皆さんおはようございます🎄ドリ丸です✨
1週間ほど前に新しくドリ丸水槽にお迎えしたチェルブピグミーエンゼルが‥
白点病になりましたぁ～😱
背びれのところに明らかな白点が3個、体表の中央に2個。
しか～し❗😜
もう完治させましたけどね😁海水魚飼育始めたばかりの頃であれば「どうしよう⁉️どうしよう⁉️隔離して治療⁉️薬浴はどれ使う⁉️他のお魚さんにうつったらどうしよう⁉️水槽崩壊したらどうしよう⁉️」慌ててたでしょうねぇ。
皆さんはいかがですか？確かに淡水魚の白点病と違って、海水魚の白点病はかなりやっかいで、最悪⭐にしてしまう事も多いですし、水槽リセットなんて事も考えないといけないからですねぇ。
だからこそ、多くの方々が言われてますように海水魚の場合は、白点病を出さないための予防を徹底して行う必要があります。以前からお伝えしてますが、ドリ丸水槽では殺菌灯➕殺菌筒➕週一の水替えで、殆ど白点病を出さないように維持させてます🤗
新人である、このチェルブピグミーエンゼルは、輸送、環境の変化によるストレスで免疫力が落ちていたんだと思います。
もしも餌付けもまだ出来てなくて白点病になっていたら、ドリ丸も隔離しての薬浴治療に入り、少しは慌てたかもしれません。
しか～し❗このチェルブピグミーエンゼルは、しっかりと餌をバクバク食べていたんですよねぇ。だからこそ、食事療法でいける❗と判断しました✨
白点病治療に食事療法
魚釣りをされたことはありますか？釣ったばかりの魚を触るとパサパサはしてないですよね。ヌルヌルしてませんでしたか？このヌルヌルがお魚さんにとっては、メチャクチャ大切な事なんです✨
①体表粘膜を正常に戻す
体表粘膜とは、お魚さんのヌルヌル（ヌメリ）の事です。あのヌルヌルのおかげで、病気や細菌、傷から自分の身を守っています。釣った魚の体にしっかりとヌルヌル感があるのは、海の中で栄養豊富な餌を食べ、海中に含まれる沢山の有効成分の中で生き、そしてストレスなく広い海を泳ぎ回ってるからなんです。
でも‥水槽ではどうですか？😥人間によって捕まえられ、飛行機や船やトラックで輸送され、今まで住んでいた海とは全く違う人工海水に入れられ、狭い水槽に入れられ、過密な水槽内で他の魚との小競り合いをしてたら、そりゃぁストレス溜まりまくりますよね。ストレスで餌も食べない絶食に陥ったら、体力だって落ちてしまいますよ。
体表粘膜が体力の低下と共に薄くなっていくと、お魚さんを病気や細菌、傷から守っていたバリア機能が失われてしまう訳ですから、当然白点虫からしたらかっこうの餌食になってしまいます😣
ドリ丸水槽で他のお魚さん達には付かない白点虫が、新人のチェルブピグミーエンゼルに付いたのは体表粘膜が低下していたからだと思います。
ただ、この子には幸いな事に食欲があったので、免疫力を上げて体表粘膜を正常に戻してあげる事が出来ました👍
②ラクトフェリン・クロマジェル
～ラクトフェリン～
そもそもラクトフェリンって一体何？と言われる方もいらっしゃると思いますので、まずはラクトフェリンとは何かを簡単にご紹介させて頂きます。
・母乳、涙、汗、唾液などの外分泌液中に含まれる鉄結合性の糖タンパク質。
・強力な抗菌活性を持ち、細菌の増殖を抑制してくれる。
・ラクトフェリンは人、牛の乳から生成されており、特に出産後数日間の母乳にはラクトフェリンが多く含まれている。
確かに人間の赤ちゃんが母乳で育てられる事で、生後3か月位は病気しないとは聞きますもんね。それがラクトフェリンの効果だったとは、ドリ丸も初めて知りました。
～クロマジェル～
クロマジェルはジェル状のバクテリアです。高性能のバクテリアですから、水を綺麗にもしてくれますし、お魚さんにとっても栄養価値の高い餌にもなります🤗
ラクトフェリンは見て頂いたら分かりますが、ミルクの粉みたいな感じです。これをそのまま水槽に投入したら、一気に溶けてしまい、お魚さんが餌として口にすることが出来ないんです。そこで、クロマジェルを加える事で、ジェル状にしてあげ、水槽内での溶解速度をおさえ、お魚さんがちゃんと食べれるようにしてくれます。
③グルガン入りの餌と混ぜる
粒餌にラクトフェリンとクロマジェルを混ぜて与えていくわけですが、その粒餌がグルガン入りであれば、最高に良い食事療法となります👌
～グルガン～
魚の抵抗力を活性化してくれる成分
グルガン入りの粒餌として有名な人工飼料は、やっぱりSURE（シュアー）でしょうね。ドリ丸もつい先日買ったばかりでしたから、ちょうどのタイミングで、白点の付いたチェルブピグミーエンゼルへの食事療法が出来たんで助かりました。
ホントに運が良かったです🤭
もしもSUREが手元になくても、いつも使われている粒餌に、ラクトフェリン、クロマジェルを混ぜて使う事は出来ますから安心して下さい。
④粒餌➕ラクトフェリン➕クロマジェルの特別餌の作り方
さぁ白点が付いたチェルブピグミーエンゼルの為に特別餌を作りましょう。ラクトフェリンとクロマジェルは安いものではないので、こういう時か食欲がなさそうな時位しか使いません。
～準備するもの～
・小さなプラスチック容器・粒餌・ラクトフェリン・クロマジェル・メガバイトで使用していたスプーン（何でもいいので小さなスプーン）
1 容器にスプーン1杯の粒餌を入れる
2 ラクトフェリンをスプーン半分入れる
3 クロマジェルを一滴入れる
4 軽く混ぜ合わせて完成
1日3回、3日間この特別餌を与えます。ドリ丸水槽では普段は2回の餌タイムですが、白点が付いたお魚さんが出た場合は、食事療法でタップリ栄養を与えることで完治させていきますから、1日3回与えるようにしています。
実際、白点も何個かしか付いてなくて食欲もあるお魚さんであれば、この食事療法で1～2日後には白点も見当たらなくなります。3日まで与えるのは、個人的にそうすることで安心するためですから。
ちなみにラクトフェリン入りの餌として、ドリ丸も毎日こちらも他の餌と合わせて与えています。
まとめ
ただしこの食事療法は、あくまでも白点がまだ少ししか付いてない初期症状であること。そしてお魚さんに食欲があることが条件となります。
体中に白点病が発症し、食欲もなさそうであれば、直ちに薬浴治療に入らなければ手遅れになってしまいますから。
昨日までは何もなかったのに、今日いきなり白点が‥なんて事はよくある話ですから、日々の観察はホントに大切ですよね🤗
😄おまけ😄さすがにタニタでしたよ😄
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