦ホンソメワケベラは性転換をする
海水魚ではよく聞く話ですが、ホンソメワケベラも性転換をするお魚さんです。生まれてきた時のホンソメワケベラは、全てがメスなのですが、グループの中で1番体が大きくなったのがオスにかわります。カクレクマノミは逆ですね。ドリ丸水槽でもペアになっているのですが、メスのカクレクマノミの方がオスのカクレクマノミの2倍はありますから🤗
水槽内に数匹ホンソメワケベラがいたら、しだいに1匹だけ大きくなったのがオスです。
⑧寝姿に特徴あり
ホンソメワケベラは寝るときに特徴ある海水魚です✨水槽内のライブロックの隙間に入り込み寝ます。そして、その際に体の周りに薄い粘膜で自らを包み込んで寝るんです❗自分専用の寝袋を完備している海水魚なんですよね🤗
夜、電気を消してその姿を初めて見られたら、その粘膜で囲まれている寝袋姿に驚かれると思いますよ🤣
⑨サンゴ水槽でも大丈夫?
大丈夫です。ホンソメワケベラはサンゴを突く事も、食べることもしませんから。
⑩飼育上で最大の注意点
餌付けをクリアー出来れば、丈夫で病気にもなりにくい為、長期飼育しやすいお魚さんのはずなんですが、なかなか寿命を全うさせる前に⭐にする方が非常に多かったんです😥
ホンソメワケベラの死因ナンバー1は、飛び出し事故です💥かなりの確率で水槽からジャンプして飛び出し、水槽横で干からびてる‥よく聞く話です😱
「え❗こんな隙間から飛び出したの❓」と思われる隙間から飛び出しますので、ホンソメワケベラを飼育されるのであれば、水槽蓋は当然の事ながら、隙間がなるだけないように工夫する必要があります。
⑪ホンソメワケベラのニセモノに要注意
ホンソメワケベラに姿がそっくりな海水魚がいます。その名も「ニセクロスジギンポ」という海水魚です。見分けるのは素人には非常に困難で唯一、口元に若干の違いがある位ですね。
「ホンソメワケベラを水槽に入れてから、他のお魚さんの鱗が剥がれるようになった気がする‥」
はい❗そのお魚さん、ホンソメワケベラではなく、ニセクロスジギンポですよ❗ニセクロスジギンポは、他のお魚さんにクリーナーを、してあげるふりをして近づき、鱗や皮膚を食いちぎるという、悪質な海水魚ですから💥ホンソメワケベラを購入するのであれば、知らない店からネット購入ではなく、信頼できるショップからの購入が安心ですよ✨
まとめ
水槽内に中型から大型の海水魚を飼育されているのであれば、ホンソメワケベラはクリーナー役として大活躍してくれますよ🤗
くれぐれもニセクロスジギンポと間違わないようにご注意を😅
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