皆さんおはようございます✨ドリ丸です🎄
サンゴ飼育を始めて数ヶ月もすれば誰もが思うことでしょう。
「そろそろミドリイシ入れてみようかなぁ😁」

ドリ丸もそうでしたが、サンゴ飼育を始めると数々の先輩アクアリストの方々の水槽をネットや雑誌、ユーチューブで拝見する度に憧れてしまうものですよね😍
すると自分でもサンゴ飼育難易度マックスのミドリイシ飼育にチャレンジしたい❗そう思うのは自然の流れだと思います。
今回は初めてミドリイシを購入されようとする方へ「個体選びのポイント」についてお伝えしていきたいと思います。
丈夫で飼育に失敗しにくいミドリイシの選び方
①ミドリイシを購入する前に
まず始めにミドリイシをお迎えする前に、自分の水槽の水質はしっかりと確認出来ていますか?もし、それすらも知らないようでしたら、どんなミドリイシを入れても即白化したり、長期飼育の可能性はほとんどないでしょう。
「いやいやマメスナも、スタポもナガレハナもしっかりと育ってるからミドリイシもいけるっしょ」

舐めないで下さい❗💥無理です❗💥
ミドリイシを購入される前に下記の項目がせめてクリアーされているかチェックしてみて下さいね。
【ミドリイシが入れられる水質】
・硝酸塩 0~2ppm
・リン酸塩 0~0,2ppm
・pH 8,0~8,2
・KH 8dKH以上
・カルシウム値 420~470ppm
・マグネシウム値 1200~1400ppm
まずはこれを満たしている事が前提となりますので、試薬でしっかりと検査し、足らないようであれば、添加剤、人工海水等で、水質改善をする必要があります。
【使用する試薬】
【数値を上げる為の添加剤や人工海水】
【数値を下げる為のもの】
水質は完璧でも、光の強さ、水流等によっても白化してしまうのがミドリイシなんです😅だからミドリイシがサンゴ飼育の中でも難易度マックスと呼ばれる由縁です。
②並んでいるミドリイシの見るポイント
ショッブの水槽には、それはそれは色鮮やかな各種ミドリイシが並んでいるものです😍
さぁ、初めてのミドリイシどれを買いますか?
「ピビッときたミドリイシを買う❗」
はい、その選び方止めておきましょう💥
ポイント1「浅場系ミドリイシ」
ミドリイシは大きく分けて「浅場系ミドリイシ」と「深場系ミドリイシ」が存在します。初めてのミドリイシと考えると浅場系ミドリイシの方が飼育はしやすいと言われています。多少水質や水流に問題があったとしても、強い光を当ててあげることで状態をキープしやすいからです✨
逆に深場系は、光の調整が難しい為、状態をキープさせる為には、実際に光を当ててみて試行錯誤を繰り返しますので、初めてのミドリイシとなると厳しいかと思います😭
ポイント2【根元を見ること】

サンゴはポリプをしっかり出していたら状態が良い。確かにそれはそうなのですが、ミドリイシはいくらポリプをしっかり出していても、根元が白っぽいものは弱っている可能性があります💥仮に根元から白化が始まっている個体でも、ベテランの方であれば再生させられても、初心者では厳しいです。
根元をしっかり見て共肉で覆われている個体が丈夫で飼育がしやすいミドリイシとなります👌
ポイント3【色にムラがある個体は避ける】
ミドリイシ全体に色ムラがある個体は、共肉が薄い部分があるせいでその様に見えてしまいますから止めておかれた方が良いでしょう💥
色ムラなくしっかり濃い共肉で覆われているミドリイシを選んで下さい👌
ポイント4【傷がある個体は避ける】
まぁこれはミドリイシに限らずサンゴ全般に言える事ですが、どうしても輸送途中で傷や欠けが生じる場合はあります。ミドリイシの場合は、その傷から白化していくパターンも往々にしてありますから避けた方が良いでしょう💥
ポイント5【色はグリーン系を選ぶこと】
赤系、グリーン系、パープル系、ピンク系‥ミドリイシにはホントに数々の色彩があるのですが、初めてのミドリイシでしたら絶対にグリーン系を選んで下さい。
色によって難易度がかなり違うのもミドリイシですから。ドリ丸も以前パステル系ミドリイシはすぐにダメにしました😱後から分かった事ですが、パステル系ミドリイシは超上級者向きだったそうで、当時のドリ丸水槽の機材では到底太刀打ち出来ないミドリイシでした😅
ちなみにピンク系も難しいので気をつけて下さいね💥
グリーン系のスギノキミドリイシや、ウスエダミドリイシは最も飼育がしやすいミドリイシとなります👌


③フラグミドリイシ購入が無難
いきなり何万もするミドリイシを購入してダメにしてしまった時のショックは大きいですよ😭
近年は親株から枝分けされたフラグミドリイシも販売されています。養殖ミドリイシの事ですね。
枝分けですから決して大きくはありませんが、価格も買いやすい値段の為、初めてのミドリイシ飼育でしたら、こちらの方がかなりお勧めです👌
様々な経験を積まれた上で大きなミドリイシにチャレンジされてみてはいかがでしょうか🤗

まとめ
ミドリイシを長期飼育していく為には、水質、光、水流、機材、そして何より経験が物を言います。誰しもが必ずミドリイシ飼育で失敗を経験するものですが、その学びから、ミドリイシ飼育の奥深さに触れ、さらにサンゴ飼育に魅力されていってしまうんですよね🤗
【海水水槽で最も人気な水槽がこちら🤗】
